
【地域おこし協力隊】有明海の干潟で遊んで魅力を伝えよう『ガタわく!ナビゲーター』
佐賀県鹿島市より地域おこし協力隊『ガタわく!ナビゲーター』を募集いたします。仕事の舞台は日本最大級の干満差を誇る広大な有明海の干潟(※1)。大自然の中で、毎日ワクワクしながら遊び、かつ学び、その魅力をたくさんの人に伝え広めていく仕事です。
業務内容は大きく3つ。 ① 干潟へのリピーターを増やす仕掛けづくり ② 干潟の取材、情報発信 ③ 市の運営施設である干潟交流館「なな海」への集客
いずれも「ガタわく!」の名称通り、「干潟でワクワク」する人を増やすことを目指して活動していただきます。
イメージしている人物像は次⇩のようになります。 ◎ 自然の中で活動することが好きな方 (泥んこ遊びを前向きに楽しめる!) ◎ 生き物が好きな方 ◎ 子どもたちの「楽しい!」を想像して工夫できる方 ◎ いつも笑って仕事をしていたい方 ◎ 自然ゆたかな地域で暮らしたい方
「それは私です!」という方は、ぜひご応募いただければと思います。
東側は有明海、西側は多良岳山系に囲まれた地域固有の自然環境を育む鹿島市より、地域を愛する人たちの熱い想いに共感を寄せてくれる方をお待ちしております。担当は鹿島市商工観光課の伊東です。よろしくお願いいたします。
(※1)干潟:潮の干満で現れる泥や砂の広がる場所。特徴的な地形が独特の生態系を育んでいる。
干潟の魅力にワクワクする人を増やす仕事⇦あなたなら何をする?
鹿島市には、有明海がもたらしてくれる貴重な恵みがたくさんあります。佐賀の海苔。牡蠣小屋。珍獣ムツゴロウ。エイリアンとも呼ばれるワラスボ。そして大人も子どもも泥んこになって遊ぶ、干潟の大運動会『ガタリンピック』。
日本全国、他に類のない固有の魅力を発信するため鹿島市は2019年4月、干潟交流館『なな海』をオープンしました。なな海は、有明海を一望できる体験施設です。館内には有明海に固有の生物を展示するミニ水族館があり、学習室では自然観察会、環境教室などのイベントも開催しています。
しかし課題は、集客力。干潟や交流館の魅力発信や集客増につながる取り組みを更に強化する必要があります。
そこで協力隊となるあなたにご協力をお願いしたいのが、 ・まずは地域の外から来た人として干潟の魅力を新鮮な気持ちで体験していただき、 ・ワクワクしたこと学んだことを、施設展示やSNSなどで情報発信(ナビゲート)しながら、 ・地域の方々と連携しつつ、なな海の施設を活かして地域密着のイベントを開催していく。 ことです。
たとえば、ミニ水族館での企画水槽展示。近隣の小学校などへの出張水族館。干潟動画作成など、有明海の干潟をPRするための事業は様々に考えられます。隣接する道の駅鹿島(の経営団体)では、本来は一年一度の開催だったガタリンピックを修学旅行や社員旅行向けの『ミニガタリンピック』という観光商品に発展させ、新たな集客を生み出すことにも成功しています。 干潟のPR、地域の活性化につながることであれば、できることは無数でアイデア次第です。地域の方々と学びあい協力しあいながら、干潟でワクワクする人を増やしていく。その活動に、あなたの得意なこと、関心があることを活かしていただければと思います。


ナビゲーターとして、干潟で自ら遊び、その楽しさを広めていく
地域おこし協力隊としての仕事、3年間の過ごし方(例)を一緒に見ていきましょう。
◯ 1 日の流れ 8時30分~9時30分 市役所に出勤、朝礼 9時00分〜12時00分 干潟交流館へ移動、A)生物の日常など動画撮影 / B)干潟体験業務のサポート 13時00分~16時00分 A) 動画編集 / B) 来館者へ生物ガイド 16時00分〜16時30分 事務作業、退勤 (市役所)
◯ 1週間のイメージ (月曜日)担当課MTG、生物維持管理 (火曜日)ミニ水族館の生物動画撮影 (水曜日)干潟体験業務のサポート (木曜日)干潟について学習、展示内容の検討 (金曜日)動画編集、SNS投稿 (土曜日)休み (日曜日)休み ※土日祝のイベント対応あり。その場合、他の曜日に休みを振替相談させていただきます。
◯ 3年間のイメージ (1年目)最初の半年は干潟・干潟交流館に慣れる。干潟、ミニ水族館の特徴、干潟体験業務を知る。 干潟に入って、自分自身が楽しむ。干潟を体験してもらう機会を小さくつくる。 (2年目)夏場に干潟に入って楽しむイベントを企画実施する。 ミニ水族館でガイドをする。集客増加につながる展示を企画制作する。 (3年目)来館者の満足度が上がるコンテンツを想定し、イベントを実施する。 ミニ水族館や干潟の楽しみ方が伝わる動画を作成する。 ※いずれも状況に応じて協議しながら、より具体的な内容を決定していきたいと考えています。
◯ 退任後のイメージ ▽就職パターン ・任期中につながった地元企業への就職 ・干潟交流館や道の駅鹿島への就業 ▽起業または個人事業主パターン 佐賀での地域おこし協力隊OBOGは、複数の生業を掛け合わせ独立する方が多い傾向です。 ・干潟のインストラクターなど
◯ 拠点は?働き方は? 鹿島市役所の商工観光課にデスクが置かれます。また、干潟交流館「なな海」にも事務室があり、こちらも作業スペースとして活用いただけます。魅力発信の素材集めとして屋外で活動する時間が多くなる点はご承知おきください。
◯ 一緒に仕事をする仲間は? 干潟交流館の職員と、展示やイベント開催に関して協力作業を行うことになります。また、道の駅鹿島とは干潟体験のサポートに入る形で、指導や協力をいただくことになります。加えて本企画と同じ時期に、鹿島市では他2企画2名の地域おこし協力隊も着任します。業務内容は異なりますが移住されてくるあなたにとってもその点、心強いかと思います。
◯ 3年間で向上する能力、キャリアにつながる経験は? ・海や自然、特に干潟という特殊な環境に対する知識と経験 ・イベントの企画、運営の経験 ・地域活性化に関わる広報活動の経験 ・コミュニケーション能力、協働する力 ・鹿島市での人脈の広がり など


募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
ナビゲーターとして、干潟で自ら遊び、その楽しさを広めていく
まずは、ご自身が干潟で遊んでいただくこと。泥んこに入りながら、隣接する道の駅鹿島の職員はじめ、干潟で働く人、干潟で遊び学びたい人など、地域の方々と関係づくりをしていくことを始めていただければと思います。
① リピーターを増やす仕掛けづくり 干潟に触れ合い、遊びながら干潟の魅力を体感、体験、発見する。 ・干潟体験、サポート (ガタ競技など) ・ 干潟交流館の来館者へ生物ガイド 実施期間と頻度:干潟体験は、5月下旬から10月末に実施。 ※着任1カ月後を目安に干潟体験を開始します ※イベントや企画は、できることから小さくスタート
② 取材、情報発信 ・体験、取材した内容(動画や写真)をSNSで投稿 ※動画は専門的な撮影や編集は求めていません。 ※使用するSNSについてはご相談させていただきます。 <取材イメージ> ※参考 ・生き物の日常・干潟の活動や遊び方など
③ 道の駅鹿島から干潟交流館への誘導 ・案内板などの制作
<必須スキル> ◎ パソコンの基本的な操作 (オフィスソフト、SNSの投稿など) ◎ 最低限の書類作成スキル (報告書や企画書など) ◎ 普通自動車免許(AT限定可)
<こういう人に向いている> ◎ 自然や海の生き物に興味がある ◎ 屋外活動に対応できる体力がある ◎ 人と触れ合うことが好き (幅広い年齢層の来場者に話しかけられる) ◎ 協調性がある (担当課、地元関係者との関係性) ◎ SNSの基本的な知識、経験がある
<歓迎スキル> ◯ 動画撮影、編集の経験がある ◯ SNSのフォロワーがそれなりにいる (頻繁に投稿することができる) ◯ イベントの企画運営の経験がある ◯ 展示物作成の経験がある (学習用、店頭POP広告など) ◯ 海や生き物について学んだ経験がある
月額20万9,923円 (別途、期末手当と家賃補助の支給あり)
◼️待遇・福利厚生 (1)社会保険(共済組合、厚生年金)、雇用保険に加入します。 ※自己負担があります。 (2)年次有給休暇は、市の規定に準じます。 (3)活動に使用するパソコン等は、市が貸与します。 (4)活動に使用する車両は、公用車を使用することができます。 ※ただし、活動以外での使用はできません。 (5)活動に必要な消耗品等は、予算の範囲内で市が提供します。 (6)研修への参加に係る旅費及び負担金は、予算の範囲内で市が負担します。 ◼️勤務時間 1日当たり7時間勤務:午前8時30分~午後4時30分(休憩は正午~午後1時) 週5日:月曜日~日曜日 ※活動内容により休日や時間外勤務もあります。 ◼️任用形態・期間 (1)鹿島市の会計年度任用職員として鹿島市長が任用(採用)します。 (2)任用の開始時期は任用内定者と協議のうえ決定し、任期は採用年度の年度末(3月31日)までとします。その後は市が認めた場合は、任用期間を最長3年まで延長します。 (3)市が協力隊員としてふさわしくないと判断した場合には、任用期間中であってもその職を免ずることができるものとします。
住所
連絡先
〔一次選考〕 書類選考の上、合否を文章で通知します。 〔二次選考〕 一次選考合格者を対象に、2泊3日のおためし地域おこし協力隊に参加いただき、現地(鹿島市内)で実施します。 〔おためし地域おこし協力隊〕 日 時:令和8年2月10日(火)~12日(木)(2泊3日) 場 所:鹿島市内 内 容:(予定)鹿島市の案内・地域交流・面接 ※二次選考に要する交通費等は個人負担とします。 ※宿泊施設は市が手配し、代金の個人負担はありません。
〔応募〕 まずは「応募したい」ボタンをお願いいたします。 必要書類を下記よりダウンロードし、郵送またはメールでご提出ください。 〔募集詳細・応募申込書・提出先はこちら〕 ▷募集記事(佐賀県地域おこし協力隊ネットワークHP) https://saga-kyoryokutai.net/bosyu/r7_kashima_gatawaku/ ▷市HP
+++おわりに+++ ご覧くださりありがとうございます。皆様とお会いできることを楽しみにしております!
鹿島市役所 産業部 商工観光課 観光振興係(担当:川原・伊東)
このプロジェクトの地域

鹿島市
人口 2.69万人

鹿島市役所が紹介する鹿島市ってこんなところ!
\ 伝統でつながる、まつりごとの町 /
佐賀県鹿島市の特徴には、 ・有明海の広大な干潟 (海苔、牡蠣、カニ、ムツゴロウなど、さまざまな海産品) ・干潟由来の肥沃な土と、山間地の地勢を活かした農作物 (米、みかんなど) ・九州屈指の酒どころ (鹿島酒蔵ツーリズムなどが観光客に人気) ・祐徳稲荷神社の初詣や例大祭をはじめ大小さまざまのお祭りが地区単位で続き結束が固い などがあります。美しい海、平野、山の景色。そして支えあい助けあう人と人。地域移住に夢見た条件の、多くが手に入りそうな地域です。
\ 移住者の受け入れについて / 車で、佐賀市まで50分。長崎市まで60分。博多まで80分。大きな都市までのロケーションも不便がなく、ほどよい田舎として住みやすい地域です。 近年は、重要伝統的建造物群保存地区に指定された「浜宿の酒蔵通り」を中心に移住者同士が集まるコミュニティが形成されており、新参の「移住者」にも住みやすそうです。

















