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- 「もったいない図書館」から子供たちの未来を育てる。本を通じたまちづくりコーディネーター!
「もったいない図書館」は、全国からの寄贈図書により開館したユニークな図書館です。平成19年の開館以来、「矢祭子ども司書講座」や「手作り絵本コンクール」などの取り組みを通じて、多くの町民に利用されてきましたが、近年は少しずつ利用者も減り始め、新しいチャレンジが必要だと感じるようになってきました。
もったいない図書館が目指すのは、子どもたちが本を通じて、多様な考えや人に出会い、健やかに育つまちづくりです。これまで取り組んできた「子ども司書講座」や「手作り絵本コンクール」をベースに、もったいない図書館の活動を支えてきてくれた町内外に住む多くの協力者との関係を紡ぎながら、新しいチャレンジに取り組みたいと考えています。
本をきっかけに多くの人と繋がっていくことに関心のある方に目を通して欲しいチャレンジです。
「もったいない図書館」から子供たちの未来を育てる。
もったいない図書館は、平成19年、全国からの寄贈図書により開館した図書館で、全国でも類を見ない取り組みとして注目されました。現在の蔵書数は47万冊にも及び、県内でもトップクラスの充実ぶりとなっています。
今では多くの市町村で取り組まれている「子ども司書講座」の取り組みは、平成21年にこのもったいない図書館から始まった取り組みであり、これまでに100名を超える小学生が子ども司書として巣立っていきました。今年も7名の受講生を迎え、同時に始まった「手作り絵本コンクール」とともに、もったいない図書館の2大事業として12年目を迎えています。
このように意欲的な取り組みを続けてきたもったいない図書館ですが、14年という月日の中で、利用者数は年々減少しているのが実情です。子ども司書講座や手作り絵本コンクールについても、翌年以降の次の一手がなかなか見いだせないという現状があります。
奇しくもGIGAスクール構想の推進など、教育分野のICT化が叫ばれ、子どもたちと本との関わりが改めて問い直される中、もったいない図書館としても新たなチャレンジに取り組むべきタイミングなのではないかと感じています。
もったいない図書館は、子どもたちが本を通じて、多様な考えや人に出会い、健やかに育つまちづくりを目指しています。そのためにも、子どもたちだけでなく地域全体で取り組む必要があると考えます。
今回のプロジェクトは図書館内の取り組みにとどまるのではなく、地域内外の関係者(小中学校図書室や地域の文庫サポーター、町外からもったいない図書館の取り組みに関心を寄せる関係人口など)との繋がりを大切にする取り組みになると思います。
これまで積み重ねてきた取り組みを基礎として、関係者との繋がりを大切にしながら、本を通じたまちづくりを推進できるコーディネーターを募集したいと思います。
もったいない図書館落成式の様子
子ども司書活動(おはなし会)
本を通じて「人」と「人」、「想い」と「想い」を繋げる人
○今回のプロジェクトで出会いたい人はこんな人。
・なんといっても「本」が好きな人。
・「本」について語ることが好きな人。
・「本」の魅力を伝えることが好きな人。
・なんといっても「子ども」が好きな人。
・楽しい企画を「みんなで」考えることが好きな人。
・「人」と「人」との繋がりを大切に思える人。
・他人の「想い」に共感を寄せられる人。
○このプロジェクトに期待できること。
・日本中から寄付された「本」に出会うことが出来ます。
・「こども司書講座」や「手作り絵本コンクール」に関わることが出来ます。
・「本」を通じて多くの「子供たち」と関わることが出来ます。
(小中学校の学校図書館との連携を特に重視しています。)
・「本」を通じて「地域住民」との関わることが出来ます。
(「文庫サポーター」を始め、地域の関係者と関わる機会も多いと思います。)
・町外の「関係人口」との関わりが生まれてくるかもしれません。
(もったいない図書館との連携を模索している都市部の応援団も複数名いらっしゃいます。)
もったいない図書館(外観、館内)と寄付図書仕分け時の様子
もったいない図書館も参画している「矢祭もったいないプロジェクト」
本プロジェクトに関わる「地域おこし協力隊」を募集します!
「本を通じたまちづくりコーディネーター」と題して、本プロジェクトに関わる方を地域おこし協力隊として募集しています。
詳細については、2月27日(土)13:00~15:00の日程でオンライン説明会を予定しておりますので、関心のある方はお問い合わせください。
また、オンライン説明会に参加出来ない方でも応募は出来ますので、気軽にお問い合わせください。
なお、司書の資格等は不要です。
絵本フェスタの一コマ。
各地区公民館に設置されている「もったいない文庫」
2月27日にオンラインイベントを開催しました。
限られた時間ではありましたが、本プロジェクトについて知っていただけたかなと思います。
本プロジェクトの背景をまとめたインタビュー記事を作成致しました。
プロジェクト参加者の人となりが多少なりとも伝わるかと思います。ご覧ください。
https://shigoto100.com/2021/03/yamatsuri-3.html
多くの興味あるを押していただき、ありがとうございます。
本プロジェクトの詳細を知ってもらうためのオンラインイベントの開催日が、明後日に迫って参りました。
まだまだ、申し込み受け付けておりますので、興味ある方は一言メッセージをいただければと思います。
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矢祭町は「東北の最南端」に位置し、関東から見ると「東北への勝手口」に当たる町です。東京からは車で約2時間半。ローカル線でも約2時間半。首都圏からも「気軽」に訪れることが出来るまさに「勝手口」的な「ザ・田舎」です。
実は矢祭町から広域交通網を目指そうとすると、高速ICはもちろん、最寄りの新幹線駅や空港など、すべてが約1時間の距離にあるため、今日まで変に都市化することなく、いわゆる「田舎」ののどかな風景が多く残る町並みです。
町の中央には久慈川が流れ、その両脇にそびえるように「八溝」「阿武隈」の両山系が連なります。このためかつては林業の町として栄えてきましたが、今は「いちご」や「鉢花」などハウス型農業が盛んとなり、県内でも有数の産地となっています。そのほか、鮎や柚子などの従来からの特産品に加え、ラズベリーといった新しい産品も増えてきました。
矢祭町では「子育て日本一」を目標に掲げ、子育て環境の充実にも力を入れてきました。のどかな農村風景と子育てに適した環境作りがマッチした町、それが矢祭町です。
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