
能登半島のさいはてで素朴な灰黒色が美しい「珠洲焼」の作家を目指しませんか?
開催日程:
2025/12/10 04:59 ~ 2026/03/20 14:59
最新情報
「興味ある」が押されました!
2025/12/16「興味ある」が押されました!
2025/12/16令和8年度珠洲市陶芸センター珠洲焼基礎研修課程研修生募集!
能登半島のさいはて・珠洲(すず)市でつくられる、「珠洲焼」をご存知でしょうか?
珠洲焼は、かつて全国各地に広まった中世日本を代表する焼き物のひとつですが、15世紀の戦国時代に忽然と姿を消してしまったことから「幻の古陶」と呼ばれています。その後、地元住民の尽力により、約500年の時を経て、昭和後期に復興されました。
珠洲焼の魅力はなんといっても、釉薬を使わず高温で焼締める作り方からうまれる、灰黒色の落ち着いた美しさ。
珠洲焼のふるさと・日本海に突き出た能登半島の最先端にある珠洲市は、決して生活の便がいい場所とは言えませんが、世界農業遺産に認定されるほどの豊かな里山里海に囲まれ、特徴的な伝統文化が根付いています。また、こうした地域の自然や文化、人々の暮らしの魅力をアートで再発見する「奥能登国際芸術祭」も2017年と2021年、そして2023年に開催しています。
そんな、たくさんのインスピレーションを得られそうな創作活動にもぴったりの場所で、「珠洲焼」作家を目指しませんか?
気になる方は「興味ある」または「応募したい」ボタンをクリックして 下記サイトをご確認ください。
▼詳細はこちらをチェック! https://www.city.suzu.lg.jp/soshiki/7/7748.html
500年の時を経て甦った「幻の古陶」
珠洲焼は、12世紀後半から15世紀末にかけて現在の珠洲市周辺でつくられた、中世の日本を代表する焼き物のひとつです。一時は、日本列島の四分の一を商圏とするまでになりましたが、15世紀後半に急速に衰え、まもなく途絶えてしまいました。 その後、調査や研究が進むとともに、「幻の古陶をなんとかこの地に復活させたい」と願う地元住民の情熱により、昭和53年、約500年の時を経て珠洲焼は甦りました。
珠洲焼の特色は、鉄分を多く含む珠洲の土を使って成形し、それを1200度以上の高温で焼く「還元焔燻べ焼き(かんげんえんくすべやき)」という技法で焼き上げる点にあります。コーティングの役割を果たす釉薬は使わず、高温で溶けた灰が自然の釉薬となり、素地も炭化して珠洲焼独自の灰黒色の艶を生み出すのです。
また珠洲焼の器は、お酒の雑味を緩和したり、ビールの泡立ちをきめ細やかにしたり、水の浄化機能があったりと、酒器や花器として機能的にも優れています。 近年では、和食だけでなく、フレンチやイタリアンで使われることも増えているそうです。
このように深い魅力をもつ珠洲焼ですが、現在若い作家が少なく、次世代の担い手育成が課題となっています。 せっかく500年の時を経て復興したのに、このままでは再び「幻の古陶」になってしまうかもしれません。
【参考】珠洲焼 https://suzuware.info/


珠洲焼を受け継ぐ人募集!体験から本格的な研修まで!
市内には、作陶技術の習得や陶工の自立を支援する施設「珠洲市陶芸センター」があります。
▼珠洲市陶芸センター https://www.city.suzu.lg.jp/sangyosinko/tougei_c2.html
ここでは、気軽に陶芸体験ができる他、より本格的に作陶技術を学びたい方向けに、2年間の研修制度「珠洲焼基礎研修課程」を設けています。
作陶のための施設も環境も充実している珠洲市。
- 田舎暮らしをしながら地域の伝統工芸を受け継ぎたい。
- 創作意欲溢れる自然豊かな環境で、ものづくりに没頭したい。
そんな人にはぴったりではないでしょうか。


募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
令和8年度珠洲市陶芸センター珠洲焼基礎研修課程研修生募集!
2025/12/10 04:59 〜 2026/03/20 14:59
研修期間 令和8年5月~令和10年3月 研修時間:毎週火曜日~日曜日(9時~17時) 休日:月曜日・祝日の翌日・年末年始(12月29日~1月3日)
受講料 月額5,500円 (施設使用料・材料費・共同作業費などを含む)
詳細は公式サイトをチェック! https://www.city.suzu.lg.jp/soshiki/7/7748.html
珠洲市陶芸センター
このプロジェクトの地域

珠洲市
人口 1.13万人

すず里山里海移住フロントが紹介する珠洲市ってこんなところ!
開放的な海と空の風景が広がる珠洲市。
日本海に突き出た能登半島の最先端にあり、里山里海とともに生きる人々の「いとなみ」が今も息づくまちです。また、大学との連携による「能登里山里海SDGsマイスタープログラム」など、持続可能な未来に向けた新たな取り組みも積極的に進めてきました。
令和6年に発生した能登半島地震と奥能登豪雨により、市内全域が大きな被害を受けましたが、全国から支援に来てくれる仲間とともに、魅力ある最先端の復興に向けた取り組みを進めています。



















