移住して1か月。人口約3,000人の町で、東京より増えたもの

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2026/07/28

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2026/07/28

東京から福島県磐梯町に移住して、約1か月が経ちました。

この1か月で、自然を感じる時間が増え、食べる野菜の種類が増え、食費が安くなり、体重も減りました。東京にいた頃に時折感じていた、理由のはっきりしない焦りや不安も少なくなっています。

移住前は「地方での暮らしは不便なのでは」と考えていましたが、今のところ大きな不便は感じていません。むしろ、自然、食、人とのつながりが、無理なく心と身体を整えてくれているように感じます。

住む場所が変わることで、暮らしはどう変わるのか。移住して1か月の今、私が感じている変化を率直に書きます。

東京では求めに行っていた自然が、ここでは日常にある

東京にいた頃、私にとって自然は「会いに行くもの」でした。

都会の中で最も身近に自然を感じられるものは空でした。建物の間から空を眺め、休みの日には公園へ行く。少し時間が取れれば、自然の多い場所まで足を延ばす。私が登山に夢中になったのも、自然の中に身を置けることが大きな理由だったと思います。

木々の間を歩き、土の上を踏み、風の音を聞く。山の中にいると、日々の疲れや頭の中にたまっていたものが、少しずつ抜けていくような感覚がありました。私にとっては「デトックス」という言葉がぴったりでした。

ただ、東京で自然に触れるためには、自分から時間をつくり、自然のある場所まで出かける必要がありました。自然は日常そのものというより、日常から少し離れるための予定だったのだと思います。

磐梯町へ移住して、その関係が変わりました。

朝、家の外に出たときの空気。道の先に見える山。周囲に広がる田畑や木々。風に揺れる葉の音。移動中に目に入る緑。自然を感じるために、わざわざ出かける必要がありません。

東京にも自然はあります。公園や街路樹にも何度も助けられてきました。それでも磐梯町で感じるのは、自然の量だけではなく、「自然の純度」の違いです。

人工的に区切られた自然を眺めるというより、自分の暮らしそのものが、山や田畑、空、風の中に置かれている感覚があります。

東京では、自然が目的地でした。磐梯町では、自然が暮らしの背景になっています。

自由な時間そのものが増えたわけではありません。仕事もありますし、人に会い、考え、行動する毎日です。それでも、外へ出たときに緑が目に入る。移動中に山を見る。鳥の声に気づく。夕方の空の色が変わっていく様子を見る。

一つひとつは特別な出来事ではありません。しかし、その小さな時間の積み重ねが、心や暮らしの感覚を少しずつ変えてくれているように思います。

健康を頑張ってつくる暮らしから、自然と整う暮らしへ

磐梯町へ移住して、目に見えて変わったことがあります。体重が減りました。

私は東京にいた頃から、比較的よく野菜を食べていました。理学療法士として身体に関わる仕事をしてきたこともあり、食事や運動、生活習慣には意識的に気をつけていた方です。

そのため、「磐梯町へ来て野菜を食べるようになったから痩せた」という単純な話ではありません。

変わったのは、食べる野菜の種類です。磐梯町では、地域で採れたさまざまな野菜が身近な場所に並び、東京にいた頃より手を伸ばしやすい価格で買えることも多くあります。

農家さんと知り合うと、「これ、持っていきな」と採れた野菜をお裾分けしていただくこともあります。自分では普段買わなかった野菜をいただき、「これはどうやって食べよう」と考える。それによって、自然と食卓の幅も広がりました。

土に触れたい、農業をしてみたいと思えば、知り合った農家さんの仕事を手伝うこともできます。野菜を買って食べるだけでなく、どこで育ち、誰がつくり、どのように収穫されたのか。その過程に触れられることも、磐梯町で暮らす面白さです。

食費も東京にいた頃より安くなりました。地域の野菜が手頃なことに加え、町のスーパーが比較的早い時間に閉まるため、夕方にはタイムセールが始まります。

半額だけでなく、ときには7割引きになることもあります。7割引きって、すごくないですか(笑)。

体重が減った理由には、食生活だけでなく、ストレスの変化も関係しているのではないかと考えています。

東京にいた頃は、大きな問題があるわけではないのに、「何かをしなければ」「もっと前に進まなければ」と、理由のはっきりしない焦りや不安を感じることがありました。

ストレスは、食欲や体重と無関係ではありません。身体には、ストレスに対応するコルチゾールというホルモンがあります。また、空腹を知らせるグレリンや、身体のエネルギー状態を伝えるレプチンなども、食欲に関わっています。

もちろん、私自身のホルモンを測定したわけではありません。食事量、活動量、睡眠、生活リズムなど、体重にはさまざまな要因が関係します。

ただ、自然に触れる時間が増え、食べる野菜の種類が増え、土に触れ、身体を動かす機会ができ、以前より焦りや不安が少なくなった。そうした変化が重なり、結果として体重にも表れたのかもしれません。

東京では、健康のために努力して時間をつくっていました。磐梯町では、健康になるための行動と日々の暮らしが分かれていません。

以前より無理をせず、よいバランスで健康に気をつけられるようになったと感じています。

収穫したジャガイモ
収穫したジャガイモ
ジャガイモの収穫
ジャガイモの収穫

町全体がコミュニティになり、心に余白が生まれた

人口約3,000人の磐梯町では、町全体が一つのコミュニティのように感じられます。

ただし、「田舎の人は温かく、都会の人は冷たい」という単純な違いではないと思っています。

東京でも、同じ趣味や目的を持つコミュニティに参加すれば、人との距離は近くなります。私自身も、仕事や活動、イベントを通して多くの人と出会い、大切な仲間もできました。

違うのは、コミュニティへの入り方です。

東京では、自分から関わりたい場所を探し、そこへ参加することで、つながりが生まれることが多いように感じます。毎日たくさんの人とすれ違っていても、その多くは自分と直接的な関係のない人です。

東京のコミュニティは、自分から参加する「能動的なつながり」であることが多いのだと思います。

一方、磐梯町では、暮らしているだけで自然とコミュニティの中に入っていきます。

例えば、ゴミステーションで誰かに会えば挨拶をします。相手が知っている人であることも多く、知らない人でも、その挨拶から知り合うことがあります。

町のお祭りや行事へ行けば、以前会った人と再び顔を合わせます。町内の施設や道の駅でも、知っている人に会うことがあります。

東京では、自分からコミュニティのある場所へ出かけていく。磐梯町では、暮らしていること自体がコミュニティへの参加になる。こちらは、少し「受動的なつながり」なのかもしれません。

もちろん、人との距離が近いことには、よい面だけでなく難しさもあると思います。まだ移住して1か月の私には、見えていないこともたくさんあります。

それでも、日常の中で誰かと顔を合わせ、挨拶をし、少しずつ名前を覚えていく。その小さな接点の積み重ねが、暮らしの安心感につながっているように感じます。

そして、人とのつながりに加えて、自然に囲まれた環境も、私の心に余白をつくってくれているのだと思います。

東京にいた頃は、理由のはっきりしない焦りや不安を感じることが、今より多くありました。磐梯町へ来てからは、その感覚が少なくなりました。

自然に触れることと、心理的なストレスや身体のストレス反応が和らぐことの関係は、さまざまな研究でも報告されています。もちろん、自然の中で暮らせば、誰もが同じ変化を感じるわけではありません。私の場合は、今の環境が自分に合っていたのだと思います。

便利なものが増えたわけではありません。

しかし、自然を感じる時間が増えました。食べる野菜の種類が増えました。人と顔を合わせる機会が増えました。そして、心に余白を感じる時間が増えました。

地方への移住が、すべての人にとって正解だとは思いません。だからこそ、最初から移住を決める必要はありません。

一度、磐梯町を訪れ、町を歩き、地域で採れたものを食べ、ここで暮らす人と話してみる。その中で、自分の身体や心がどのように反応するのかを感じてみてほしいと思います。

磐梯町での暮らしが少しでも気になった方は、ぜひ「興味ある」を押してください。

まだ仕事や移住を決めていない段階でも大丈夫です。私自身も、この町を一つずつ知っている途中です。

だからこそ、移住する側に近い目線から、皆さんと一緒に、磐梯町での暮らしや働き方を考えていけたらと思っています。

町のイベントの様子
町のイベントの様子

このプロジェクトの地域

福島県

磐梯町

人口 0.33万人

ばんだいミライワークス協同組合が紹介する磐梯町ってこんなところ!

会津磐梯山の麓にある磐梯町。 日本百名水にも選ばれた水が 水道からでもででくるという名水の町。

会津の中でも移住者が多いエリアで、 東京や神奈川、千葉など 首都圏から移住してきた方もいらっしゃいます。

そして、とにかく活気に溢れた町! 町のためにチャレンジしていたり、 磐梯町の暮らしが好きだったり。 この町を心から好きで心温かい人達が たくさんいるのも魅力の1つです。

移住者も多いので、移住に対する受け入れも柔らかく 移住者へのサポートもしてくれるので安心かと思います。

困ったら町の人達も優しく支えて下さるので、 そんな人の温かみを身近で感じられるのも 磐梯町の魅力です!

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

磐梯町の特定地域づくり事業協同組合「ばんだいミライワークス協同組合」です。 磐梯町内で人材派遣サービスを行なっている組合です! 磐梯町内の会社さんと地域内外の方を結ぶ役割をしています。 組合に加入している磐梯町内の色々な企業で働く事が出来るので、どんな仕事をしようか迷っている、色々な仕事を経験してキャリアを決めたい方にはもちろん、移住を検討している方にもオススメです。 組合での採用となるので正社員として働くことが出来、社保完備で週3〜の勤務OKです♪ 午前・午後も選べるのでご自身に合った働き方が選択出来ます。 また移住を検討している方にとっては、地域の方とも関わりをすぐ持てる点も安心かと思います。

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