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【求人募集】民泊(農泊)事業を推し進める仲間を募集!”奇跡の一本松”がある陸前高田市
【観光ではない、地域と共に働く民泊事業】
民泊、または農泊、と聞いてみなさんはどんなお仕事を思い浮かべるでしょうか。
産業としては観光業に分類される民泊事業ですが、大切にしていることは、この地域にある暮らしを”体験”してもらうこと。そのためには、この地域で暮らす住民の方に協力していただく必要があります。そのため、民泊事業のお仕事は基本的には家庭や地域とのコミュニケーションになります。(その他、地域に来てくださる学校様や旅行会社様との連絡調整、現地アテンド業務が発生することもあります。)
陸前高田市で実施している民泊事業は、主に教育修学旅行を対象に行っています。地域外の中学校や高校生が修学旅行として民泊を体験し、この地域との関係性を結んでいきます。
一方で、地域住民にとっても学生達と話をし、自分たちが当たり前だと思っていた日常に感動する学生を目の当たりにすることはとても貴重な体験となります。
温かい朝ごはんに出会う感動
修学旅行で民泊に来る学生たちは、この地域で、たくさんの感動に触れる時間を過ごします。
それは、
夜、星がとても綺麗に見えることであり
自然の音や、鳥のさえずりが聞こえることであり
温かいご飯を一緒に食べることです。
この町の飾らないありのままの姿が、この町に流れる都会とは違う時間の流れが、学生たちに感動を届けているのだと思います。
だからこそ、民泊を終えた”ほんでまんず会”では、民泊家庭との別れに涙しながら学生たちが帰っていく光景が定番となっています。
※ほんでまんず会:この地域の方言で、「またね」の意味。それではまた、が訛り、ほんではまず、ほんでまんずとなった可能性がある。
ある学生は、朝ごはんに温かいご飯が出てくることに感動したといいます。
普段はなかなか朝ごはんを食べることもないそうです。
私たちが行うお仕事は、そんな現実や感動を創り出していくことだと考えています。
みんなで一緒にいただきます
地元のおばあちゃんのご飯
東北最大規模の民泊修学旅行受入地域
新型コロナウイルス感染症の影響で、この3年間は他の観光産業と同じく民泊事業にとってはとても苦しい時期となりました。地域住民との交流を体験コンテンツとして提供している民泊、という事業においては人との距離を離さなければならないという中にあって、受入は全てキャンセルになりました。感染症が流行する前年度の2019年には、述べ数で4500人の受入を行い、これは、東北では最大規模となる民泊の受入数となりました。
加えて、民泊事業は、地域内経済循環にも寄与することができる取り組みです。民泊家庭に支払われる体験料だけでなく、その体験料を地域のお店での買い物に消費することによって、外貨を稼ぎ地域内経済に貢献していくことができます。民泊事業が盛り上がっていくことは、地域内経済にとっても重要な意味を持つと考えています。
そのため、今後、年間1万人の受け入れを目指し、実現するために、新しい仲間を募集することにしました。
※日本で最大の民泊地とされる沖縄県伊江島では、多い時には年間約6万人ほどが民泊に訪れていますが、1万人を超える民泊受入地域は日本にはほとんどありません。
2016年からののべ受入人数
別れ際の一枚
募集概要
■募集職種:民泊業務を中心とした関係・交流人口事業推進メンバー
■業務内容:陸前高田市における民泊業務を中心とした関係人口及び交流人口拡大に向けた事業推進を行います。
修学旅行民泊の受入当日対応、受入家庭の開拓やマネジメント、旅行会社さんや学校さんの予約やお問い合わせ対応、地域内外での連携強化など、陸前高田市を年間1万人の受入地に押し上げるために必要な業務を行います。
また、実績やニーズに応じて、将来的にSETが実施しているその他関係人口及び交流人口拡大事業を推進する業務の中心メンバーとしてご活躍いただけます。
■求めるスキル・経験(応募資格)
〈必須〉
・普通免許
〈歓迎〉
・まちづくり関連業務での実務経験
・地域の方との協働経験
・観光業に従事した経験(旅行会社や地域商社、観光産業など)
■こんな人におすすめ
・人との会話やコミュニケーションが好きな方
・田舎の暮らしを社会に届けたい方
■得られる経験・スキル
・限界集落における着地型観光を創っていく経験
・東北の暮らしにスポットライトをあて、社会に価値を届ける経験
・試行錯誤しながら日本5大民泊地を地域の方々と創り上げていく経験
■やりがい
陸前高田民泊は日本でもまだ多くない、年間1万人の受け入れ地になるべく、地域の方と一緒にチャレンジしています。
顔の見える関係性のなかで、地域の人たち一人一人と仲間になって、一緒に行動していくことに、とてもやりがいを感じます。民泊は誰でもできるまちづくりの形でもあります。特別な資格や能力がなくても自分たちの暮らしや陸前高田の良さを外の人に知ってもらうことができる活動です。自分たちの暮らしを知り、仲間を募り、来てくれる人たちと交流する。そんな町の方と民泊を受け入れるための行動一つ一つが、地域を元気にしていきます。
また、陸前高田の温かい人柄に触れて、都会の中高生の心の拠り所をつくれることも、やりがいの一つになっています。
■雇用形態:有期職員
■雇用期間:2023年9月〜2024年8月
※1年間の有期雇用契約、年度毎に更新
■採用予定人数:1名
■勤務地:陸前高田市
■給与:月給14万円〜17万円
※経験やスキルを考慮の上、弊社規定により金額を最終決定いたします。
■勤務時間:週5勤務、1日平均7時間
■社会保険:健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険
■福利厚生:水道光熱費、Wi-Fi込みの家賃補助あり。シェアカーの利用が可能です。
■応募フロー:
①こちらのフォームよりお問い合わせください
https://forms.gle/DiBfGK8gZY9ULvyB6
②書類選考
③面接(2回程度)、数日間の短期インターンの実施(日数や時期等は要相談)
■個別面談を受付中です
少しでも興味ある方は、下記フォームよりご連絡ください。
また、【6/29(木)20時〜21時@zoom】にて、民泊現役スタッフとの座談会を開催します。
お気軽にご参加ください!こちらも、下記のフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/DiBfGK8gZY9ULvyB6
※お申し込みの際はぜひ「興味ある」ボタンも押してください。
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【奇跡の一本松がある陸前高田市】
お仕事の舞台は、岩手県陸前高田市。2011年の東日本大震災で大きな被害を受けた町です。海側に行けば漁業が盛んで、季節になるとウニやアワビが獲れる他、わかめや牡蠣、ホタテなどの養殖漁業が盛んです。また、山側には山の幸である山菜や林業などが盛んで、海も山もある東北の田舎町です。伝統文化も盛んで、各地域に特有のお祭りや出し物が残っている他、夏にはけんか七夕や三陸花火大会などの大きなお祭りが行われます。
【移住者が地域と手を取り合い、仕事を創り出す】
私たちは、特定非営利活動法人SETというNPO法人です。震災を機に陸前高田市の広田町という漁師町に出会った移住者が立ち上げ、現在法人化10周年を迎えています。
従業員は現在30人ほどにまで増え、全員地域外からの移住者です。一方で、この地域と共にあることも大切にしたいと考えているため、地域のお祭りや漁業に携わったり、消防団等にも入団しているメンバーもいます。
人口減少社会が叫ばれる今の時代に、その人口減少や過疎化の最前線である漁師町から社会に向き合っていくことで、次の時代の豊かさを創ることはできないかと日々悪戦苦闘しています。
▶︎HPはこちら:https://set-hirota.com/
東京都八王子市出身です。大学生の頃に縁あって出会った陸前高田の町の人に魅了され、大学卒業後に移住をしました。現在は、陸前高田の民泊事業の担当として陸前高田を駆け回っています!
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