ICT×ハンター!農家さんの笑顔と農作物を守る、有害鳥獣対策の総合推進協力隊を募集

お仕事
公開:2026/07/06 ~ 終了:2027/03/31

最新情報

「興味ある」が押されました!

2026/07/07

「興味ある」が押されました!

2026/07/07

今回の舞台は、宮崎県日之影町。大小の河川と深い山々が織りなす渓谷に囲まれたこの町には、豊かな自然とともに営まれてきた美しい暮らしがあります。山あいの集落には、先人たちが守り続けてきた大切な田畑や、四季折々の山の恵みが今も息づいています。

しかし現在、高齢化や担い手不足による労働力の減少により、大切な農林作物が有害鳥獣による被害にさらされています。丹精込めて育てられた作物が荒らされてしまうことは、農家さんの活力を奪うことに直結します。

今回募集するのは、そんな地域の営みを守り、日之影町のこれからを支えていく「有害鳥獣対策」の地域おこし協力隊です。ただ捕獲するだけではなく、ICTを活用したスマート捕獲による省力化など、新しい技術を取り入れながら地域の課題に挑んでいきます。

農家さんの「ありがとう」が一番の原動力。

神話の里である日之影町は2021年に庁舎を移転し、町産材のスギ、ヒノキを随所に使用した新庁舎が丘の上に立つ。町民の利用効率を図るため、開放感溢れるガラス張りの図書館も併設している。

今回募集する地域おこし協力隊は、町役場の農林振興課を活動拠点とし、町内全域で有害鳥獣対策の活動を行う予定だ。 まずは、今回の募集背景について、農林振興課の甲斐さんに話を聞く。 気さくで親しみやすい雰囲気の甲斐さんは日之影町出身。

「地元である日之影町に貢献したい。そんな理由で日之影町役場に入庁しました」

日之影町は、昭和35年の人口約1万5千人でピークを迎え、鉱山の休閉山、都市部への人口流出等の影響で、現在は3000人程度。人口減少が続く中で、地域の基盤である農林業を守り、町を活気づけていくことは非常に重要な課題となっている。

今回募集する協力隊の方にお願いしたいのは、町の深刻な課題である有害鳥獣対策に向き合い、地域の農林作物と美しい風景を守ること。

「現在、町内には84名の猟師さんがいますが、平均年齢は60歳と高齢化が進んでいます。多くの方が『自分の農地を守るため』に登録しているため、どうしても対策が手薄になってしまう集落が出てきているのが現状です。」

町内には、七折西、七折東、岩井川、分城、見立という5つのエリア(捕獲範囲)があるが、今回着任する協力隊はエリアを限定せず、町内全域をカバーして活動してもらう想定だ。

「鳥獣害に悩む農家さんや地域の方は、困っていても自分から上手くSOSを出せない方も少なくありません。だからこそ、地域の集落にじっくり入り込み、相手の心をほぐしながら『最近、あの山の近くにイノシシが出たよ』といったリアルな出没情報を聞き出せるコミュニケーションが非常に重要です。一人ひとりの農家さんと真摯に向き合い、信頼関係のネットワークを築くことが、町全体の被害を防ぐ土台になります」

日之影町では、ただ捕獲するだけでなく、ICTを活用した『スマート捕獲』による見回りの省力化など、新しい鳥獣害対策にも力を入れている。こうした一連の対策を地域と連携しながら進めてほしい。

「興味があれば、狩猟の経験がなくても大丈夫です。農林振興課には地域住民や地元の猟師さんと深く繋がっている職員もたくさんいます。最初は職員に地域の方を紹介してもらって、現場の雰囲気に慣れていってもらいます」

農林作物の被害を防ぐことで農家さんの収量が増えれば、農家さんから直接『ありがとう』と深く信頼され、感謝される。それはこの仕事ならではの大きなやりがいだ。

「まずは腰を据えて、有害鳥獣の捕獲や見回り・ICTの活用といった業務に取り組んでもらいます。将来的には、日之影という土地の豊かな自然を感じながら、この町に定住し、地域を支える人材として活躍して欲しいですね。まずは、いろんな現場に足を運んで、日之影の鳥獣害対策を新しくアップデートしていってほしいです」

アプリを利用して罠の捕獲状況を見れる画面
アプリを利用して罠の捕獲状況を見れる画面
日之影町の猟師さんら
日之影町の猟師さんら

技術と情熱で、地域の農家さんを救うヒーローになりたい方へ

「猟には罠を仕掛けるものと、猟銃を使うものの2通りがあります」と甲斐さん。

狩猟と聞いてまずイメージするのは銃だけれど、実際は免許を取るのが難しく、猟友会でも84人中、3割しか銃の免許を持っていないそう。

罠猟の免許は比較的取りやすく、筆記試験や技能試験などに合格すれば取得することができる。新しく来る人も、まずは罠猟の免許を取って、捕獲員のもとで罠の安全な仕掛け方や、止め刺しの仕方などの実践方法を学ぶことになる。

「現場のいろんな手がかりを見て、イノシシの動きを予想しながら餌のやり方とか罠の仕掛ける場所を考えます。それで思った通り罠に入っている瞬間はうれしいですね」

町内には、大人(おおひと)地区に専門の加工処理場もある。捕獲されたシカやイノシシがここに運び込まれ、食用として加工されている。仕留めてからなるべく迅速に解体作業に移ることが、臭みや雑味を残さない加工の大事なポイントなのだそう。

まちから加工施設がなくなると、獲ったイノシシなどは食肉にならず、細かく処理されて焼却したり、土に埋めたりするしかない。施設があることで、獲った肉の一部を食肉用として販売できるようになった。

取材を進めている最中、 「あっ、罠に掛かっていると通知がきてます」 と甲斐さんがスマホを見せてくれた。

スマホには、罠の位置情報や捕獲時間などが表示されていた。 こういったICTの活用で、より効率良く捕獲を進めることが出来てきている。

最後に、どんな人に来てほしいか甲斐さんに聞いてみる。

「今回の募集では捕獲・罠の設置や見回りのほかにも、SNSでの発信業務であったり、小中学校での出前講座であったり、鳥獣対策の総合推進役のようなポジションを想定しています」

「イノシシやシカなどのジビエ肉をどう活かしていくかも大切な視点になります。ぼんやりでも、将来ジビエに関する起業をしたいとか、そういったやりたいことがある人のほうがこの3年で得られるものは多いと思います」

「日之影は、移住者や協力隊の方が飲食店や農産物加工品の工房を開くなど、活躍されている方もいらっしゃいます。移住している先輩から学べることもいろいろあると思いますね」

自分から少しずつ声をかけていけば、周りの人たちがそっと手を差し伸べ、温かく迎えてくれる。そんな優しさがじんわりと広がる町なのだと思う。

日之影では、シカやイノシシなどが日常的に現れる。それは時に農作物を荒らす脅威となるが、地域課題としてただ排除するのではなく、命と向き合い、恵みとしていただく文化も根付いている。

増えすぎた野生動物から人間の生活圏を守り、適切なバランスを保つ。そんな『自然と人間の共生』の最前線に立つのが、今回募集する地域おこし協力隊だ。

目の前に困っている農家さんたちがいて、自分の仕事がその人たちの助けになる。

初めてのまちで、自分の存在意義が自然と生まれるのはありがたいこと。 仕事に真摯に向き合うことで、きっとまちに溶け込んでいくことができると思います。

捕獲罠を設置している様子
捕獲罠を設置している様子
捕獲罠に掛かったイノシシ
捕獲罠に掛かったイノシシ

募集要項

※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。

就業場所
日之影町役場農林振興課(町内全域)
業務内容

捕獲・ICT活用による被害防止・SNS発信・学校教育等の有害鳥獣対策活動全般

必須経験やスキル

普通自動車運転免許を所持していること。(AT限定可)

あれば歓迎する経験やスキル

・有害鳥獣対策に関心があり、意欲を持って活動できる方 ・狩猟免許所持者または、取得希望者 ・最長3年間の活動期間終了後も日之影町に定住し、就業・起業する意欲のある方

給与

報酬(月額)210,000円 昇給無し 町の規定により、期末手当・勤勉手当、通勤手当相当分の費用弁償を支給

雇用形態・勤務時間

雇用形態 ■日之影町会計年度任用職員として町長が委嘱します。 ■初年度の委嘱期間は委嘱日の属する年度末までです。ただし、年度終了後、活動に取り組む姿勢や事業成果等により委嘱を更新することができるものとし、その期間は最長3年までとします。

勤務時間 ■勤務時間は原則として1日あたり7時間又は週あたり35時間以内とします。 ■勤務日及び始業終業時刻は農林振興課が指定します。

募集者 / 主催者
宮崎県日之影町
募集者 / 主催者の
住所
宮崎県西臼杵郡日之影町大字七折9079番地
募集者 / 主催者の
連絡先
日之影町役場地域振興課 / 0982-87-3801
その他

【待遇・福利厚生】 ■任用期間中の住居は町が紹介し家賃を支払います。(光熱水費・生活用品等は個人負担になります。) ■活動で使用する備品等(公用車・パソコン等)は、無償で貸与します。 ■健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労働災害保険に加入します。 ■活動に必要な経費及び関連する研修等に要する経費については、予算の範囲内において地域振興課が検討を行い負担します。

【副業規定】 ■事前に役場と協議のうえで副業申請を提出することで、狩猟における捕獲報償費(1頭当たりの代金)の受け取りは可能

【採用までの流れ】 まずは、カジュアル面談を通してざっくばらんにオンライン面談を出来たらと思います。 カジュアル面談後、正式に応募するかの意向を確認させて頂き、応募書類等のご案内をさせて頂きます。

宮崎県日之影町

このプロジェクトの地域

宮崎県

日之影町

人口 0.29万人

日之影町地域振興課が紹介する日之影町ってこんなところ!

未来への新たな光を灯すまち~太陽と橋と渓谷と~ 日之影町は宮崎県の最北山間部に位置する人口約3,000人の小さな町です。 九州の百名山に名を連ねる山々と、東西を貫流する五ヶ瀬川を中心に深いV字型の渓谷が大自然の美を織りなしています。

町の91%を山林が占める本町は、平成18年に森林の持つ癒しの効果が認められた「森林セラピー基地」に認定され、平成27年には本町を含む「高千穂郷・椎葉山地域」の棚田や山腹水路が評価され、世界農業遺産にも認定されました。 また、平成29年には、「祖母・傾・大崩山系」が独特な景観美や小動物の宝庫として、ユネスコエコパークに登録されました。

豊かな自然と共に暮らし、受け継がれてきた伝統文化を今なお守り続けている人々の営みがこの町に残っています。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

人と自然が光かがやくまち ~太陽と橋と渓谷と~

日之影町は、宮崎県の最北山間部に位置する人口約 3,300 人の小さな町です。 九州の百名山に名を連ねる山々と、東西を貫流する五ヶ瀬川を中心に深い V 字型の渓谷が大自然の美を織りなしています。 町の91%を山林が占める本町は、平成18年に森林の持つ癒やしの効果が認めらた「森林セラピー基地 」に、平成 27 年には本町を含む「高千穂郷・椎葉山地域」の棚田や山腹水路が評価され、世界農業遺産に認定されました。 また平成 29年には、「祖母、傾、大崩山系」が独特な景観美や希少動物の宝庫として、ユネスコエコパークに登録されました。 豊かな自然と共に暮らし、受け継がれてきた伝統文化を今なお守り続けている人々の営みがこの町には残っています。

※日之影町役場HP http://www.town.hinokage.lg.jp/ ※日之影町観光協会HP https://hinokage-kanko.jp/ ※おかげさまで日之影ライフ(ウェブマガジン) https://okagesamade-hinokage.jp/

「興味ある」しました

プロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます。

あなたが「興味ある」ことを「日之影町地域振興課」にお伝えいたします!

「興味ある」を押したプロジェクトは、マイページから確認することができます。

詳細プロフィールを設定することで、スカウトを受けやすくなります。プロフィールはマイページから編集することができます。

メッセージを送信します

あなたが「応募したい」ことを「日之影町地域振興課」にお伝えいたします!

この後、プロジェクトの担当者とコミュニケーションを取れるようにチャットルームを作成するので、知りたいことがあればたずねてみましょう。

「興味ある」も同時に入力され、地域ユーザーからスカウトを受けやすくなります。

ユーザー登録すると
「」ができます。