募集終了

【参加者募集】青梅の梅を育て、味わい、未来へつなぐ。“梅時間”を育む、霊園の梅プロジェクト

イベント・体験
公開:2026/05/15 ~ 終了:2026/05/31

開催日程:

2026/06/07 04:20 ~ 2026/06/07 07:00

最新情報

プロジェクトの募集が終了しました。

2026/05/31

「興味ある」が押されました!

2026/05/31

東京都心から電車で1時間半。 大多摩霊園がある青梅市には、今も山や自然とともに生きてきた人たちの時間が流れています。 青梅市はその名のとおり、古来より梅の名所として知られており、その中心地に現在は「梅郷」という地名が付いています。 実は青梅市梅郷のあたりは、かつて「吉野村」と呼ばれていた土地でした。 奈良・吉野のような桜の名所を目指して、地元の人々が桜を植え始めたことが、その名前の由来と言われています。 けれど、この土地に根付いたのは、桜ではなく“梅”でした。 「梅の街にしよう」 そんな声とともに、誰か1人ではなく、地域の人たちみんなで、少しずつ長い時間をかけて梅を植え、育て、やがて、町中の道端、人々の住まいの庭、そして梅の公園の山肌と、いっぱいに梅が咲く風景が生まれました。 春になると梅郷の集落を埋め尽くすように梅の花が咲き、「観梅通り」と呼ばれる道から梅の公園を訪れるルートは梅の名所として、最盛期にはひと春で30万人もの方が訪れていたそうです。 ところが2009年、梅郷の梅の木へのウメ輪紋ウイルスの感染が判明したことで、すべてが暗転してしまいます。ウィルスの感染拡大を防ぐため、この地域の梅の木はほぼすべてが伐採されることになりました。「梅の公園」からも、「観梅通り」からも、そして集落の民家の庭先からも、梅の風景は突然奪われてしまったのです。

今、「もう一度、あの風景を取り戻したい」 その想いから、昔のように青梅の土地で、失われた風景をもう一度育てなおそうとしている人たちが集まり、若い梅の木を植樹し、少しずつそれが育ち始めています。今年その梅の再植樹から10年がたった節目を迎え、自分たちもそのお手伝いが少しでもできないだろうか、そんな想いから、今回の大多摩霊園で「梅プロジェクト」を始めることにしました。

地域の営みに触れながら、梅を通じて地域の一員になる。 梅を“迎え・収穫し・育て・守る”時間を、あなたも体験しませんか?

なぜ霊園が梅を育てるのか

こんにちは。東京都青梅市で大多摩霊園を運営している田辺と申します。 突然ですが、みなさんは「霊園」と聞いて、どんな場所を思い浮かべますか?

「亡くなった人のための場所」 そんなイメージから、普段はあまり行かないという方も多いかもしれません。 「お墓」というものは、家族や親族が代々子々孫々引き継ぎ守っていくもの、という考え方が当たり前にありましたが、今や家族の形もライフスタイルも大きく変わり、「家族がお墓を守り続ける」という形が果たして正しいのか、合理的なのか、考え直す時期にきていることは間違いありません。

だからこそ私は、霊園という場所も、これから少しずつ役割を変えていく必要があるんじゃないかと思っています。

亡くなった人のためだけではなく、生きている人たちが集い、時間を過ごし、思い出を育てていく場所でもあっていいんじゃないか。 お墓参りの“ついで”に、家族の思い出が増える。 残された人が、「このお墓でよかったな」と思えて、自然とまた来たくなる。 そんな場所であるべきだと思うんです。

お墓はもっと日常の一部であっていい。 そうすることで、思い出す回数も増えていく。 それって、幸せなことなんじゃないか、と思っています。

その思いを形にしようと、大多摩霊園では2024年から、地域の仲間たちと一緒にマルシェを始めました。 https://smout.jp/plans/18407

最初は小さく始まったものでしたが、現在まで7回続けていくうちに、少しずつ「またマルシェを楽しみに来ました」と言ってくださる方が増えていきました。 この場所で、地域の人たちとお墓を持つ人たちが関係を持つ機会も増えていったんです。 以前だったら、お墓参りだけ済ませて帰っていた人たちが、マルシェを見て、子供も一緒に遊び、地域の人や物とふれ合い、この場所に少しでも滞在していくようになりました。

その一見小さな変化は、私にとってはすごく大きなものでした。 「大多摩霊園」という場所のあり方が、少しずつ変わり始めているのかもしれない。

そんなふうに感じるようになった頃、マルシェの中から生まれてきたのが、「梅の線香」でした。 https://smout.jp/plans/19167

「せっかくだから、青梅らしいお土産を作れないだろうか」

そんな声から、地域資源でもある“梅”を使った香りを作ることにしました。

マルシェや梅線香のプロジェクトを続けていく中で、少しずつ地域経済の循環の中に関わるようになり、地域のさまざまな人たちとのつながりも生まれていきました。

すると自然と、「今、青梅でどんなことが起きているのか」という話も耳に入ってくるようになったんです。

その中で出会ったのが、「青梅の梅の風景を、もう一度取り戻したい」と活動している人たちでした。

マルシェに関わってくれていたメンバーの中にも、実際に梅の再生活動に携わっている人がいて、病気で失われた梅の木のこと、植え直しを続けていること、そして今も人手不足の中で活動が続いていることを聞かせてもらいました。

人と人が関わっていかなければ生きていけない、青梅にいるとそのことをすごく感じるようになったんです。

青梅の人たちには、これまでも霊園としてたくさん助けてもらってきました。 そこには、いい意味での“お互い様”という感覚があります。 だからこそ、自分たちも地域に対して何かできることをやりたい。 今回の梅プロジェクトも、そうしたつながりの中から始まったものでした。

マルシェ、梅線香、そして梅プロジェクト。霊園を開いて、育む

「青梅」という名前がありながら、梅の風景が突然失われてしまった。

その時に初めて、「青梅にとって、梅って大きな存在だったんだ」と感じた人も多かったそうです。 それでも、「やっぱり梅があった方がいい」と、地域の人たちは少しずつ梅を植え直してきました。 「NPO法人青梅吉野梅郷梅の里未来プロジェクト」の方々をはじめ、地域の人たちが少しずつ手をかけながら続けてきた活動です。

若い梅の木も少しずつ育ってきていますが、まだまだ途中です。 手も足りているわけではないし、昔の景色に戻るには、まだ時間もかかる。 それでも、「もう一度あの景色を見たい」と、地域の人たちは今も少しずつ手をかけ続けています。

私も、こうやって霊園のマルシェを一緒につくることでお世話になってきた分、何か恩返しができないかと思うようになりました。 また梅を再生しようとする姿を見ながら、「継承」って、墓や家を受け継ぐことだけじゃないのかもしれない、と思うようになりました。

昔、地域の人たちがみんなで育ててきた梅の風景。 それが一度失われ、今また、少しずつ植え直されている。 失われたものを、誰か1人が取り戻すのではなく、みんなで少しずつ育てなおしている。 その姿は、地域の風景だけではなく、人との関係や、土地とのつながりを、もう一度編み直しているようにも感じました。

同時に、私たちが梅プロジェクトを行うことで、霊園と地域、霊園とご家族、地域と外の人、そして家族同士のつながりを、もう一度編み直していけるのではないかとも思っています。

「しょうがないから行くお墓参り」ではなく、 「また行きたい」と思える場所。

風景を残したいと思うこと。 また来たい場所をつくること。 家族の思い出が増えていくこと。

梅を育てて、収穫して、ジュースを仕込んで、なんか楽しい。 例えば、家に帰ってから梅ジュースの瓶を眺めながら、「あの時みんなで梅を採ったね」と話したり、「また来年も行こうか」と思い出したりする。 そういう小さな時間の積み重ねも、次の世代へ何かを手渡していくことなのかもしれません。

今回の梅プロジェクトは、そんな“新しい継承”のしかたを、地域の人たちと、そして新しくこの土地に関わってくれる人たちと、一緒に少しずつ育てていく実験の場でもあるのかもしれません。

梅を迎え、 収穫し、 育て、 守っていく。

そんな梅時間を、少しずつ重ねていけたらと思っています。

まずは、梅プロジェクトの第一歩、一緒に始めてみませんか。

募集要項

※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。

イベント名

青梅の梅 体験プロジェクト ― 梅を迎え・収穫し・育て・守る。未来へつなぐ、青梅の梅時間 ―

開催日程

2026/06/07 04:20 〜 2026/06/07 07:00

費用

お一人様 1,000円 (2回分のイベント参加費・体験キット代込み)

※1回のみの参加も可能です。

集合場所

開  催:青梅市梅郷エリア周辺      (吉野梅郷梅の公園 近隣。JR青梅線日向和田駅近く。) 集合場所:現地集合となりますが、最寄駅から送迎バスがあります。   また、お車でお越しの方は駐車場があります。

※応募いただいた方には申し込み方法その他、詳細をお伝えいたします。

募集者 / 主催者
大多摩霊園
その他

【体験内容】 Part1|梅の実を収穫する (今回の募集) 梅の収穫を体験し、収穫した梅でジュースづくり。 ご自身でジュースが作れるキット付きです。

Part2|梅の木を剪定する (※次回のご案内となります)

今回の梅時間は、実際に青梅に来て、空気や景色、人との距離感を感じてもらうきっかけになればと考えています。

地域の人たちの頑張りを応援したい人。 青梅という土地の良さを、ゆっくり味わってみたい人。

そんな人に来てもらえたら嬉しいです。 ご応募、お待ちしてます!

【こんな方に来てほしい】 ・季節の手仕事や梅仕事に興味がある方 ・地域の風景や文化を大切にしたい方 ・家族で自然の中の時間を過ごしたい方 ・「また来たい場所」を探している方 ・青梅という土地に少し関わってみたい方 ・地域とゆるやかにつながる体験をしてみたい方

大多摩霊園

このプロジェクトの地域

東京都

青梅市

人口 12.99万人

青梅市

田辺 直輝が紹介する青梅市ってこんなところ!

青梅は、東京駅から快速電車一本で90分ほど、東京都の平野部の西端にある街です。

その歴史は古く、なんと旧石器時代から人が暮らしていたという説も。室町時代には市(市場)が置かれ、江戸時代には宿場町として発展しました。

そのため古い町並みが残り、東京都にありながら山や川など自然も豊か。ベッドタウンとしての役割も、キャンプや川遊びなどアウトドアの目的地としての役割も併せ持つ、都内ではめずらしい場所です。 東京から西へ電車で1時間。

JR青梅線から北へ。いくつもの山を越ると、霊園のある青梅の北端にひろがる里山エリア・成木地区があります。

山あいにぽつぽつと点在する民家も点在し、自然豊かなエリアです。

このプロジェクトの作成者

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