
地方・空き家の「おトイレ」事情
公開日:2026/04/16 02:52
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2026/04/18「興味ある」が押されました!
2026/04/18地域おこし協力隊の三神です。私は神奈川県鎌倉市から宮城県登米市に実際に移住し、地域おこし協力隊・移住定住支援担当となりました。
移住を検討している側と移住を受け入れる側の両方を経験しましたので、両者の目線で感じたことを綴ります。
何かの「募集」ではなく、実際に移住を検討している方々に寄り添って、お役に立てる情報を発信していきたいと考えています。
トイレの処理方式は大きくわけて「3種類」・改造のポイント
地方で空き家の購入を検討する際、特に女性が一番気になるのが「おトイレ」かと思います。
地方におけるトイレの下水処理については、大きく分けて3種類あります。 ①汲み取り方式 ②浄化槽方式 ③下水道接続方式
概要 ①汲み取り方式(定期的に回収車が来てくみ上げていく方式です) ネックは「臭い」であり、特に女性の方はあまり好まないかもしれません。 簡易水洗をつければ、水洗トイレと同様に下部に流れますが、完全に臭いを無くすことは難しいかと思います。 ②浄化槽方式 (地中に埋められた浄化槽でろ過される方式) 水洗で浄化槽に流れていくタイプです。公共の下水管が敷設されていない地域で多く使用されています。浄化した後の安全な状態の水は側溝や河川などに流されます。 ③下水道接続方式 首都圏で多くみられるこの方式は、臭気の問題や衛生面でも優れていますが、下水道の本管が近くまで敷設されていていないと接続は困難です。 さらに公共桝として敷地内のどこに引き込まれているかもポイントになります。
②の浄化槽方式の場合の検討ポイント 汲み取り方式から変更しようとすると浄化槽を新たに地中に埋設する大掛かりな工事が必要になりますので、数十万から数百万の設置工事費用が発生してきます。 また、稼働後は浄化槽は定期的な点検が必要であり、管理費用として年額で約5~6万程度かかる場合が多いようです。 住宅購入の際は、設置工事費用の追加費用と管理費用としてランニングコストが発生することを考慮しましょう。
③下水道接続方式の場合のポイント 目の前の道路まで行政側で敷設した下水本管が来ていることが必須条件です。 さらに、敷地内の境界部分に「公共桝」が来ているかどうか?「公共桝」があれば、接続工事を行い使用可能になります。 ただし、中古住宅購入の場合は、既に建っている建物の外側を掘削して「公共桝」までの工事となりますので、建物内のトイレ等と「公共桝」の位置の関係により、距離や掘削手段が異なり(重機が入らない場合は手掘りになりコスト上昇)場合によっては大きな費用が発生する場合があります。 「公共桝」は来ているものの汲み取りのままの物件が多く残っているのはこのためで、②浄化槽同様に住宅購入の際は、追加費用として発生することを考慮しましょう。


移住して古民家カフェなど「飲食事業」をお考えの方
古民家を購入し、「移住」にあわせて自宅に併設してカフェの開業をお考えの方も多くみられます。 カフェ開業準備の際、保健所等の飲食店としての「営業設備許可等」には、みなさん注意がいくのですが、忘れられがちなのがこの「下水の処理方法」の部分です。 首都圏と異なり「下水道が当たり前」でない地方においては、飲食店の排水は特有のものですので、汲み取り方式では開業許可はほぼ難しく、浄化槽か下水道であることが必要な場合が多いのが現状です。 さらに、浄化槽の場合は店舗床面積などから必要な「槽」の大きさが割り出されたり、排水の先(農業用水などへの流れ込みは不可など)も関係してきますので、事前に行政機関への調査と相談が必要かと思います。 下水の処理方法は、見落としやすい部分ですので、購入前にしっかりと準備、相談されることをお勧めします。

このプロジェクトの地域

登米市
人口 7.22万人
登米市(とめし)が紹介する登米市ってこんなところ!
自然が豊かでゆったりした時間が流れている地域です。 雄大な北上川や冬に白鳥やマガンの群れが飛来する伊豆沼など、水の豊かな町であり広大にひろがる水田地帯は、季節に応じた彩に変化し、四季の移り変わりを身近に感じることができます。 冬季の朝夕に白鳥やマガンが群れをなして、空を飛んでいく姿は、とても雄大であり、オススメスポットというよりは、それが日常の生活の中で当たり前に見れることが魅力だと思います。
米どころならではの、餅や団子の文化が発達しており、5色団子が主流で、「ずんだ、みたらし、あんこ、ごま、くるみ」など色とりどりの団子が店頭に並んでいます。手作り、無添加が多いため、賞味期限が1日なので、残念ながら、首都圏へのお土産にできないのが難点です。是非、登米にきて美味しいお餅やお団子をご賞味ください。
このプロジェクトの作成者
登米市は宮城県北東部にあり、歴史と自然が調和する風光明媚な町です。県内屈指の米どころであり、仙台牛の約4割を生産する、農業、畜産、林業の盛んな地域です。 NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の舞台地でもあります。 「伊豆沼・内沼」や「北上川」など多くの水資源に囲まれた「水の里登米」には、多様な植物や生き物が暮らしています。源氏ボタルの鑑賞など、多くの場所で「登米の自然の魅力」に触れることができます。

















