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- 神戸を代表する古社・生田神社で神様へのご奉仕を体験 - 神主になる旅 -
神戸三大神社と言われる「生田神社」「湊川神社」「長田神社」。これらの神社をまとめて巡る「神戸三社参り」は、古くから伝わる風習として市民の間に根付いています。
そんな神戸を代表する3社のなかでも、生田神社と長田神社は西暦201年創建と1800年以上もの歴史を持つ古社です。境内には「生田の森」という源平合戦の舞台にもなった場所も残っています。
さらに、生田神社はJR三ノ宮駅から徒歩5分ほどでアクセスできる、全国的にも珍しい繫華街の中にある神社でもあります。創建当初はJR新神戸駅の裏側にあたる砂山(いさごやま)に鎮座していましたが、西暦799年に発生した大洪水によって現在の場所に移転したと伝えられています。
その後長い年月を経て、1868年の神戸開港がきっかけで増えた在留外国人に住む場所を提供するため、神社の領地を開放したことが現在のような三宮一帯の発展につながったと言われています。
幾度の自然災害や戦災を乗り越え、神戸の街とそこに暮らす人々を見守ってきた生田神社。この旅ではその神主になった気持ちで、神様へのご奉仕を中心に仕事の一部を体験いただきます。神秘のヴェールに包まれた神社の仕事に興味がある方はもちろん、普段できない体験をしてみたいという方にもおすすめです。
多岐に渡る神主の仕事
コロナ禍前までは初詣参拝客が毎年100万人を超えるほど、生田神社は神戸の人々に親しまれている存在です。この旅のホストを務める権禰宜(ごんねぎ)の酒井康博さんにとっても、それは同様でした。「父が生田神社の神主として50年近く勤めていまして、幼い頃から生田神社は身近な場所でした。私がここでご奉仕させていただくようになったのも自然な流れだったと思います」。
酒井さんの主なお仕事は、神様へのご奉仕を意味する神明奉仕(しんめいほうし)に加えて、企業などに行事の協賛金や寄附を募りにまわるといった営業マンのようなお仕事も含まれると言います。「神社の仕事というのは、神様へのご奉仕が主な仕事であることはすべての神社に共通していますが、どのように行うかはそれぞれ異なります」。
生田神社では、コロナ禍前まで節分や夏祭りなど四季折々の大きな神事行事が年に10回以上開催されていました。その寄附や協賛金を募るのも、生田神社では大切な仕事の1つなのです。「そういった意味でも、生田神社は他の神社と比べて様々な方々との繋がりが多い神社だと言えます」と酒井さんは話します。
今回のプログラムでは清掃をはじめとした境内でのお仕事のみとなりますが、酒井さんは「参加者の皆さんにとって、この体験が今後の生活や仕事面において何か糧になったり、バックボーンとして通じたりするものがあるかもしれません」と期待を込めます。
その気になる体験の中身は、以下で詳しくご紹介します。
普段できない体験に挑戦
神社の仕事は、神様に清々しくしていただくための神明奉仕が基本となります。皆さんには、そのなかでも毎朝のお供えとともに人々の安全を祈念する御日供祭(おにっくさい)の見学や清掃などをしていただきます。
体験中は白衣・袴を着用しての実施となるため、よりいっそう神聖な気持ちで取り組むことができるはずです。
また、毎月1日と15日には「つきなみさい」(1日は月始祭・15日は月次祭)という祭典も行われ、そのタイミングに当たった方は見学や説明を受けることが可能です。それ以外の日程での開催の場合は、お守りやお札などをお渡しする授与所内のご奉仕見学などをしていただきます。
そのほか、状況に応じて祭式や雅楽、神道行法、神楽、御朱印体験のいずれかも体験できます。特に、生田神社には「生田舞(いくたまい)」と呼ばれる、全国でも珍しいピアノ伴奏による神楽があります。
1967年に生まれた比較的新しい舞で、鎌倉時代に在位した後鳥羽天皇と順徳天皇の御製歌に、宝塚音楽学校の関係者が作曲・振付を手がけています。宝塚歌劇のイメージが色濃く感じられる、神戸らしい舞でもあります。
1800年をかけて培ってきた伝統に甘んじず、その精神を大切にしながらも柔軟に新しい時代の風を入れていくところが、生田神社の魅力とも言えるでしょう。
下の動画では、酒井さんによる生田舞の詳しい説明や実際の舞の様子などが披露されていますので、お時間のある方や興味のある方はぜひ視聴してみてください。
所要時間:3日間
費用:無料
定員:3 人
最小催行人数:1 人
集合場所:神戸市中央区下山手通1-2-1
解散場所:神戸市中央区下山手通1-2-1
【1日目】
13:00 集合 生田神社 社務所に集合
13:00 オリエンテーション
1)参加者の自己紹介
2)着装(白衣・袴を着用)
3)体験の流れ・注意事項の説明
4)参拝の手順について説明
5)手水舎にて手水のあと社殿にて正式参拝もしくはご祈祷
14:30 神明奉仕(仕事)の説明
1)神社の基礎知識
2)神職の基礎知識
3)生田神社の説明
16:00 境内の説明
1)境内末社・生田の森など
2)御日供祭の説明
17:00 終了
【2日目】
7:00 集合 生田神社 楼門に集合
開門作業の見学
着装(白衣・袴を着用)
7:30 神明奉仕の見学 御日供祭の見学
8:00 朝食
9:00 神明奉仕の体験 境内の掃除
10:00 神明奉仕の見学
1)祭典の見学(日によって授与所内のご奉仕見学に変更あり)
2)祭典の説明(日によって変更あり)
12:00 昼食
13:00 神明奉仕の体験
1)紙垂作りのお手伝いなど
2)授与所内のご奉仕見学
15:00 休憩
15:30 座学 神主の神明奉仕の考え方(醍醐味やこだわり、大切にしていることなど)
17:00 終了
【3日目】
8:30 集合 生田神社 社務所に集合
着装(白衣・袴を着用)
9:00 神明奉仕の体験 境内の掃除
10:00 体験 状況をみて祭式・雅楽・神道行法・神楽・御朱印(書道)などを体験
12:00 昼食
13:00 体験 状況をみて祭式・雅楽・神道行法・神楽・御朱印(書道)などを体験
15:00 休憩
15:30 記念撮影・職員との対話
1)記念撮影
2)感想の共有・質疑応答
17:00 終了
【満席御礼】神戸を代表する古社・生田神社で神様へのご奉仕を体験
こちらの体験は、全席予約で一杯となりました。お申し込みできなかった方ごめんなさい。
まだ募集している体験もございますので、下記のページからぜひ探してみてくださいね。
https://www.shigoto-ryokou.com/feature/kobe
ちなみに、今回の体験先はどこも魅力的。どれも1月までの開催です。(定員がいっぱいになった場合はその時点で終了)
今なら、どの旅も最大1万円までの滞在補助が付きます。
*兵庫県内の方はお申し込みになれません。
神戸の歴史ある神社での仕事体験。残り1席になりました。これで最後の開催です。
神戸を代表する古社・生田神社で神様へのご奉仕を体験
- 神主になる旅 -
12月7日(水)の開催であと1席だけ参加枠が残っています。これが最後の体験実施です!
詳細は下記のページから。
https://www.shigoto-ryokou.com/detail/798
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神戸市は、151万人が住む日本を代表する政令指定都市です。
海と山に囲まれた自然環境が豊かな街として、多くの人に知られています。
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