- SMOUT
- プロジェクトをさがす
- 1500年の歴史ある里山で“新しい農村プログラム作り”。地域資源を軸に、地域の内外をつなぐ
1500年の歴史ある里山で“新しい農村プログラム作り”。地域資源を軸に、地域の内外をつなぐ
多気町は、三重県の中央に位置する自然豊かな里山。
平成18年に旧多気町と旧勢和村が合併して誕生した、人口1万3千人のちいさな町です。
勢和地域(旧勢和村)は、古代から1500年以上の歴史が続く場所としてファンも多く、
伊勢茶栽培や古くからある社寺仏閣など、地域の暮らしが日々引き継がれています。
2021年夏には、隣接する位置に日本最大級の商業リゾート施設「VISON」がオープン。
古代から守られる豊かな地域資源を活かした先進的な取り組みが続々と生まれ、全国から志を持った若者が集まり始めています。
今回は、多気町勢和地域で2019年に発足した勢和農泊推進協議会のメンバーと一緒に、勢和地域の魅力や暮らしを尊重しながら「中」と「中」、「中」と「外」をつなぐ“新しい農村プログラム作り”に向け、活躍してくれる人を募集します!
詳細は多気町ホームページURLより
https://www.town.taki.mie.jp/life/soshiki/kikakuchosei/chiikiokoshi/4115.html
必要なのは「連携」。地域資源の事業で盛り上がるまち
多気町勢和地域では、今あらためて地域資源を活用した事業やプロジェクトが盛り上がりを見せています。
たとえば、昨年開設200周年を迎えた「立梅用水」は世界かんがい施設遺産登録を受け、全国からの絶えない視察を「一般社団法人 ふるさと屋」が対応していますが、「立梅用水」の歴史・文化・地域用水機能といった資源を活用した地域づくり事業を連携実践する団体です。
そして「地元の農村文化や守られてきた味を後世に残したい」という想いから始まった農村料理バイキング「まめや」。地域外のファンも多く、桜や紫陽花、紅葉など農村の豊かな四季を感じられる時期や週末はとくに賑わいます。地元の20代から80代まで幅広い年齢層の方たちが働いています。
また環境にやさしい新農法(特許栽培技術)を用いて野菜作りを行う農業ベンチャー「ポモナファーム」は世界で注目される「湿度農法」に取り組んでいて、全国各地から技術指導を依頼されるなど活動の領域を広げています。
田んぼに興味のある移住家族と休耕田を地域の農家さんが繋ぐプロジェクト「みんな田んぼ」は、10年以上の継続によってその輪が広がり勢和地域に移住してくる人も増えています。
そうした団体・施設を軸に、レジャーだけでなく学びや交流を目的とした来訪が増えているのが、ここ最近の勢和地域の傾向です。
一回きりの観光旅行ではなく「何度も来たくなる」仕組みを作るにはどうすればよいのか。今すでにある資源をどのようにPRしていけば良いのか。地域の各プレイヤーが、日々それらの問いに向き合っています。
さらに、勢和農村RMO協議会(※)が2022年に発足。新たな農村体験プログラムや野菜作り教室、外部からの視察ツアーのコーディネート、地元の小中学校との連携など、町と外をつなぐ接点づくりのための仕組み化が進みはじめたところです。
さて、これから進めていきたい“新しい農村プログラム作り”では、
・満足度を高める視察研修プログラムや教育旅行のフィールドワークの設計
・地域の人や行政、事業者も巻き込んだ持続可能な仕組み作り
・視察ツアーの現地サポート、アフターケアを持続的に展開できる仕組み
・視察受け入れ窓口の一本化の整備
などを優先して考えていきたいと思っています。
さまざまの事業団体やグループが個別に行っていることを、それぞれのメリットを尊重しながら連携させていく役割が求められています。
そういった「勢和地域の未来」に向けたステップを、“現在地”を把握しながら一つずつ地道に進めていくのが、今私たちが抱えているミッションです。
(※)農村RMO:農村型地域運営組織。複数の集落の機能を補完して、農用地保全活動や農業を核とした経済活動と併せて、生活支援等地域コミュニティの維持に資する取組を行う組織 https://www.maff.go.jp/j/nousin/nrmo/
農村体験プログラムの企画コーディネートもお願いします
農村文化や守られてきた味を繋ぐ活動も続ける ふるさと屋代表
仕事内容はスキル・興味関心に応じて相談
“新しい農村プログラム作り” を形にするためには、適切な連携プレイヤーに適切な役割を提供し、それぞれが活躍できる舞台を整える黒子的な存在が不可欠です。
「新しいアイデアを生む」「企画を考える」という能力も大事ですが、何よりも「地域の人と地道なコミュニケーションを取ることができる」「関わる人たちをリスペクトできる」「地域内の現状把握と目的に向けた現在地把握をする」ことが大切だと考えています。
私たちも、日頃の仕事の中で「それぞれの魅力を活かしてどのような見せ方をすれば良いか」「何をどう組み合わせたら、より関わる人が活躍できそうか」を考えた上で、内に向けたネゴシエーションと外に向けたバランスのよい情報発信を意識しています。
また、どんなに小さなことでも良いので、イベントやプロジェクトの「企画」「準備」「当日運営」という一連の流れを経験したことのある方に関わっていただけるとなお嬉しいです。
「◯◯と××を必ずやってください」というような種類の仕事ではないため、あなたのやりたいことやスキル・特技や経験に応じて一緒に役割を考えていきたいと思っています。
「こんな経歴なのですが、どんなことができそうですか?」「こういうことをやってみたいのですが……」など、まずはぜひあなたのできること・やりたいことを教えてください!
カフェもあります
地域の人々が集まれる場を
「地域の通訳者・編集者」として活躍してくれるあなたを待っています!
今回の募集は「地域の通訳者・編集者」的なポジション。地域の方々の想いを聞いて繋ぎ合わせ、言語化しカタチにしていくお仕事です。
多気町丹生(にゅう)を中心とした旧勢和地域にて、「勢和農泊推進協議会」の構成団体と連携しながら、地域内の若者から年長者の方々まで、地域内そして地域内外を繋げるべく活動していきます。
▼仕事内容の一例
(1)勢和地域外から訪れる人の滞在時間や滞在者数の向上
・勢和地域の農村体験プログラム(個人・団体)の造成・販売(集客)・当日運営
・「(一社)ふるさと屋」や「せいわの里まめや」への視察研修をブランディング、受入サポート
・「ふれあいの森 勢山荘」の宿泊商品開発
・「あじさいまつり」「丹生宿てくてく七巡り」の魅力拡充、運営サポート
・丹生水銀鉱跡、立梅用水、西村彦左衛門生家、三井殊法、丹生暦、中央構造線、伊勢茶、寺社仏閣、和歌山別街道等の資源を生かした事業開発
(2)地域文化の継承
・勢和地域の歴史文化検証サポート
・子どもたちへの郷土教育をサポートするツールの開発、制作
・「地域学」の人やモノのデジタルアーカイブ作りと活用設計、展開まで
・「地域学」ガイド育成、オーダーメイドプランニング(コーディネーター)
(3)動画や写真、記事による広報情報発信(地域メディア運営)
・勢和地域の暮らしやイベントをインターネット発信 など
※この全てを進行いただくのではなく、スキルややりたいことに応じてお仕事をお願いする予定です
地域の方々の想いを聞いて繋ぎ合わせ、言語化しカタチにしていくお仕事
恒例の「あじさいまつり」
だいずから育てる手前みそづくり
8月10日に開催された『だいずから育てる手前みそづくり 全4回』
第一回目は、大豆の種まきと苗植え➕紙芝居。
この企画は、まめやさんとの共同企画企画で、
次回は10月5日 大豆を枝豆で食べる予定です!
https://www.instagram.com/mameya_seiwa/
❗️現地見学会決定❗️8月24日(土)三重県多気町に先ずは覗きに来てみませんか?
「三重県の真ん中はどこ??」「現地説明会ありますか?」という声を受け、対象地域の三重県多気町勢和地域現地案内ツアーを開催決定!!まずは現地を体感しませんか?当日は多気町役場企画課担当者と多気町勢和地域移住者がご案内します😄//日時:8月24日(土)10時頃〜お昼頃 集合場所①電車:JR多気駅(10:02着)②車:多気町役場駐車場(10:10頃)★先着6名(要予約)申込方法:メッセージください!
にユーザー登録して もっと活用しよう!無料
- 地域をフォローできるようになり、地域の最新情報がメールで届く
- あなたのプロフィールを見た地域の人からスカウトが届く
- 気になった地域の人に直接チャットすることができる
多気町は、三重県のほぼ中央に位置する中山間にある町。古代より豊かな鉱物資源の産出地として発展してきました。また、世界文化遺産でもある熊野古道にも近く、伊勢本街道、和歌山別街道、熊野街道が通過する交通の要地としての役割も。
紀伊半島の独特な山波風景が広がる小さな里山には、県内外から移住したオーナーが営むお店・施設が点在。古民家をリノベーションしたコーヒー店「金川珈琲」や焼き菓子工房「Oyatsuya+109」「樹和堂」、全国からファンが絶えない天然酵母パン「にこぱん」や月に2回だけオープンするパン屋「ホタルカゴ」など、地域資源を活かしたものばかりです。
2021年には日本最大級の大型商業観光施設「vison」もオープン。農村バイキング「まめや」や、伊勢茶と地元野菜などを購入できる「ふれあいの館」、江戸時代に将軍専属医師として活躍した郷土の偉人を伝える「元丈の館」など、新旧・大小の事業者が存在するエリアです。
ふるさと屋
豊かな自然に恵まれ古くから栄えていた歴史ある郷「多気町勢和地域」。
「ふるさと屋」はこの地域の丹生で江戸時代末期に活躍した西村彦左衛門
さんの生家を拠点に地域の宝物である地域資源(立梅用水の歴史・文化
・地域用水機能など)を活用した地域づくり事業を実践しています。