大町市の発展には、水が古くから大きく関わってきた歴史があり、湧き出る水は、飲料水のみならず、灌漑や生活、産業、発電、環境用水など複雑な水利システムのもとに、様々な分野で活用され、人々の暮らしと地域を支えてきました。
　市では、大町市の水が他地域に比し優位性を持つ貴重な地域資源との認識に立ち、水を中心としたＳＤＧｓの視点によるまちづくりを進めることとして、ＳＤＧｓ未来都市計画“ＳＤＧｓ共創パートナーシップにより育む「水が生まれる信濃おおまち」サステナブル・タウン構想”を策定し、長野県内の市町村として初めてＳＤＧｓ未来都市に選定されました。そして、市民とＳＤＧｓの視点を共有すると共に、大手飲料メーカーや地元金融機関等との産学官金連携による推進組織を立ち上げ、１００年先の未来においても今と変わらない「水が生まれる信濃おおまち」を引き継ぐためのまちづくりを進めています。
　市では、地域おこし協力隊の制度を活用して、水を起点とした地域ブランドの振興と移住・定住の促進を図るため、当市の水資源の魅力発掘と移住者目線での情報発信を担っていただく人材を募集します。

【主な業務内容】
（１）水にまつわる歴史等のデジタルアーカイブ化に関すること
（２）ホームページ、ＳＮＳの運用に関すること
（３）水を起点とした地域ブランド振興及びＳＤＧｓの普及・啓発に関すること

【募集人数】
　１人

【募集対象】
（１）年齢１８歳～概ね５０歳（令和５年４月１日現在）
（２）三大都市圏をはじめとする都市地域等（過疎、山村、離島、半島等の地域に該当しない市町村）に住民票がある方、若しくは地域おこし協力隊員として同一他市町村で２年以上活動し解職１年以内の方又はＪＥＴプログラム参加者として２年以上活動し、終了した日から１年以内の方
（３）採用後、大町市へ生活拠点を移し、住民票を異動できる方
（４）普通自動車免許を取得している方
（５）パソコン操作が堪能な方
（６）映像編集、情報発信が堪能な方
（７）３年間、継続して働くことができる方
（８）心身ともに健康で、関係者や市民と積極的に良好な関係を構築できる方
（９）地方公務員法第１６条に規定する一般職員の欠格条件に該当しない方
　※詳細はお問い合わせください

【雇用形態及び期間】
（１）会計年度任用職員（パートタイム）として雇用
（２）令和５年８月１日から年度末まで
　※年度ごとの任用とし、最長３年（令和８年７月）まで任用の更新あり

【勤務日及び勤務時間】
（１）勤務日数　概ね月２０日程度（基本、土・日曜日、祝祭日休暇）
（２）勤務時間　原則として午前９時００分から午後５時００分（７時間勤務）
　※始業終業時間は、勤務内容に応じて変動する場合があります。
　※土日等に勤務が必要になる場合があります。
　※１２月２９日から翌年１月３日の間は休日。

【報酬】
　月額１８７，９００円
　※期末手当有り：１年目0.6カ月分、２年目以降1.0～2.0カ月分（予定）
　※通勤費：通勤距離に応じて支給
　※その他時間外勤務手当等については、大町市会計年度任用職員給与及び費用弁償に関する条例の要件に該当する場合に支給。

【待遇及び福利厚生】
（１）住宅は、原則、公営住宅とし、市が費用を負担します。なお、敷金や転居・退去費用、生活備品、光熱水費等の経費は個人負担となります。
（２）社会保険等（雇用保険、厚生年金、健康保険（共済））に加入します。
（３）事務用品・作業着等業務に必要なものは支給します。
（４）協力隊活動費や研修費など、予算の範囲内で協力可。
（５）勤務時間中は、市の公用車を使用しますが、それ以外は個人の交通手段となります。バスなどの公共交通手段もありますが、土地柄、自家用車があると便利です。