東京のIT企業経営から、下川町の豆腐屋・肉屋へ|大東洋克さん
公開日:2026/09/11 05:46
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2026/09/11東京のIT企業経営から、下川町の豆腐屋・肉屋へ。地域で見つけた「自分だからできること」
「地方で何かに挑戦してみたい」 「これまでの経験を地域で活かしてみたい」
そう思っていても、「自分に何ができるんだろう」と迷うこともあるかもしれません。
今回ご紹介するのは、下川町で豆腐店と精肉店を引き継ぎながら、東京での会社経営も続けている大東洋克さん。
音楽、IT、経営、そして豆腐づくりや精肉店の運営。
一見すると、まったく違うキャリアに見える大東さんですが、本人は「根本は全部同じ」と話します。
きっかけは「地域を盛り上げたい」ではなかった
香川県出身の大東さんは、高校卒業後にアメリカへ渡り、8年間音楽活動を続けました。
帰国後は東京のIT企業へ入り、新規事業の立ち上げや海外展開、スタートアップ支援など、さまざまな仕事に携わってきました。
そんな大東さんが下川町で暮らし始めたきっかけは、子どもを自然豊かな環境で育てたいという思いでした。
最初から「地域のために何かをしよう」と考えていたわけではありません。
しかし、実際に地域で暮らしてみると、これまで見えていなかったものが見えてきました。
「なくなったら困るものが、地域にはたくさんある」
その一つが、町に残る豆腐店でした。
「時代遅れ」と言われた豆腐づくり
豆腐店を引き継ぐきっかけとなったのは、先代からのある言葉でした。
手づくりの豆腐は、効率を考えれば大量生産にはかないません。
「今は豆腐なんて工場で作る時代。手づくりの豆腐は時代遅れ」
そんな言葉を聞いた大東さんは、むしろそこに可能性を感じました。
「誰にでもできる効率の良いことには興味がない。みんながやらないことにこそ価値がある」
そう考え、朝5時半から先代と一緒に豆腐をつくり、製法を一から学びました。
単に店を引き継ぐだけではなく、先代が長年培ってきた技術や思いまで受け継いでいく。
その経験は、大東さんにとって事業承継の意味を考えるきっかけにもなりました。
さらに精肉店も。地域に必要な仕事を残す
豆腐店の承継が進む一方で、町内の精肉店にも事業承継の話が舞い込みました。
ほぼ同時期に2つの店舗を引き継ぐことになった大東さん。
東京で会社を経営しながら、まったく異なる業種の店舗を運営するのは簡単なことではありません。
それでも、「なくなったら地域が困る」という思いと、自分のこれまでの経験を組み合わせれば、できることがあるのではないかと考えました。
資金調達、情報発信、ITの活用、業務の効率化。
これまでITや経営の世界で培ってきた経験を、地域の小さな商いに掛け合わせていきます。
大東さんが大切にしているのは、業種が何かではなく、
「誰に、どんな価値を届けるのか」
ということ。
ITのサービスでも、豆腐屋でも、肉屋でも、そこにある本質は変わらないといいます。
地域では「自分の仕事」が地域の暮らしにつながっている
地域で商売をする魅力について、大東さんは「お客さんとの距離の近さ」を挙げます。
何を買ってくれたのか。 どんなものを喜んでくれたのか。 直接話を聞きながら、次の商品やサービスにつなげていく。
都会で仕事をしていたときには、数字やデータを通して見ていた「お客さんの反応」が、地域ではもっと身近に感じられる。
そして、自分が続けている店が、そのまま地域の暮らしを支えている。
そんな実感が、地域で仕事をする面白さにつながっています。
「気合いを入れすぎない」ことも、地域で挑戦する秘訣
大東さんが話す中で印象的なのが、地域での挑戦に対する姿勢です。
「人生をかけて頑張るぞ」と最初から力を入れすぎるのではなく、まずは地域に入ってみる。
暮らしてみる。 人と出会う。 地域のことを知る。
そして、その中で「自分にできること」を少しずつ見つけていく。
地域の課題を一人で解決するのではなく、周りの人と一緒に取り組んでいくことも大切です。
実際に大東さんの挑戦も、一人ですべてを担っているわけではありません。
地域の人や、一緒に活動する仲間、これまで地域で培われてきた技術やつながりがあってこそ、今の取り組みがあります。
地域にあるものを受け継ぎ、次の挑戦につなげる
大東さんの挑戦は、店を残すことだけではありません。
豆腐づくりから生まれるおからを活用した商品開発や、地域資源である鹿肉の活用。
さらに、地域の人が集まれる場所や、子どもたちが気軽に立ち寄れる場づくりなど、新しい構想も広がっています。
すでに地域にあるものを守りながら、そこに新しいアイデアを加えていく。
そして、自分が始めたことを、次に挑戦する人のきっかけにもしていく。
それもまた、地域で仕事をつくるということなのかもしれません。
「自分だからできること」は、暮らしてみて初めて見えてくる
大東さんの歩みを見ていると、移住や地域での挑戦に必要なのは、最初から特別な資格や経験を持っていることではないと感じます。
ITの経験があれば、それを地域の仕事に活かせる。
経営の経験があれば、地域の事業を支える力になる。
もちろん、これまでとはまったく違う仕事に挑戦することもできる。
大切なのは、地域に暮らしながら、人と出会い、そこにあるものを知り、その中で自分にできることを探していくこと。
東京でIT企業を経営していた大東さんが、今は下川町で豆腐をつくり、肉を売っている。
その姿は、「移住=今までのキャリアを捨てること」ではなく、これまでの経験を新しい場所で組み合わせ直すことなのだと教えてくれます。
下川町での暮らしや仕事も、決まった一つの形があるわけではありません。
地域にあるものと、自分が持っているもの。
その二つを掛け合わせたとき、そこからどんな仕事や挑戦が生まれるのか。
大東さんの歩みは、そんな可能性を考えるきっかけを与えてくれます。
地域にあるものを受け継ぎ、次の挑戦につなげる
大東さんの挑戦は、店を残すことだけではありません。
豆腐づくりから生まれるおからを活用した商品開発や、地域資源である鹿肉の活用。
さらに、地域の人が集まれる場所や、子どもたちが気軽に立ち寄れる場づくりなど、新しい構想も広がっています。
すでに地域にあるものを守りながら、そこに新しいアイデアを加えていく。
そして、自分が始めたことを、次に挑戦する人のきっかけにもしていく。
それもまた、地域で仕事をつくるということなのかもしれません。
「自分だからできること」は、暮らしてみて初めて見えてくる
大東さんの歩みを見ていると、移住や地域での挑戦に必要なのは、最初から特別な資格や経験を持っていることではないと感じます。
ITの経験があれば、それを地域の仕事に活かせる。
経営の経験があれば、地域の事業を支える力になる。
もちろん、これまでとはまったく違う仕事に挑戦することもできる。
大切なのは、地域に暮らしながら、人と出会い、そこにあるものを知り、その中で自分にできることを探していくこと。
東京でIT企業を経営していた大東さんが、今は下川町で豆腐をつくり、肉を売っている。
その姿は、「移住=今までのキャリアを捨てること」ではなく、これまでの経験を新しい場所で組み合わせ直すことなのだと教えてくれます。
下川町での暮らしや仕事も、決まった一つの形があるわけではありません。
地域にあるものと、自分が持っているもの。
その二つを掛け合わせたとき、そこからどんな仕事や挑戦が生まれるのか。
大東さんの歩みは、そんな可能性を考えるきっかけを与えてくれます。
このプロジェクトの地域
下川町
人口 0.28万人
亀田 亜弥が紹介する下川町ってこんなところ!
下川町のことを知りたい方は、30分で町の概要をお話したオンラインイベントのアーカイブをご覧ください(^^)/ https://shimokawa-life.info/shimokawa-kaitsumami/ \下川町に向いている人はこんな人☝/ ・地域につながりを作るのが好きな人 ・面白いことが好きな人 ・まちづくりやイベントに関わりたい人 ・好奇心旺盛な人 ・実現したいことがある人 ・不便も楽しめる人
このプロジェクトの作成者
北海道下川町の「一般財団法人しもかわ地域振興機構」で、移住・定住のサポートをしている亀田亜弥です。 下川町の「お節介な案内人」です。理想の暮らし、一緒に探しませんか? 下川町は、移住者やチャレンジする人が多く、外から来た人を温かく(時にお節介に!)迎え入れる文化がある町。私自身も、この町で暮らす人たちのパワーや、森とともに歩む穏やかな時間に日々魅力を感じています。
「地方で働いてみたいけど、実際どうなの?」「下川町の人たちと繋がるには?」といった具体的な相談はもちろん、「なんとなく今の生活を変えたい」という漠然としたお悩みも大歓迎です!
オンラインでのカジュアルな雑談から、現地でのアテンドまで、あなたが下川町と「ちょうど良い距離感」で繋がれるよう、精一杯サポートさせていただきます。
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