
【勝浦】お寺がつなぐ、空き家再生プロジェクト ― 「江澤邸で桜を見る会」から始まったこと
開催日程:
12026/04/09 10:30 ~ 2026/04/09 11:30
22026/04/25 09:00 ~ 2026/04/25 11:00
最新情報
「興味ある」が押されました!
2026/03/19「興味ある」が押されました!
2026/03/19東京駅から特急で90分。 かつお漁の活気と、430年以上続く朝市で知られる港町・勝浦。山と海に囲まれ、自然とともにある暮らしが今も息づく町です。
この町で今、お寺を起点に、空き家を未来へつなぐ新しいプロジェクトが動き始めています。 人口減少と高齢化は千葉県内でもトップクラスのまち。空き家率は47.1%と、全国平均の約3倍という現実もあります。それでも、この町にはまだ可能性がある。そう信じて、私たちはこれまで活動を続けてきました。そんな勝浦で、ひとつの出来事がありました。
ー「江澤邸」で桜を見る会ー 長らく空き家となっていた「江澤邸」。 明治期に建てられ、130年近く守られてきた網元の家です。かつてはこの地域の漁業を支え、多くの人が行き交い、暮らしが息づいていた場所でした。勝浦の海とともにあった時間が、この家には静かに積み重なっています。 今では再生が不可能になってしまった。この江澤邸を舞台に、「桜を見る会」を開催しました。
桜が咲く庭に、地域の人、行政、建築家、起業家、そして県外からの参加者が集まり、 「この場所をどう未来につないでいくか」ひいては、勝浦の街の未来を語り合う時間。 ただのお花見ではない、何かが静かに動き出した一日でした。
※江澤邸については、こちら→https://ura410.wordpress.com/wp-content/uploads/2021/03/e6b19fe6bea4e982b8.pdf
この町の未来を、誰が守るのか
申し遅れましたが、私は勝浦にある妙海寺の住職、佐々木教道です。勝浦で生まれ育ち、一度は東京へ出ましたが、実家のお寺に戻ったとき、強い危機感を抱きました。
「このままでは、お寺も町も消えてしまう」
お寺とは本来、100年、200年という長い時間軸で物事を考える場所です。 効率やスピードが重視される今の時代に、100年後のこの町の景色を誰が守るのか。 その問いに対して、私はこう考えるようになりました。
「その責任を、私たちお寺が引き受けられるのではないか」 「宗教の枠を超えて、“地域のハブ”として役に立てないか。」
そんな想いから、地域の魅力を伝えるための「寺市」を企画したり、空き家を活用した民泊の取り組みを始めたりと、少しずつ、できることから動いてきました。 そんな中、地域の方・お檀家の方々から、空き家に関する相談が数多く寄せられていました。 使われなくなった家をどうするか。 手入れができなくなった土地をどうするか。 そうした声を受けながら、私は次第に、お寺は供養の場であるだけでなく、地域の中で別の役割も持てるのではないかと考えるようになりました。
今回の「桜を見る会」も、その延長線上にある取り組みです。130年守られてきた「江澤邸」それを見守ってきた桜をみながら、勝浦の未来を語る会です。 街歩きでは、地域のキーパーソンやお店を訪ね、勝浦の暮らしや歴史に触れてもらいました。 夜には妙海寺で交流会を行い、江澤邸の利活用だけでなく、勝浦の空き家や地域の未来について、さまざまな意見が交わされました。 印象的だったのは、立場も背景も違う人たちが、同じ場所を囲んでいたことです。教える人と学ぶ人でもなく、受け入れる側と来訪者でもなく、 ただ「一緒に考える関係」がそこにありました。 ただ一方で、ひとつの現実にも向き合うことになりました。 江澤邸は、建物の状態から再生が難しい可能性が高く、「活かす」だけでなく、「終わらせる」という選択も含めて考える必要が出てきたのです。
そこで出てきたのが、 「解体をワークショップとして行い、建物の供養をお寺として見届けることはできないか」というアイデアでした。
壊すこと=終わり ではなく、きちんと向き合い、手放し、次へつなぐ。 そのプロセス自体に意味があるのではないかと感じています。そして今、この流れの中から、新たな動きが生まれています。
「寺市」についてはこちら→https://youtu.be/j5dumGQkGyM?si=ZCFjgduo9YMl9Ovb


旅と暮らしの「あいだ」をつくる ─ コミュニティアパート構想
この「桜を見る会」をきっかけに、勝浦の中でも少しずつ変化が起き始めました。「空き家をなんとかしよう」という機運が高まり、 現地での確認や利活用の相談など、具体的な動きが生まれています。
この場に参加した県外のメンバーの中には、実際に空き家活用のプロジェクトに関わり始める人も現れ、関係人口として継続的に関わる流れも生まれてきました。最近では、空き家見学ツアーも実施しています。建築の専門家にも同行してもらい、まちの空き家を一軒ずつ見て回りながら、「この場所はどう活かせるだろうか」と、移住希望者とともにその場で対話を重ねています。こうした積み重ねの中で、すでに7つもの空き家が再生・活用・未来へと動き始めています。
そして今、この流れの中から、新たな動きが生まれています。空き家を活用しながら、人とまちの関係をもう一歩深めていくための拠点づくりです。 その一つとして、古い学生寮を活用したコミュニティアパートのプロジェクトも動き出しています。近年、移住や二拠点生活に関心を持つ人が少しずつ増えてきた勝浦で、旅と暮らしの「あいだ」を受け止める場所として、いきなり住むのではなく、関わることから始められる拠点を目指しています。
「勝浦コミュニティアパート構想」は、これから形づくっていく段階です。 だからこそ、完成された場所に入るのではなく、そのプロセスから一緒に関わってもらえたらと思っています。 まずは、勝浦のまちやプロジェクトやに少し触れてみるところから。 今回の機会が、その入口になれば嬉しいです。


募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
勝浦コミュニティアパート構想キックオフ ― 旅と暮らしの「あいだ」をつくる、関わりの入口
2026/04/09 10:30 〜 2026/04/09 11:30
2026/04/25 09:00 〜 2026/04/25 11:00
①ー③ 各回ご確認ください。
①無料 ②現地で飲食してください。 ③後日アナウンスいたします。
①オンライン ②4/25 暮らしの案内所 2階 ③5/16-17 勝浦駅(予定)
※参加希望者とご相談のうえ決定いたします ※①ー③ 単発参加も可能です。
【内容】以下の企画、単発参加も可能です、
①オンライン交流会 まずは、プロジェクトの全体像や背景を知っていただく機会です。
・コミュニティアパート構想の共有 ・参加者同士でのディスカッション
②現地イベント|まちと人に触れる一日 「暮らしの案内人」として活動する地域おこし協力隊による一日スナックが開催。人を通じて勝浦の暮らしや空気感を実際に体感してください。
・「暮らしの案内人」として活動する地域おこし協力隊による一日スナック ・勝浦のまち歩き(空き家・地域資源の見学) ・コミュニティアパート構想の共有とディスカッション 勝浦のまち歩き(空き家・地域資源の見学) コミュニティアパート構想の共有とディスカッション ③モニターツアー|関わりを深める体験
より具体的にプロジェクトに関わることを想定した体験型プログラムです。
・コミュニティアパート見学 ・構想の共有とディスカッション ・妙海寺での対話・意見交換 ・勝浦のまち歩き(空き家・地域資源の見学)
※本イベントは、今後のプロジェクトメンバー候補との出会い・検討の場も兼ねています
一般社団法人BOSATSU WORKS
このプロジェクトの地域

勝浦市
人口 1.54万人

一般社団法人 Bosatsu Worksが紹介する勝浦市ってこんなところ!
勝浦市は、千葉県の房総半島の真ん中。 思い立ったら東京駅まで90分で通える立地で、海も山も楽しめる。 まさに「はんぶん島」暮らしが楽しめる場所です。
「100年以上猛暑日のないまち」でもあり、子どもが思いっきり外遊びを楽しめる場所として、移住先に選ぶ方が増えてきました。
田舎あるあるの「近所の人からおすそわけ」に加え、400年以上続く日本三大朝市のひとつ「勝浦朝市」では旬の食材をお手頃価格で手に入れることもでき、移住して生活費が半分になったという人も!

















