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「フルーツの女王」に関わり子どもたちが笑顔になる地元をつくる。 ― 矢祭町発!国産ラズベリーブランド化への挑戦 ―
【日本で貴重な国産ラズベリー生産を15年越しで実現】
福島県矢祭町で15年ほど前から始まったプロジェクトがあります。
町の主要産業でもある鉢花の生産を手がける矢祭園芸の「金澤美浩」さんが「国産ラズベリー」の生産の相談があったことをきっかけに、日本の気候に合うラズベリーの品種開発が始まりました。
国産ラズベリーの現状は、日本で年間1000トン以上もの消費量があるものの、そのほとんどは輸入品が使われ、国産は輸入量の100分の1という少なさでした。そんな中、外国で自生していたラズベリーの木は日本の気候に合わず、育っても3年たつと弱ってしまうという状態。金澤さんは、何度も試行錯誤を繰り返し、8年もの歳月をかけて「矢祭町の気候にあった、強健で、多収穫品種」が多数できました。2018年から販売に向けての試験栽培を開始すると、全国の有名ホテルや製菓店、お菓子メーカーから多くの問い合わせが来る状態となり、近年では大手メーカーからの問い合わせやテレビ・各メディアでの取材があるなど、注目度は益々上がっています。
新品種の国産ラズベリーの生産に興味がある方、地域での活動に興味のある方、新しいことを始めたいと考えている方、ぜひご覧ください!
町の特産品へ向け、矢祭町全体で国産ラズベリーを応援
金澤さんによる国産ラズベリー生産のスタートをきっかけに、それを応援する仲間も増えてきました。例えば、生食のラズベリーの品質を延長させることが可能になり、仲間同士の協力で流通地域を広げられる可能性もみえてきました。また、栽培技術の確立のために連携してくれる住民の方もいます。2020年からは、ラズベリー生産を安定させるべく、地域おこし協力隊として大和田さんが矢祭園芸で活動を開始。2021年には、新たに地域おこし協力隊として長友さんが加わりました。
国産ラズベリーの生産拡大が矢祭町の新しい産業として盛り上がることで、将来的に地域の子供たちが地元に帰ってこられるような仕組みへと繋がる可能性があります。
矢祭園芸の金澤さんと協力隊大和田君
ラズベリー
高まる需要と期待に応えたい!課題を乗り越えてひろがる可能性へチャレンジ!
2018年から販売に向けての試験栽培を開始すると、全国の有名ホテルや製菓店、お菓子メーカーから多くの問い合わせが来る状態となり、近年では大手メーカーからの問い合わせやテレビ・各メディアでの取材があるなど、注目度は益々上がっています。また、福島県立修明高等学校との連携で高校生とコラボレーションしたラズベリージャムづくりを行うなど、ラズベリーを通じた連携の輪も広がりつつあります。その他にも、チョコレート・お菓子・ビール・日本酒など加工品の需要も高まっており、ラズベリーリーフティーの開発も進めています。
生産量は、去年の10倍も多く収穫ができ、現在の栽培面積は約20アールで約4tの収穫量が見込めます。これは本格的に栽培すれば日本一も夢ではありません。
周りからの期待や国産ラズベリー自体の持っている大きな可能性を感じながらも、生産現場ではまだまだ課題もあり、日々試行錯誤の毎日です。生産方法もマニュアル化されている訳ではなく、生産量が増えた分、新たな課題も見えてきました。加工品や販売に関しても同様で、広がりが見えてきた分ブランディングやマーケティングの要素が求められる場面も増えてきました。
そこで矢祭町は地域おこし協力隊として「国産ラズベリーの可能性を仲間と一緒にひろげていく」仲間を募集したいと考えています。
\プロジェクトを通じてこんな方と出会ってみたいです/
・新品種の国産ラズベリーの栽培に興味がある方
・地域農業に興味のある方
・食やマーケティング・ブランディングに興味がある方
・地域での活動に興味のある方
高校生とのコラボから生まれたラズベリージャム
ラズベリー畑の様子
受け入れ態勢も整えています!一緒に新たなチャレンジをしてみませんか?
ここまで読んで頂き、農業をしたことが無いから難しいのでは?と思った方もいらっしゃると思います。ご安心ください。ラズベリーの生産などの技術的な支援は、矢祭園芸の金澤さんを中心に受入態勢を整えております。さらに、地域おこし協力隊としての、地域住民のみなさんとの関係づくりなどのサポートは、専門家が支援していきます。
矢祭町での国産ラズベリー生産の挑戦は始まったばかりです。
この記事をご覧になっているほとんどの方が経験したことのない活動だと思います。実は私たち矢祭町でもまだまだ体験したことがない事ばかりです。だからこそ、農業の技術や経験はもちろん、農業以外の経験も活かされる場面も多数あります。そのような多種多様な人たちがそれぞれのスキルを持ち寄ることで、一緒に悩みながら地域の方々と共に作り上げることができると思っています。
また、地域おこし協力隊として着任していただいた後は、着任後研修や活動の伴走を専門家を入れて支援していきます。新たな挑戦をしていく文化が残る矢祭町で私たちと一緒に新たなチャレンジをしてみませんか?
\ご応募お待ちしています/
応募要項などの詳細は矢祭町HPをご覧ください
http://www.town.yamatsuri.fukushima.jp/page/kyouryoku.html
■「日本仕事百貨」さんの記事はこちら
https://shigoto100.com/2022/01/yamatsuri.html
■今回の募集にあたりラズベリー関係者の方から、現状や協力隊募集について伺いました。より詳細な情報や関係者の方々の想いがわかる動画となっています。ご興味のある方はぜひご覧ください!
https://youtu.be/FwzjXOjgvz8
■「テレビユー福島」さんにて取材された模様はこちら
https://youtu.be/DWigPiRoo8o
■過去の現地研修、面接の様子
https://garakuta.tokyo/16241
収穫指導する金澤さんと協力隊大和田君
ラズベリー畑の様子
開催日程:2022年01月15日
所要時間:10:00 - 12:00
費用:無料
集合場所:オンラインイベント(zoom)
解散場所:
イベントの様子はこちらからご覧になれます!
https://youtu.be/HGqu71x3FGs
イベントへのお申し込み・詳細はこちらのURLをご覧ください
http://ptix.at/jffeIk
今回のイベントでは、矢祭園芸の金澤美浩さんと地域おこし協力隊としてラズベリーの生産へ挑戦している大和田さん、長友さんをゲストとしてお呼びして、参加者のみなさんと交流を行うイベントにしていきたいと思います。食に関わる仕事をしたいと考えている方、地域での活動に興味のある方、新しいことを始めたいと考えている方、ぜひお越しください。お待ちしております。
\こんな方にオススメ/
・国産ラズベリーに興味のある方
・食に関わる仕事をしたいと考えている方
・地域での活動に興味のある方
・新しいことを始めたいと考えている方
オンラインイベントを開催しました!
オンラインイベント、「フルーツの女王」に関わり子どもたちが笑顔になる地元をつくる ― 矢祭町発!国産ラズベリーブランド化への挑戦 ―を開催しました!
会の様子がこちらからご覧になれます!
ぜひご覧ください!!
https://youtu.be/HGqu71x3FGs
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東京から車で2時間半、電車でも2時間半。
福島県の最南端、周囲を山で囲まれ、日本有数の鮎の釣場である久慈川が流れるところに矢祭町はあります。矢祭町は林業や農業など、山からの恵みを活かして生活してきたまちです。
かつてはこんにゃくの里と呼ばれ、こんにゃく畑が町を代表する風景でした。林業も盛んで木材産業だけでなく木炭の生産も一つの産業となっており、地域住民の大切な収入源となっていました。現在は鉢花・いちご・米は県内有数の生産量を誇っており、鮎・ゆずといった産品も加わり、認知度は高まってきています。また、矢祭山公園には春の桜にはじまり4月下旬からは紅色のつつじ、秋には紅葉も見どころとなるため多くの観光客が訪れ、矢祭の旬の食材を味わっていきます。さらに、町では子育てをしやすい環境づくりに力を入れています。年によっては出生率が2人を超えることもあり、近隣から子育てをするために矢祭に移住してきたという家族も増えてきています。
しかし、近年、産業構造や生活様式の変化、さらには高齢化や人口減少により、地域住民だけで新たな挑戦をすることが難しくなってきました。
農業の知識や技術、豊かな里山の管理方法や他にはない郷土食の作り方、地域を盛り上げる熱い想い、矢祭町の人々は多くのものをもっています。
矢祭町役場です。
地域おこし協力隊の募集を行っています。
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