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【地域おこし協力隊募集】長野県信濃町の埋蔵文化財を担う、文化財と人づくりを地域に生かせる方を募集!
長野県の北端、新潟県境にある信濃町は妙高戸隠連山国立公園に含まれる野尻湖、黒姫山のある、自然豊かな町です。
野尻湖はナウマンゾウの化石発掘地として全国に知られていますが、ここにある野尻湖ナウマンゾウ博物館を勤務地として、考古学の専門知識を生かし、信濃町全体の埋蔵文化財の保護とそれを素材とした地域おこしを担ってくれる人材を募集しています。
発掘調査の経験のある即戦力の方を希望しています。(野尻湖ナウマンゾウ博物館の仕事もサポートしていただきます。)
信濃町は日本海と長野盆地とを結ぶ交通の要衝に位置することから、古くから人の往来が盛んな場所で、江戸時代には北国街道が整備され、3つの宿場がありました。
中でも柏原宿は俳人小林一茶のふるさと。
このような歴史的背景から、旧石器時代~近世までの多数の遺跡があり、現在の遺跡数は173。特に旧石器時代の遺跡は40ヶ所あり、野尻湖遺跡群として知られています。
博物館には大量の石器が収蔵されていますので、石器に興味をもってもらえるとうれしいです。
野尻湖ナウマンゾウ博物館の活動をサポートしていただきます
遺跡の発掘調査以外では、野尻湖ナウマンゾウ博物館の活動をサポートしていただきます。
野尻湖ナウマンゾウ博物館ですが、およそ70年前に発見されたナウマンゾウの臼歯の化石をきっかけに1962年からナウマンゾウの発掘調査(野尻湖発掘)が始まり、その出土品の保管、研究、展示などを目的に1984年に野尻湖のすぐ近くにつくられました。
博物館法の基準を満たした登録博物館です。
現在の博物館の職員は、館長の近藤洋一(地質、古脊椎動物)、学芸員(係長)の渡辺哲也(考古)、学芸員の関めぐみ(地質)です。
博物館での仕事は、資料の整理や館内のご案内などの他、地域の小中学生や団体の体験学習を行うインストラクターとしての関わりもあります。
館長の近藤は、博物館ができた当初から勤務しておりましたので、当時一緒に発掘に参加してくれた中学生が、大人になって地学の仕事についていたり、ここでの出会いをきっかけに建築の仕事をしていますと連絡をくれたり、東京の大手のTV会社で活躍していて、今までで一番嬉しかったこととして「博物館で近藤さんに褒められたこと」と応えていてくれたり…
子どもたちとの出会いは本当に面白いもので、ここでの発見が将来の道へ繋がっていたり、子どもの頃のワクワク・ドキドキする気持ちには本当にすごい力があるんです。
学校の授業は卒業すれば終わってしまいますが、博物館との繋がりは大人になってからも続きます。学校とは違った教育ができるので、長い時間の中で多くの人と関わることができるのも、この仕事の面白いところです。
地域づくりは人づくり。地域の宝を地域づくりに息のながい活動が大切です。
毎日色んな出会いがありますから、人が好きで、どんな人がきても面白いなと思えるような人に是非きて欲しいです!
近藤館長。子どもの頃から自然が大好きで、学校帰りは博物館に通っていたとか。
植物や昆虫など様々な専門家と一緒に、興味深い話が聴けるのもここならでは。こちらは自然分野担当の関学芸員
地域の宝を地域の人たちと一緒に支えていく、そんな場所にしていきたい
信濃町は野尻湖をはじめ豊かな自然と歴史が残っている地域です。
野尻湖ナウマンゾウ博物館は、考古学、地質学に限らず、植物や動物、歴史など、町民の関心あるテーマを幅広く調査、研究している博物館です。地元の人がなにげなく普通に接している自然や歴史には地域の宝がつまっています。
この宝に光を与え、地域の人たちをいっしょに育てていくことも、博物館の大切な仕事です。
実は地域おこし協力隊としては初めての採用。
受け入れの体制もなんでも揃っているわけではありませんが、スタッフ皆、新しい仲間を心待ちにしています。
どうか、即戦力としてあなたの力を貸してください!!
詳しい内容はコチラ
【お仕事内容】
・埋蔵文化財保護業務(試掘、発掘調査、報告書作成等)
・博物館の収蔵品の整理と活用(整理、図化、報告書作成、展示公開、普及活動)
・資料の調査と研究
・団体向けの体験学習の運営と新体験メニューの創出(インストラクター業務)
・館内の展示解説
・SNSなどでの情報発信
【応募条件】
下記すべてに該当する方
(1)下記の①又は②のいずれかに該当する方
①大学(4年制)若しくは大学院で考古学を専攻し2遺跡以上の発掘調査報告書(調査経緯、調査経過若しくは遺跡立地等の項目のみの執筆又は発掘調査概要報告書等を除く。)の執筆歴がある。
②大学(4年制)にて考古学を専攻していない方で、(ハ)かつ(ニ)に当てはまる
(ハ)実質2年以上の発掘調査の経験がある。
(ニ)2遺跡以上の発掘調査報告書(調査経緯、調査経過若しくは遺跡立地等の項目のみの執筆又は発掘調査概要報告書等を除く。)の執筆歴がある。
・学芸員資格のある方、又は取得予定の方(現在はなくても問題ございません。)
・22 歳以上 45歳未満の方
・都市地域等に在住の方で、信濃町へ生活拠点を移し、住民票を移動することができ、協力隊の任期終了後も町内に定住する意思がある方
※地域要件については、総務省の「地域おこし協力隊」の関連ページで確認してください。
・要普通自動車免許(AT限定可、採用までに取得見込も含む)
・パソコンの一般的な知識を有し、活用できる方(文字入力、報告書作成など)
石器やナウマンゾウの発掘に興味、関心のある方だと嬉しいです!
【勤務地】
野尻湖ナウマンゾウ博物館(長野県上水内郡信濃町大字野尻 287−5)
【勤務日数及び勤務時間】
勤務日数:1か月 17 日以内
勤務時間:午前8時 30 分から午後5時 15 分まで(昼休みは正午から午後1時)
※土日祝日及び時間外勤務あり(平日振替処理)
※その時々の業務内容により、勤務日や時間を変更する場合もあります。
【雇用形態及び期間】
・地域おこし協力隊員として信濃町長が任用します。
・最長3年間の会計年度任用職員として任用(最大3年間の期間満了後、将来的に、野尻湖ナウマンゾウ博物館の学芸員としての可能性も考えられます。)
【報酬及び手当等】
月額 180,000 円(社会保険料等の本人負担分が控除されます)
期末手当 6月、12 月(支給条件あり)
※その他、時間外勤務手当、退職手当等の支給はありません。
【待遇・福利厚生】
・社会保険完備
・住宅付(光熱水費は隊員負担です。また、指定以外の住宅に居住される場合は、家賃等は隊員負担となります。)
・自動車/パソコン/事務用品等貸与(自家用車持ち込みOK)
・有給休暇・特別休暇等有
・副業OK
【信濃町での暮らしについて】
ここは豪雪地帯ですので、冬の積雪は2m近くになることがあります。毎日の除雪や雪下ろしなどの重労働もあり、たいへんな面もありますが、ここに生活してみることで、自然とのつきあい方をわかっていただけることも大切です。
地球環境が大きく変化していく現在ですが、過去に人間は厳しい環境変化にどのように対応してきたのでしょうか。ここに地域づくりのヒントが隠されているかもしれません。
その分夏は涼しく、避暑の別荘地としても利用されるほど過ごしやすい地域です。町内にスーパー、ドラッグストア、ホームセンターがありますので、生活必需品はそろいます。
また、長野市にも車で1時間もしないでいけますし、新潟県妙高市、上越市も1時間以内で行くことができますので、休日に買い物に出かけるのも楽しいと思います。また、休日は野尻湖でSUPやカヌーを楽しんだり、車で15分くらいでフラッとスキーやスノボにもいけるので、アウトドアが好きな方は色々と楽しめると思います。
【選考の流れ】
まずは「応募する」よりメッセージをお願いします。WEBにて面談を行います。(面接ではなくお互いのことを知る場として設けていますので、緊張せず参加してください^^)
その後選考に進んでいただけるようでしたら、面接(面接時、埋蔵文化財発掘調査経歴書などの書類送付)→内定となります。
面接の前に、一緒に勤務する人たちと直接話せるオンライン説明会も行います。
内定は4月頃、勤務の開始は5〜6月頃の予定です。
しばらくは渡辺学芸員(写真)と一緒に仕事をしますのでご安心ください!
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長野県信濃町は、北信五岳に囲まれた自然豊かな町です。トレッキングやスキー、スノーボードといった山のレジャーを楽しむ方もいらっしゃれば、野尻湖でSUPやカヌーを楽しんだり、別荘地として利用する方も多くいらっしゃいます。
夏は過ごしやすい反面、冬が雪かき必須ですが、一面の銀世界はなんといっても幻想的。
スーパーやホームセンタードラッグストアも町内にありますし、長野市まで車ですぐなので、買い物に不便もありません。
信濃町総務課まちづくり企画係です。
信濃町の暮らしや仕事に興味のある方はお気軽にメッセージください^^