【先着3名限定】日本三大秘境椎葉村フロンティアワーホリ 山の暮らしを、自分たちの手で拓く。
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2026/09/18ふるさとワーキングホリデーは、地域で働きながら、その土地の暮らしに触れるプログラムです。
舞台は日本三大秘境のひとつ、宮崎県椎葉村。 牧場を拓き続ける椎葉勇さんと、キャンプ場やシェアハウスを拠点に新しい山暮らしを試す村上健太さん。二人の「まだ途中にある仕事」に加わります。
牧柵を直す。道を整える。薪をつくる。山から水を引く。古い建物を片付ける。植木を手入れする。 ときには写真や動画、SNS、デザインなど、自分の得意なことが仕事になるかもしれません。
決められた作業だけをこなすのではなく、目の前の課題を見つけ、自分にできることを試してみる。そんな余白があるのが、今回のプログラムです。
椎葉勇さんは、30年以上前から牛の放牧に取り組み、地元に自生する芝を生かして牧場を広げてきました。目指すのは、人がピクニックや散策に訪れ、動物と過ごせる山の風景です。
村上健太さんは、廃業寸前だったキャンプ場を引き継ぎ、シェアハウスとともに山暮らしの実験場を育てています。
10月末から11月半ば。山が冬支度を始める椎葉で、完成した場所を見学するのではなく、これからの風景を一緒につくってみませんか。
拓く、試す、つくる。二人のフロンティアへ
●目指すのは、椎葉の山に広がる「アルプス」の風景 椎葉勇さんが牛の放牧を始めたのは昭和63年頃。 もともと畜産を学び、若い頃から牛が好きだった勇さんは、山の中の一軒家という環境を生かし、長年にわたって放牧の方法を試してきました。さまざまな牧草の種をまきましたが、牛に踏まれたり、山の環境に合わなかったりして、なかなか定着しません。 最後に残ったのは、遠くから取り寄せた植物ではありませんでした。地元の田んぼの土手に、昔から自生していた芝です。それを少しずつ移植すると、牛に踏まれても緑が残り、広がっていきました。勇さんはその芝を使いながら、今も牧場を少しずつ広げています。土地に合うものは、意外とすぐそばにあった。その試行錯誤は、椎葉の自然に合わせて仕事をつくる姿そのものです。
若い頃、農業研修でオランダ、ドイツ、スイス、フランスを訪れた勇さん。 とりわけ心に残ったのが、スイスの山岳地帯でした。山に牛が放たれ、人が訪れ、美しい景観と農業が同じ場所にある。 「あんな風景を、家の周りにもつくりたい。」 何十年経った今も、その光景は勇さんの頭の中にあります。昔、家から谷へ下りていた道をもう一度通れるようにしたい。牧場をさらに広げたい。人がピクニックに来たり、犬を走らせたりできる場所にしたい。仕事はまだ途中です。
●牧場の未来を、一緒につくるバディを探して 今回の時期には、牧柵や金網の補修、牧場周辺の整備、薪づくり、牛の飼料となるイタリアンライグラスの作付け、稲わらの回収など、そのとき必要な仕事を手伝ってもらう予定です。山の斜面で身体を動かし、牛や馬などの動物がいる日常に入る。勇さんは「馬に乗りたかったら乗っていいよ」と笑います。仕事と遊びの境界も、都会とは少し違うかもしれません。
勇さんが求めているのは、単なる労働力ではありません。一緒に働き、話をし、もし「もっとこうしたい」と思う人が現れたら、その後も関わってほしい。農家民泊では、宿泊者と食卓を囲み、村のことを伝えるだけでなく、外から来た人の世界を教えてもらうことも楽しみにしてきました。勇さんにとって、今回のワーホリは牧場の未来を一緒につくる仲間との出会いでもあります。
●「この仕事をやって」ではなく、「あなたなら何ができる?」 もう一人の受け入れホスト、村上健太さんは、地域おこし協力隊として椎葉へ移住し、廃業寸前だったキャンプ場を引き継ぎました。現在はキャンプ場「BASE CAMP Shiiba」を運営し、川の口集落ではシェアハウス「でぇらの家」を拠点に、山の暮らしそのものを少しずつつくり直しています。キャンプ場では掃除、木や草の手入れ、薪割り、建物のちょっとした修繕など、日々必要な仕事があります。
けれど、村上さんの基本姿勢は「仕事に人を当てはめるのではなく、人に仕事をつける」。 絵が描ける人は案内サインをつくり、写真が得意なら施設の写真を撮る。SNSが得意なら投稿を考える。動画がつくれるならプロモーション映像をつくる。参加者が何をできるのか、何をやってみたいのか。それと現場にある課題を組み合わせて、なるべくその人に合う仕事を提案します。
シェアハウス周辺では、山から引いている水の設備を手入れしたり、竹を切ったり、解体した小屋の跡や納屋を片付けたりする仕事もあります。またプログラム期間中は無農薬無肥料の自然栽培の田んぼで、手刈りして天日干しする素敵な体験ができるかもしれません。
完成された場所より、まだ未完成の場所が好きな人へ
このプログラムは、牧場体験やキャンプ場スタッフ体験だけをするものではありません。 二つの現場に共通しているのは、どちらも「まだ完成していない」こと。 勇さんは40年近く放牧に取り組みながら、さらに牧場を広げ、昔の道を復活させ、人が遊びに来られる場所をつくろうとしています。 村上さんもキャンプ場やシェアハウスを運営しながら、フェスや新しいプログラム、暮らしの仕組みを次々と考えています。 完成していないからこそ、参加する余白があります。
●こんな方におすすめです ・動物や自然の中で働いてみたい ・DIY、薪割り、庭仕事、山仕事に興味がある ・「自分の暮らしを自分でつくる」感覚を味わってみたい ・決められたマニュアル通りの仕事より、自分で考えて動く方が好き ・写真、動画、デザイン、SNSなど、自分の得意分野を地域で試してみたい ・地方で何かを始めたいが、まだ具体的な形は決まっていない ・完成された観光地より、これから面白くなりそうな場所に惹かれる
●40年やっても、まだ「次」がある 勇さんと話していると、年齢を重ねることと、挑戦をやめることはまったく別なのだと感じます。放牧を始め、試行錯誤し、地元の芝にたどり着き、農家民泊を始め、今度は牧場そのものを人が楽しめる場所へ変えようとしている。地域では神主などさまざまな役割も担いながら、それでも次の夢を話します。 「年を取ってできなくなる前にやらないと。」 その言葉には、地域を盛り立てながら、自分自身も楽しんで生きる力強さがあります。
●自分にできることを、仕事にしてみる 村上さんの現場では、逆に「自分に何ができるか分からない」という人にも余白があります。掃除もする。薪も割る。木も切る。地味な作業もあります。でも、その途中で「ここは直した方がよくない?」「こんなものをつくったら面白いかも」「自分なら写真を撮れる」と思ったら、それが次の仕事になるかもしれません。村上さん自身も、場所を運営しながら人を呼び込み、新しい使い方を考え続けています。 参加者の個性を受け止め、試してみることを歓迎する自由さと寛大さが、この現場の大きな魅力です。
●世界農業遺産は、受け継ぎながら更新する知恵 椎葉村は「高千穂郷・椎葉山地域」として世界農業遺産に認定されていますが、これは昔の農法をそのまま保存するだけのものではありません。山の環境に合わせて水を引き、草を育て、家畜を飼い、木や薪を使い、複数の仕事を組み合わせながら暮らしを続けてきた知恵そのものです。地元に自生する芝を牧場へ広げることも、山の水を自分たちで暮らしへ引き込むことも、受け継いだ知恵を使って今の暮らしを更新する試みです。
フロンティアという言葉は、誰もいない土地へ行くことだけを意味するわけではありません。今ある場所に、まだない使い方を見つける。今ある暮らしを、自分たちでもう少し面白くする。牧場を広げる人がいる。山の家をつくり直す人がいる。キャンプ場で次の遊びを考える人がいる。そして、そこにはまだ、一緒にやる人の席が空いています。椎葉の山で、誰かの仕事を手伝うだけではなく、まだない風景を一緒につくってみませんか。
募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
■綾野ファーム 牧柵・金網の補修、牧場周辺や道の整備、樹木の伐採補助、農作物の収穫など。
■BASE CAMP Shiiba 施設の清掃、木や草の手入れ、薪割り、簡単な修繕、キャンプ場の環境整備など。参加者の得意分野に応じて、写真・動画・デザイン・SNS等の仕事を相談する場合があります。
■でぇらの家:農作物の収穫(稲刈りがある場合は優先)、建物・納屋周辺の片付けなど。
・天候、牧場・施設の状況、農作物の生育等により、作業内容が変更・中止になる場合があります。
・作業は安全を最優先とし、参加者の経験や当日の現場状況に応じて実施範囲を判断します。チェーンソー等の専門機械を使用する作業は、経験・資格・安全面を踏まえて個別に判断します。
・村上さんの現場では、参加者の経験や得意分野に応じて仕事内容を相談します。希望すること、できることがあれば応募時や面談時に教えてください。
特にありません。参加者の方の個性や得意なことに応じて、就労先での業務を調整します。
■報酬 時給1,023円~ ※プログラムの途中で賃金改定の可能性があります
■形態 就労先とアルバイト労働契約を締結します。
■勤務時間 1日3~6時間程度 ※ただし、受け入れ先の現場の状況等により、参加者との合意のもと最大で8時間までの勤務になる場合があります
■勤務シフト 週3~5日程度で、参加者および就労先と調整して決定します。
■受け入れ日程 2026年10月19日~11月19日のうち、参加者・受入事業者と調整して決定
■滞在期間 2週間~最長1ヶ月の間で、参加者・受入事業者と調整して決定
住所
連絡先
■募集人数 3名程度
■自己負担なし(事務局負担) ・村内での宿泊費(素泊まり) ・作業に必要な備品 ・村内交通手段の確保および費用(軽自動車を貸し出し可能です)
■自己負担あり ・飲食費(基本的に自炊になります) ・椎葉村までの交通手段の確保および交通費
■保険 事務局負担にて、JAの「傷害共済」に加入します。
■ご持参いただくもの 汚れてもよい作業服、着替え、帽子、防寒着、滑りにくい靴など。10月末~11月は朝晩が冷え込むため、重ね着できる服装をご準備ください。
■事務局にて貸与可能な備品 手袋、長靴、スパイク足袋、作業用ヤッケ、タオル、アームカバー
■備考 ・書類選考を経て参加を決定します。ご希望により、事前のWEB面談が可能です。
主催:椎葉村役場地域振興課 企画運営:合同会社ミミスマス
このプロジェクトの地域
椎葉村
人口 0.22万人
合同会社ミミスマスが紹介する椎葉村ってこんなところ!
日本三大秘境の一つ、椎葉村。 広大な村の面積の94%が森林地帯、残りの斜面を家や田畑として利用してきた村の人々。山で生きる知恵と相互扶助の文化が暮らしに色濃く残る地域です。 自然の恵みを活かしながら、暮らしと仕事を成り立たせてきた椎葉の人は、たくましく賢く、器が大きいです。都会では感じにくい、「人に支えられていること」を日々実感できるのが、椎葉での暮らしです。
このプロジェクトの作成者
・地域おこし協力隊の活動支援 ・コミュニティビジネスの設立支援 「里を楽しむ人を増やす」をミッションに宮崎県椎葉村で活動しています。地域おこし協力隊のOBOGが集まった会社です。