
「若狭ワーク&ライフ協同組合」が目指す、若狭町の“マルチワーク”という働き方
公開日:2026/01/19 04:40
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2026/01/21「興味ある」が押されました!
2026/01/21「若狭町で暮らしてみたい。でも仕事が見つかるか不安」。移住検討者がぶつかりやすいこの壁に、地域側から答えを出そうとしているのが、若狭町で立ち上げ準備が進む「若狭ワーク&ライフ協同組合」です。
繁忙期が異なる事業所を組み合わせ、数か月ごとに働き先を変えながら、通年で安定した雇用をつくる“マルチワーク”。発起人の一人であり、常神(つねがみ)半島で温泉宿「岡三屋 彩かさね」を営む岡勝之さんに、立ち上げの背景から若狭町らしい魅力、そしてこれからの展望まで聞いてみました。
【岡勝之さんプロフィール 】 常神半島にある天然温泉宿「岡三屋 彩かさね」経営。若狭町・杓子出身。料理修業のため名古屋・長野へ行き、帰郷後に宿を開業(26年目)。商工会青年部長なども務め、地域のネットワークを活かして協同組合設立に尽力。観光業の季節変動と人材不足を背景に、協同組合の代表として“地域で人を育て、確保する仕組みづくり”を進めている。
岡さんインタビュー①【若狭ワーク&ライフ協同組合について】
≪Q1.そもそも、協同組合を立ち上げようと思った「きっかけ」は?≫ いちばん大きいのは、人材不足がはっきり目に見えるようになってきたことです。私の宿は秋冬が繁忙期、別の事業所は夏が忙しい。だから、季節ごとに「今だけ人が足りない」が起きるんですね。でも、それぞれの事業所が通年で人を雇うのは難しい。 そこで、繁忙期が違う仕事を組み合わせて、地域として“通年で雇える形”をつくれないか、という話になり、「マルチワーク」という仕組みにたどり着きました。約3年前のことです。 さらに、地域の教育委員などを務める中で人口減少や少子化の現実も見えてきました。働く人を受け入れながら、若狭町の魅力を伝えて、移住にもつなげていけないか。そういう思いも重なって、動き出しました。
≪Q2.岡さんの宿では、どんな“人手不足”が起きていますか?≫ うちは社員は5人で、あとはパートさんで回しています。今の時期から満室が続くので、安定して人が欲しい。 ただ、長年支えてくれたパートさんたちも高齢になってきて、新しい人がなかなか入ってこない。これは観光業だけじゃなく、町全体で起きていることだと思います。だからこそ、今回の取り組みはちょうどいいタイミングだと感じています。
≪Q3.若狭町のどんな特性が、マルチワークという働き方に合っていると感じていますか?≫ たとえば梅農家さんは収穫や干す時期、剪定などで忙しさが変わる。米農家さんも田植えと稲刈りの時期は人手がいる。観光業も季節で波がある。若狭町は季節変動のある仕事が多いんです。だから、仕事を組み合わせて通年化する発想がマッチしやすいと思っています。商工会のつながりでいろんな業種の方と話す中で、同じ悩みを抱えている事業者が本当に多いとわかりました。
≪Q4.組合には、今後どんな業種が参加しそうですか? ≫ 季節変動のある観光業や農業だけでなく、通年で人手が必要な事業所にも声をかけています。若狭町の中央部にある上中(かみなか)地域の「若狭テクノバレー」(若狭中核工業団地)内の食品製造業さん、家具加工業さんにもお話したところ、「移住にもつながるのがいいね」と賛同していただいています。今後も様々な業種の企業や事業所に声をかけて、通年で安定して働ける環境を整え、働く側も安心できる形をつくっていきたいですね。
≪Q5.受け入れ事業者に求める姿勢はありますか?≫ 発起人みんなで話したのは、「若狭町の将来を見据えて、来てくれた人に地域の魅力を伝えられる事業所であること」が大事だということです。 時給の面でも、働く側が納得できる条件をつくっていきます。単なる派遣事業ではなく、若狭町を知ってもらい、好きになってもらうこと。その先に移住・定住があればうれしいです。
≪Q6.マルチワークの先にはどのようなキャリアパスがあるのでしょうか。≫ マルチワークは、ひとつの仕事を極めるための制度というより、地域の中で自分に合う仕事や居場所を見つけるための入口だと考えています。 専門性が必要な業務もあるため、マルチワーカーの特性に合わせた仕事設計は欠かせませんが、若い人や地域外の人が入ることで、現場に新しい風が吹くことを私たちは期待しています。実際に、相性の良い職場に出会って正社員になる、地域で独立する。そんなキャリアの広がり方も大歓迎です。


岡さんインタビュー②【若狭町について】
≪Q7.若狭町って、住む場所としてどんなところですか?≫ 自然が豊かなことが一番です。商売をしていると食材が豊富なのもありがたい。人柄で言うと、世話焼きが多く、一度入り込むと家族的な温かさがあります。 もちろん、車がないと不便なこと、雪の除雪が年に数回あることなど、苦労する面もあります。だからこそ、ミスマッチを減らすための“丁寧なマッチング”が大事だと思っています。
≪Q8.来た人への暮らしのサポートもありますか?≫ 仕事だけでなく暮らしの面でも、できる限り伴走していきたいと考えています。若狭町に来てもらった後は、まず住まいの確保をはじめ、病院や学校、買い物先、海や自然の遊び場など、生活に必要な情報を一つひとつ共有していきます。同時に、「どんな働き方をしたいのか」「どんな暮らしを思い描いているのか」を丁寧にヒアリングしながら、事業所とのマッチングや仕事の組み立てを進めていきます。 事務局の役割は、言ってみれば「ちょっとおせっかいな近所の人」のような存在。困ったときに声をかけてもらえる関係を大切にしたいと思っています。 また、食事会など人と人が自然につながる場もつくりながら、仕事も暮らしも無理なく地域に溶け込めるようサポートしていく予定です。
≪Q9.最後に、「若狭ワーク&ライフ協同組合」で、どんな未来をつくりたいですか? ≫ この地域に人が入ってくれたらいい。その一点です。 働く場所があることで、若狭町で暮らす選択肢が現実になる。マルチワークは、いろんな仕事を経験して、人脈が広がり、自然と地域に溶け込める働き方でもあります。もし若狭町を離れて別の地域に行っても、その力はきっと生きる。 そして、若狭町にとっては、担い手不足で続けるのが難しくなっている祭りや、定置網漁のような共同作業、資源保護の活動も含めて、次の世代につないでいく力になるはずです。「働く」を入口に、若狭町の暮らしそのものを一緒につくっていける仲間が増えたらうれしいですね。


若狭ワーク&ライフ協同組合でできること
若狭町の複数の事業所(観光・農業・製造など)を組み合わせ、季節ごとに働き先を変えながら、通年で安定して働けるしくみをつくります。 「移住して働く」を、いきなり一社に決めなくてもいい。まずは地域に入り、仕事と暮らしを確かめながら、自分に合う道を見つけていく。そんな入口としての“マルチワーク”を用意しています。
~~こんな人におすすめ ~~ ・自然のそばで暮らしながら働きたい(海・山・湖・川が近い環境) ・いきなり転職・移住を決めるのが不安で、まずは試してみたい ・ひとつの会社に固定されるより、季節で働き方を変えたい ・接客や人との関わりが好き、会話のある仕事が向いている ・地域の人と顔見知りになりながら、暮らしをつくっていきたい ・将来的に、若狭町で定住・正社員・独立も視野に入れている ・家族での移住も含め、子育て環境も重視している(相談しながら設計できます)
WWL公式サイトへリンク (http://wwwl.jp)


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