地域おこし協力隊が結の故郷越前おおのを盛り上げる!【福井嶺北コラムvol.2】

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2025/12/01

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 ふくい嶺北連携中枢都市圏の市町の地域おこし協力隊の活動状況や地域での暮らしの魅力について紹介する読み物記事です。今回は福井県大野市の情報を掲載します。

大野市の紹介

 大野市は福井県の内陸に位置し、石川県と岐阜県とに接しています。福井県で最も面積が大きく、その約9割を森林が占める自然にあふれたまちで、日本百名山の「荒島岳」をはじめ、市街地は四方をぐるりと美しい山々に囲まれています。また、雪の降るまちは水も豊かで、名水百選の「御清水」に代表されるようにまちの至る所から澄んだ水が湧き出ています。水と大地から育まれる農作物は、400年以上前から続く「七間朝市」に今も並び、朝市と同じ頃に整った短冊状のまち並みや、まちを見下ろす「越前大野城」からは歴史的な風情を感じさせます。そんなまちに生きる大野の人々は、今も昔も人と人との支え合い、助け合いの心を大切にし、穏やかで温かい暮らしを営んでいます。

隊員の活動紹介、隊員から見た大野市の魅力①

 大野市では、令和7年10月現在、7名の地域おこし協力隊員がさまざまな分野で活躍しています。その活動内容と、協力隊から見た大野市の魅力を紹介します。

① 望月 詩織(星空を中心としたエコツーリズム業務) 【主な活動内容】 ・星空案内カフェほしのいとの運営 巨大スクリーンで美しい星空の映像が楽しめる癒しの星カフェ「星空案内カフェほしのいと」をオープンしました。星空案内人による解説ショーやイベント企画、星をモチーフにした可愛いメニューづくりなどを行っています。 【大野市の魅力】  日常の中に美しい自然の景色が溶け込んでいることが魅力です。例えば大野市では、街の中からでも綺麗な星空を見ることができます。また自然を大切にし、共生しようとする大野人の文化も素敵だと思います。

② 山本 響(まちなかのにぎわい創出業務) 【主な活動内容】 ・まちの印刷室プロジェクト  印刷を起点としたものづくりを通して新たな文化と交流の拠点を整備しました。大野市の中心である七間通りにある空き家を活用しました。現在年間300人ほどが、ワークショップへの参加、印刷の相談、立ち合いなどで訪れています。 【大野市の魅力】  銭湯や味噌蔵などの老舗と、ゲストハウスやコワーキングスペースなど新しい場が、城下町に共存し、ゆるやかに関係を持ちながら共にまちを形づくっています。

③ 川口 赳司(関係人口創出コーディネーター業務) 【主な活動内容】 ・都市部の大学生を対象にしたインターン企画の実施  大野市には、夏には盆踊り、冬には雪かきなど、豪雪地帯やその地域ならではの生活習慣があります。地域で働きながら、まちづくりの現場や雪国・地域での暮らしを体験してもらうインターン企画を実施し、夏には関東、関西から13名の大学生が1週間ほど大野市に滞在。一部の学生は、インターン後も大野市を訪問してくれています。 【大野市の魅力】  大野市の魅力は、四季の移ろいが山々や名水に映し出される点にあります。こうした自然のリズムに合わせて、人々の暮らしや文化が形づくられてきており、自然を基盤にした営みがあります。

④ 村上 綾(フリーミッション型:子育て支援) 【主な活動内容】 ・子ども向けのイベント企画・運営・実施  幼児から小学生を中心の対象として、月1回以上子ども向けのイベントを実施しています。主催イベントはもちろん、市内で行われる子ども向けのイベントの手伝いや運営にも携わっています。  主催イベントは、「家でも学校でもできない、新たな発見・体験をしにいこう!」というコンセプトに体験教育を軸に探求要素を絡めながら実施。大野市内の子どもたちだけではなく、市外も対象にすることで、大野市へ足を運ぶきっかけづくりにもしています。  来年度からは、サマースクール事業を展開予定です。 【大野市の魅力】 「生きた繋がり」があることです。  何か困ったら必ず誰かが手を差し伸べてくれて、助けてくれる方がいます。活動もあたたかく見守ってくれたり、支援してくださる方も多いです。都市部では希薄になっている人と人との繋がりが、大野市にはあります。

隊員の活動紹介、隊員から見た大野市の魅力②

⑤ 猪口 涼(アウトドア観光プロデュース業務) 【主な活動内容】 ・SORA to DAICHI  六呂師のオートキャンプ場「SORA to DAICHI 」の立ち上げおよび運営責任者として活動しています。 【大野市の魅力】  星空保護区が市の中心地から20分ほどのところにある非常に珍しい場所であり、かつ自然が豊かで食材が安く生活がしやすい土地です。  観光地としては「あまり知られていないところ」が伸び代を感じ、魅力の一つです。

⑥ 菅野 拓也(星空保護区エリアプロデュース業務) 【主な活動内容】 ・六呂師キャンプ場の運営  今年7月にオープンした六呂師キャンプ場『SORA to DAICHI』を運営しています。 主に来客者対応や清掃、施設整備業務を行っています。 【大野市の魅力】   山の方には九頭竜湖、六呂師高原など自然資源が多く、夜には満天の星空を堪能できます。大野市の町に出ると越前大野城や御清水、寺町通など観光資源も豊富です。  新参者の自分にも親しみやすく接してくれる市民の優しさや人々の繋がりなどは大野市の最大の魅力だと感じています。

⑦ 玉井 嘉(大野の森林資源 魅力創出業務) 【主な活動内容】 ・大野市内の森林/山と、地域住民が接する機会のソフト・ハード両面での創出  ゆる森林交流カフェの大野市内外での開催 や山道整備等へ若い人材の誘導などに取り組んでいます。  今後、中山間地域の民宿の再生活用にジョイン予定です。 【大野市の魅力】  大野市は豊かな森と水に恵まれ、力強く生きるあたたかな人たちが暮らす、自然と人が共に生きているまちです。また、四季折々の風景がとても素敵で、日本の豊かさが詰まったまちだと感じています。日本の原風景を感じながらのびのび暮らせます。 

このプロジェクトの地域

福井県

大野市

人口 2.86万人

大野市

ふくい嶺北連携中枢都市圏事務局(福井市役所)が紹介する大野市ってこんなところ!

幸福度日本一を誇り、豊かな自然や食といった魅力のほか、手厚い子育て支援や教育環境が魅力の福井県。  今回紹介する福井県大野市は、福井県で最も面積が大きく、日本百名山の「荒島岳」をはじめ、約9割を森林が占める自然にあふれたまちです。また、名水百選の「御清水」に代表されるようにまちの至る所から澄んだ水が湧き出ており、水と大地から育まれる農作物は、400年以上前から続く「七間朝市」に今も並び、朝市と同じ頃に整った短冊状のまち並みや、まちを見下ろす「越前大野城」からは歴史的な風情を感じさせます。  そんなまちに生きる大野の人々は、今も昔も人と人との支え合い、助け合いの心を大切にし、穏やかで温かい暮らしを営んでいます。

このプロジェクトの作成者

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福井県の嶺北地域の11自治体が所属する共同体です。嶺北地域の11自治体の地域おこし協力隊活動や地域の魅力について紹介いたします。

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