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- スポーツを通じたまちづくりコーディネーターの募集 ~親子の日常に笑顔を増やす地域づくり~
福島県の最南端に位置する町。人口は5400人弱の小さな田舎町です。
以前は「東北の玄関口」と呼んでいましたが、もっと気軽に出入りができる場所でありたいという想いから「東北の勝手口」とも呼ぶようになりました。首都圏からは遠いイメージのある「東北地方」ですが、最南端の矢祭町からなら、東京から車で2時間半、電車でも2時間半でアクセスできます。
矢祭町は林業や農業など、山からの恵みを活かして生活してきたまちです。かつてはこんにゃくの一大産地であり、こんにゃく畑が町を代表する風景でした。林業も盛んで奥久慈材と呼ばれた杉・檜だけでなく、広葉樹を原料とした木炭の生産も営まれており、地域住民の大切な収入源となっていました。現在は鮎やゆずといった産品が特産品として知られておりますが、鉢花やいちごなど県内有数の生産量を誇る新たな産品も増えてきています。
さらに、町では子育てをしやすい環境づくりに力を入れています。
年によっては出生率が2人を超えることもあり、近隣から子育てをするために矢祭に移住してきたという家族も増えてきています。
多様な世代が、楽しんで運動をする場をつくりたい
また、矢祭町はスポーツも盛んな地域で町民が何かしらのスポーツチームに所属していました。バレーボール、野球、ソフトボール、駅伝など町内会でチームをつくり、平日の夜や休日には町内会対応のリーグ戦など矢祭町の日常にはスポーツが存在していました。
町営のプール「スインピア矢祭」も県内で初めて公式戦ができる屋外50Mプールがあり、水泳競技の選手の育成もしており、町民にとっても誇りを持てる場となっています。
しかし、社会課題である人口減少や少子高齢化の影響を受けて、矢祭町では地域におけるスポーツ推進に大きな課題が出てきています。
例えば30年前に子育てをしながらママさんバレーチームに所属をしていた方々は、競技スポーツに取り組みたいけど年齢的な体力の衰えや、生活様式の変化などにより下の世代のメンバーが増えなかった等の背景もありバレーボールのような団体スポーツを日常的に楽しむことは難しくなっています。その他、町内会で盛んに行われていたソフトボール大会や野球なども高齢化や人口減少によりチームの存続すらできていない状況にあります。
また、小中学校の教職員の働き方改革もあり、部活動やスポーツ少年団の外部委託が始まろうとしています。そうなると、指導者は平日は仕事をしているため練習時間が平日や休日になります。今まで放課後に部活動をしていた小・中学生が指導者の時間に合わせることになるため、平日の夜や休日の体育館やグラウンドを使用するようになっています。それまで、地域の大人たちがスポーツをしていた時間帯に子どもたちがスポーツをするようになり、多様な世代が楽しめる環境ではなくなっています。
人口減少、少子高齢化、教職員の働き方改革など様々な問題や取り組みが複雑に絡み合って、どんどん地域における運動を楽しむ場が減ってきているのが現状です。
そんな中、矢祭町では教育課、地域住民の有志の方々が中心となり地域で体を動かすきっかけを増やしていく活動がスタートしています。さらに、今できることを活かして活動の幅を広げている地域のプレーヤーも存在します。
地域の皆さんと一緒に、親子の日常に笑顔をつくる「スポーツを通じたまちづくり」に挑戦しませんか?
矢祭町ではこうした現状がある中で、親子が運動をするきっかけを作ることをミッションの一つとした、地域おこし協力隊を募集します。地域で運動をするきっかけが少ない親子が気軽に参加できる「場」をつくり、そこで体を動かすきっかけを作れれば最高です。
着任後の活動は、まずは地域で活動をしているスポーツ団体の方々や専門家と繋がって取材活動をしていただきます。その後、地域で運動をするきっかけを探している親子を対象にしたイベントの企画や、小中学生と一緒に体を動かす活動づくりに取り組んでいただきます。
3年間かけて地域住民のみなさんと関係を構築していただき、応募者の方が得意とされている領域や挑戦してみたい活動に取り組んでいただくことが矢祭町にとっても持続可能な活動に繋がると信じています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。このような活動をつくる仕事は、ほとんどの方が経験したことがないと思います。だからこそ、一緒に悩みながら地域の方々と共につくり上げることができると思っています。
また、地域おこし協力隊として着任していただいた後は、着任後研修や活動の伴走を専門家を入れて支援していきます。新たな挑戦をしていく文化が残る矢祭町で、私たちと一緒に新たなチャレンジをしてみませんか?
町民の皆さんに向けて、定期的に活動報告を行っています。
朝ランの様子です。
地域おこし協力隊の募集概要について
雇用形態 : 会計年度任用職員
給 与 : 174,410円~
福利厚生 : 市町村共済組合、雇用保険、厚生年金加入
家賃その他活動費の一部町負担(光熱水費、引越費用は自己負担)
賞与、年次休暇、特別休暇あり
応 募 : 応募申込書、履歴書、住民票、志望動機(様式自由400文字程度)を矢祭町教育委員会教育課にご提出ください。
応募期間 : 令和4年9月28日~令和4年11月30日まで
選 考 : 一次選考 書類選考
二次面接 現地でのインターンシップ研修及び面接
募集詳細はこちら(矢祭町役場ホームページ)
http://www.town.yamatsuri.fukushima.jp/page/page000816.html
地域おこし協力隊の活動報告の様子のレポートがこちら:https://note.com/irodori_group/n/n9bf25a6c2078
既に活動している地域おこし協力隊たちもいます!
着任後の研修も行っています。
募集詳細についての動画をご用意しました!
先日お知らせしたオンラインイベント
「親子の日常に笑顔を増やす地域づくりを考える
~スポーツを通じたまちづくりコーディネーター募集イベント~」のアーカイブ動画をアップしました!
矢祭町での活動のイメージがもう一歩、湧く内容になっているかと思いますので、ぜひこちらからご覧ください!
▼アーカイブ動画
https://youtu.be/tz1bQTIXMVQ
日本仕事百貨に、本募集の記事が掲載されました!
日本仕事百貨さんに、本募集について取材していただいた記事が公開されました!
また違った切り口でご紹介してくださっているので
ぜひご覧ください~!
駅舎から
日常をたのしむ
キッカケをつくる
https://shigoto100.com/2022/10/yamatsuri.html
11/1(火)19:00からオンラインイベントを開催します!
本募集に関するオンラインイベントを企画しました!
親子の日常に笑顔を増やす地域づくりを考える
~スポーツを通じたまちづくりコーディネーター募集イベント~
https://peatix.com/event/3394711/view
日時:11/1(火)19:00~20:30
お申し込みは上記のpeatixよりお願いします!
まちで活動するの皆さんと、矢祭町にこれから必要な挑戦についてお話していきます。
ぜひご参加いただけますと嬉しいです!!!
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矢祭町は「東北の最南端」に位置し、関東から見ると「東北への勝手口」に当たる町です。東京からは車で約2時間半。ローカル線でも約2時間半。首都圏からも「気軽」に訪れることが出来るまさに「勝手口」的な「ザ・田舎」です。
実は矢祭町から広域交通網を目指そうとすると、高速ICはもちろん、最寄りの新幹線駅や空港など、すべてが約1時間の距離にあるため、今日まで変に都市化することなく、いわゆる「田舎」ののどかな風景が多く残る町並みです。
町の中央には久慈川が流れ、その両脇にそびえるように「八溝」「阿武隈」の両山系が連なります。このためかつては林業の町として栄えてきましたが、今は「いちご」や「鉢花」などハウス型農業が盛んとなり、県内でも有数の産地となっています。そのほか、鮎や柚子などの従来からの特産品に加え、ラズベリーといった新しい産品も増えてきました。
矢祭町では「子育て日本一」を目標に掲げ、子育て環境の充実にも力を入れてきました。のどかな農村風景と子育てに適した環境作りがマッチした町、それが矢祭町です。
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