「住む」と「働く」を見つめ直して。近江八幡で始めた空き家再生への挑戦

読みもの

公開日:2026/07/17 07:44

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2026/07/18

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近江八幡市地域おこし協力隊の渋江(しぶえ)です。 空き家対策の担当として、令和7年8月に着任して、概ね1年を経過します。

主な活動として、 ・空き家所有者・利活用希望者からの相談対応 ・空き家問題に対する意識啓発・広報活動 ・空き家勉強会・セミナー等の企画・開催 ・空き家相談・利活用に向けたネットワークづくりなどに取り組んでいます。 空き家所有者及び利活用希望者、行政、地域の方々、各種専門家・事業者の方々とコミュニケーションを図りつつ、空き家の解消及び地域の課題解決にも繋がる活動方策を提案し、業務に取組んでまいりたいと考えています。

今回は、 〇協力隊に応募したきっかけ  〇現在の活動内容  〇活動を通して感じていること  〇これから取り組んでいきたいこと についてご紹介したいと思います。

近江八幡市における空き家問題や移住等について関心を持たれている方の参考になれば幸いです。

空き家の解消及び地域の活性化に繋がる活動に取り組みます!

〇協力隊に応募したきっかけ 定年退職を控え、定年後「どのように暮らし、働くのか」を思案していました。 「今後の暮らし方」を考えた時、趣味(釣り・ドライブ・歴史的建築物の見学)等のライフスタイルに合った場所で、大阪など大都市からのアクセスの良さなどを考慮して、滋賀県への移住を考えていました。

「今後の働き方」を考えた時、自分で空き家等を改修し居住した後、改修した建物を活用した起業などができないか、また、スキル等を習得していく中で、空き家の再生全般に関わるような業務につなげていけないか思っていました。

こうした中、近江八幡市で空き家担当として地域おこし協力隊の募集があり、これまでの経験及び今後のライフスタイル等をふまえたうえで、新たな場所で新たな仕事に取組みたいとの思いから、志望いたしました。

〇現在の活動内容 【空き家所有者、利活用希望者からの相談対応】 空き家所有者の意向(売却・解体・賃貸等) を確認し、意向に沿った伴走支援を行っています。また、本市の別の地域おこし協力隊が、旧市街地の町家で未使用の部屋等をお借りして各種イベントを企画・実施しており、その場を活用し、空き家相談窓口を開設、相談対応を行っています。 現在は週一回程度ですが、今後、相談対応機会を増やしていくことや、利活用希望者からの相談等にも対応していく見込みです。

【空き家問題に対する意識啓発・広報活動】 空き家相談窓口対応や空き家勉強会等を通して、空き家に係る諸問題及びその対処方法等に係る意識啓発に取り組んでいます。また、空き家に係るホームページの開設など、所有者及び利活用希望者に向けた広報活動等にも力を入れていきたいです。

【空き家勉強会・セミナー等の企画・開催】 勉強会等の開催において、「空き家に係る問題点、予防・適正管理の促進及び有効活用等」について説明した後、参加者による意見交換等を行うことにより、空き家対策に関する理解を一緒に深める機会になります。

【空き家相談・利活用に向けたネットワークづくり】 空き家所有者などからの相談等に対し、協力事業者など各種専門家の方々にご助言、ご協力を賜り解決に向け取り組みたいと考えています。また、活動を通し、所有者、地域の方々及び事業者等との交流機会の創出や、利活用などによる地域の魅力向上等に繋げていければと考えています。

〇活動を通して感じていること 空き家は劣化度以外にも、用途(住宅・店舗等)や地域性など課題が広く、ターゲットや優先順位をつけて取り組まないと難しいと感じています。

協力隊としては、管理不全になる前段階での適切な予防・管理及び有効活用等の意識啓発に取り組むこと。利活用等の具体的な検討・実施に取り組むこと。また、貸したい人と借りたい人をつなぐ仕組みづくりなどを進めていきたいと思います。

空き家のお悩み・困りごとなどを気軽に相談・意見交換できる相談窓口を開設しました
空き家のお悩み・困りごとなどを気軽に相談・意見交換できる相談窓口を開設しました
旧市街の町家を利用した空き家相談窓口
旧市街の町家を利用した空き家相談窓口

これから取り組んでいきたいこと

空き家を自ら賃借、DIY等により改修し、その場を空き家について相談できる場として活用するとともに、将来的には民泊等に利活用することを視野に入れています。 また、空き家所有者・利活用希望者向けセミナー、ワークショップや空き家利活用見学ツアーの企画・開催等に取り組んでいきたいです。

空き家の相談対応、管理・修繕・改修、利活用希望者へのマッチングといった一連の業務推進に向け、行政、地域の方々、各種専門家・事業者の方々との業務連携・支援体制づくりを進め、空き家及び移住に係る相談の総合窓口の開設といった、空き家の再生全般に繋がるような業務にも携わってきたいと思っています。

2月に開催した勉強会の様子
2月に開催した勉強会の様子
風情あふれる八幡堀
風情あふれる八幡堀

このプロジェクトの地域

滋賀県

近江八幡市

人口 7.87万人

近江八幡市が紹介する近江八幡市ってこんなところ!

本市は、湖上の交通路と陸上交通路の要衝地として発展し、各時代の重層的で多様な歴史文化が現在のまちの趣や品格を形成しています。 戦国時代に楽市楽座令が布かれた地域として、古くから商人の往来があり、本市は、外から多くの人々を受け入れてきた長い歴史と、各地からの物資や情報が集積する地としての性格を有しています。また、本市は、外から人・物・情報を受け入れるだけではなく、江戸時代から他国で商いを行う(行商、出店)、旅行者としての長い歴史も有しています。 本市には、琵琶湖の豊かな水及び土壌のもとで長年受け継がれてきた伝統野菜や湖魚を使った伝統的な郷土料理、市内各地で様々に発展してきた集落の生活文化、火祭りをはじめとした特色ある祭礼及び年中行事、内湖、湖上交通等に支えられたヨシ製品などの産業・生業が、暮らしの中に脈々と息づいています。 また、八幡商人の倫理及び道徳をはじめ、ウィリアム・メレル・ヴォ-リズの活動にも見られる「社会貢献」の精神風土が現在も大切に受け継がれています。

このプロジェクトの作成者

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近江八幡市といえば、多くの映画ロケ地にもなる「八幡堀」、織田信長の居城であった「安土城址」、風情ある西の湖の水郷景観に、琵琶湖唯一の有人島である「沖島」など、歴史と文化、そして自然が調和したとても風光明媚なまちです。 ですが、近江八幡の本当の魅力はそこで暮らす、関わる「人」にあります。「三方よし」で知られる八幡商人(近江商人)や、名誉市民第1号でもあるウィリアム・メレル・ヴォーリズの社会貢献の精神は脈々と受け継がれ、今なお市民活動がとても盛んな地域です。 とても熱意のある、とてもおもしろい人たちがこのまちにはいます。そんな人たちと一緒になってまちを盛り上げる仲間に加わってもらえませんか!?

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