【副業兼業/食品の品質改善・強化のプロ募集！】“世界一のミルク”を目指す館山の牧場です！

須藤牧場さんは、家族経営からスタートし、現在は乳牛100頭以上を飼育しながら、乳製品の製造・販売までを一貫して行う体制を築いてきました。品質の高さは国内でも評価が高く、関東生乳品質改善共励会での最優秀賞受賞をはじめ、多くの賞を獲得しています。

こうした評価の背景には、「生乳を最高の状態で届けたい」という強い想いがあります。しかし同時に、ヒット商品の増加や取引先拡大により、工場での製造量が年々増加し、製造品目も多様化。 現在の工場は増築を重ねて大きくしてきた経緯があり、動線や設備配置は整っているとは言えません。製造部は20代が中心で、メンバーは一生懸命取り組んでいますが、食品安全マネジメントの体系的な経験を持つ人材がいないため、FSSC22000取得に必要なレベルまで現場を引き上げるのに壁がある状態です。

そこで、外部の力を借りて品質管理体制をしっかり整えることが必須になりました。 副業で来ていただく方には、現場と同じ目線に立ちながら、衛生ルールづくり・記録体制・教育方法・工場改善まで幅広く伴走してもらうことを期待しています。 また、5年以内に新工場を建設する構想もあり、今の段階から「あるべき基準」を定めておくことが後々の大きな財産になるため、まさに今が体制づくりの“重要なタイミング”です。

牧場という自然豊かな環境で、若いチームが前向きに挑戦している現場は、食品安全のプロにとってもやりがいのあるフィールド。 「現場と一緒に成長していく」という価値観を持つ方にこそ、ぜひ力を貸していただきたい背景があります。

須藤牧場さんでの副業兼業での働き方は、次のような“働く人の期待”に応えられる環境です。

まず、「自然の中で働く時間を持ちたい」という期待。館山は海と山に囲まれた穏やかなまちで、牧場の周りには広い空と牧草地が広がります。都市部の仕事とは違う空気の中で、心が整うような時間を持ちながら働くことができます。

次に、「現場の成長に寄り添い、成果が見える仕事をしたい」という期待。 製造部は20代中心の若いチームで、「もっとよくしたい」という意欲にあふれています。ただ、体系的な品質管理の経験がないため、プロの視点が入ることで大きく変わる領域が多く残っています。あなたの経験によって現場の衛生意識や手順が変わり、事故リスクが減り、品質が安定する——その成果を実感しやすい環境です。

また、「副業兼業で地域や一次産業に関わりたい」という期待にも応えられます。 生活の拠点は都市部に置いたまま、週1〜2日だけ館山に通って貢献できるスタイルは、無理なく地域と関われる働き方です。食育や環境配慮に力を入れる須藤牧場さんの姿勢に共感して、「自分も未来の酪農に貢献したい」と感じる方にとって、やりがいのある関わり方になるはずです。

最後に、「自分の専門性を活かしながら新しいチャレンジもしたい」という期待。 FSSC取得に向けた体制づくり、新工場構想への助言、若手育成など、多面的なテーマに取り組めるため、これまでの経験を“棚卸ししながら活かせる”環境があります。机上ではなく現場の温度感に触れられることで、専門職としての面白さを感じられるはずです。