
NPO法人 × 地域おこし協力隊で実践する、地域に根ざしたまちづくり
最新情報
「興味ある」が押されました!
2026/02/02「興味ある」が押されました!
2026/02/02滋賀県 犬上郡多賀町 大滝地域を拠点に活動するNPO法人おおたき里づくりネットワークは、地域おこし協力隊が主体となって活動しています。 中心となって事業を展開しています。 NPO法人の運営に地域おこし協力隊が深く関わるこの形は、全国的にもめずらしい取り組みです。 本コラムでは、地域おこし協力隊とは何か、そしてNPO法人おおたき里づくりネットワークでどのような活動をしているのかをご紹介します。
(執筆:NPO法人おおたき里づくりネットワーク スタッフ)
そもそも、地域おこし協力隊とは?
地域おこし協力隊とは、2009年度から総務省が実施する制度です。 1〜3年間、都市部から過疎化の進む地域に移住した「協力隊員」が自治体の委嘱を受け地域の問題解決や活性化のための活動(町おこし・村おこし)に携わります。
活動内容は地域によって異なりますが、農林水産業など一次産業への従事をはじめ、特産物を活かした商品開発、デジタル化などの住民の生活支援、交流の場づくりなど多岐にわたります。
ー 公益社団法人 ふるさと回帰・移住交流推進機構(JOIN-FURUSATO)より (https://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/about.html)
全国で活動する地域おこし協力隊の多くは、地域から与えられたミッションに対して、個人で取り組む形が一般的です。 一方、NPO法人おおたき里づくりネットワークで活動する地域おこし協力隊は、「多賀町地域おこし協力隊」として委嘱された後、NPO法人の理念を共有し、法人の事業に主体的に関わりながら活動しています。 事業として取り組むことで、活動の積み重ねや継続につなげていける点も、この取り組みの特徴です。
NPO法人おおたき里づくりネットワークの活動
NPO法人おおたき里づくりネットワークは、2022年6月に設立されました。 「多賀町大滝の地域課題の解決、地域資源の発見・活用、地域魅力の創造・発信を通じて、地域の元気づくり、健康づくり、交流等を行い、持続可能な地域づくりの推進に 寄与する」ことを目的としています。
2026年2月現在、3名の地域おこし協力隊が在籍し、それぞれ担当分野に分かれて事業に取り組んでいます。 これまでに2名が任期を終えて卒業しました。 1名は多賀町定住支援員として引き続きNPO法人の活動に関わり、 もう1名は、協力隊時代から取り組んでいたお酒づくりを継続するため、株式会社おおたき里づくり研究所を立ち上げて、薬草酒「里和浸酒(さとのわしんしゅ)」の製造・販売をおこなっています。
NPO法人おおたき里づくりネットワークでは、以下の8つの事業を展開しています。
(1) 地域の元気づくり・健康づくり事業 (2) 地域における居場所づくり事業 (3) 地域内外の交流事業 (4) 移送サービス事業 (5) 地域の資源を活かした地域商社事業 (6) 地域活動の各種支援事業 (7) 空き家・空地活用、施設管理・運営事業 (8) 情報発信事業
各事業では、地域おこし協力隊が企画・運営・実務を担いながら、地域の方と協力して活動しています。 お弁当づくりや子ども向けイベント、地域交流の場づくり、買い物支援、空き家改修など、日々の暮らしに寄り添う取り組みを積み重ねています。
詳しくはホームページをご覧ください ▶︎ https://www.ootaki-svn.net/


多賀町と地域おこし協力隊のこれから
これらの事業は、地域の方々の理解と協力があってこそ成り立っています。 まちづくりは、そこに住む人の参加なしには進めることができません。
よそ者・若者だからこそできることもあれば、戸惑わせてしまうこともあります。 それでも、温かく見守り、時には厳しく教えてくださる地域の方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。
多賀町では、NPO法人おおたき里づくりネットワークに所属する協力隊員以外にも、地域おこし協力隊がそれぞれの立場で活動しています。 少子高齢化が進むなかで、地域の担い手を増やすこと、そして協力隊卒業後の働き方や暮らしをどうつくっていくかは、今後の大きな課題です。
地域での雇用を生み出し、地域が元気になること。 そして、全校児童39人(2025年度)、1学年1クラスという小規模ならではの、 先生や地域との距離が近く、学年を越えて子どもたちがのびのびと育つ大滝小学校が、 これからも地域の中で大切に守られていくよう、 地域とともに一歩ずつ取り組みを続けていきたいと考えています。


このプロジェクトの地域

多賀町
人口 0.64万人

多賀町企画課が紹介する多賀町ってこんなところ!
多賀町富之尾の大瀧神社横を流れる犬上川、写真の大蛇ヶ淵には大蛇が住んでいたという伝承「小石丸伝説」があります。
その昔、「稲依別王命」が「小石丸」という忠犬を連れて猟をされていました。しかしミコトがお疲れになって休んでいると、小石丸がけたたましく吠え立てます。ミコトがやかましい!となだめるも吠え立てます。ミコトは腹を立てて、犬の首を跳ね飛ばしてしまいました。ところが、跳ね飛ばされた小石丸の首は大蛇の喉に噛みつきミコトを救われました。
ところで、「小石丸」の子孫「鎮平六」が丹波篠山市でバケモノ退治をしたという伝説があることを知りました。「近江の国の犬上郡に鎮平六という犬がおって、バケモノを退治してくれる」という神のお告げがあり、かり出されて犬飼村の大歳神社へ行ったという。 近江の豪族が、古代水利などを治め、各地を治めていった歴史的背景が民話からうかがえます。
















