地方の空き家の購入において知っておいた方が良い言葉「残置物」ってなに?

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公開日:2026/11/05 01:04

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2026/11/05

地方の空き家の購入を検討する際に、いくつか注意すべき点があります。

その中でも今回は「残置物」について、書いていこうかと思います。

「残置物」とは家の中や庭、納屋などに残っている生活用品、服、道具、機械など、片付けられずにそのまま残っている物品のことです。

家の持ち主が急病で入院し、そのまま施設に入った場合など、住んでいる家の中の物品の数々は、誰かが片付けない限り、生活感を漂わせながらそのまま残ってしまいます。

これが「残置物」です。

首都圏で中古物件を購入すれば、引き渡し前に建物内部には全く何もないのが当たり前です。 もしくは、スクラップ&ビルドで家を解体するのにあわせて、そのまま処分し、売り主が売価から費用を支払う場合が多いと思います。

これに対して地方の空き家では、「残置物」が残っている場合が多く、それを誰が片付けるのかが重要なポイントになってきます。

登米市の実態をもとに、皆さまの参考になればと思います。

「片付ける」とは、どういうことか?「現状渡し」とは?

「片付ける」というと、多くの人は整理整頓をイメージするかもしれません。

しかし、不動産の売買において片付けとは、「空っぽ」の状態にすることです。 私も過去に相続した物件を、自分で片付けをしましたが、3~4か月の時間を要しました。

もちろん、専門業者さんにお願いすることも可能です。首都圏で2階建て5LDKで、ある程度片付いている状態でも、お願いすれば約100万~になってきます。

残置物の種類や数によっては、もっと費用が掛かってきます。

地方で空き家を購入した場合、せっかく価格が数百万でも、残置物の処理にプラス100万以上がかかってくれば、安価で購入したはずの空き家のメリットは、どんどん薄れてきます。

さらに合わせて移住となると、まず移住前に自分の住んでいる家を片付けることと、移住した先でまた片づけをしなくてはならず、2度も「片付け」が必要になってきます。

注意して欲しいのは「現状渡し」という言葉です。これは建物の老朽化した状態を指すだけでなく、中の物品もそのままという意味もありますので、購入の際は、物置や納屋の部分も含め、「現状渡し」の内容を良く確認することをお勧めします。

残置物がどれくらいあるか?誰が片付けるか?
残置物がどれくらいあるか?誰が片付けるか?

何故、残置物ができるのか?

「片付け」というと、意外に皆さんは箪笥や棚、机、冷蔵庫、洗濯機、ふとんなど大きなものが厄介だと思うかもしれませんが、これらは最後に産廃業者さんにお願いすれば、トラック1台で終わったりするものです。

実は逆に、箪笥や押入れに押し込まれている「こまごました物」を片付ける方が、非常に時間と手間がかかります。その中でもやっかいなのが「紙類」だと思います。

特に持ち主が高齢な方のときは、「紙」の時代を生きてきましたので、過去の会社辞令から診察結果など、とにかく捨てずに保管する方が多く、大量に残っています。 やっかいなのは、それらの山の中に封筒があり、その中に重要書類や金銭が入っていたりします。「バサッ」と捨てられず、確認しながら進める必要があります。

空き家の「片付け」は、とても時間がかかるものなのです。

登米市の空き家の場合も、内部はそのままで売却したい話が多いのですが、そこから本当に空っぽになるまで、親族で片づけを始めると2~3か月かかってしまうのが一般的です。

もっと早く片付けておけばと思うかもしれませんが、親が住んでいる状態では、片付けを始めると「要る?要らない?」で喧嘩になることも多く難しい面があります。

親族が近隣に住んでいれば、ちょこちょこ来て片付けられますが、首都圏など遠方にいれば、かなり難しいことになってきます。

そのために、ほとんどがそのままで、 ①貴重品だけをチェックして、あとは「残置物も含む現状渡し」の形 ②契約の目途がつき、売り主の資金面が確定した段階で産廃業者さんを入れて片付ける形 のいずれかが多くなっています。

建物の状態、立地条件など「売価」には様々な要因がありますが、この「残置物」の処理費用は、「売価」とは別のコストで見えない場合が多いので、充分注意をしながら、地方の空き家の購入を検討いただけたらと思います。

片付けには時間がかかる
片付けには時間がかかる

このプロジェクトの地域

宮城県

登米市

人口 7.22万人

登米市(とめし)が紹介する登米市ってこんなところ!

自然が豊かでゆったりした時間が流れている地域です。 雄大な北上川や冬に白鳥やマガンの群れが飛来する伊豆沼など、水の豊かな町であり広大にひろがる水田地帯は、季節に応じた彩に変化し、四季の移り変わりを身近に感じることができます。 冬季の朝夕に白鳥やマガンが群れをなして、空を飛んでいく姿は、とても雄大であり、オススメスポットというよりは、それが日常の生活の中で当たり前に見れることが魅力だと思います。

米どころならではの、餅や団子の文化が発達しており、5色団子が主流で、「ずんだ、みたらし、あんこ、ごま、くるみ」など色とりどりの団子が店頭に並んでいます。手作り、無添加が多いため、賞味期限が1日なので、残念ながら、首都圏へのお土産にできないのが難点です。是非、登米にきて美味しいお餅やお団子をご賞味ください。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

登米市は宮城県北東部にあり、歴史と自然が調和する風光明媚な町です。県内屈指の米どころであり、仙台牛の約4割を生産する、農業、畜産、林業の盛んな地域です。 NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台地でもあります。 「伊豆沼・内沼」や「北上川」など多くの水資源に囲まれた「水の里登米」には、多様な植物や生き物が暮らしています。源氏ボタルの鑑賞など、多くの場所で「登米の自然の魅力」に触れることができます。                                               

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