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- 【香川移住体験談#1】地方に住むからこそチャレンジできる料理人としての新しい働き方
☆☆☆本記事は香川県へ移住してきた方へのインタビュー記事です☆☆☆
【東かがわ市とのご縁】
小さいころから食べることが好きで、母の手伝いも大好きでした。調理師免許がとれる高校に進学し、改めて料理が好きだと気付き、高校卒業後に料理人となりました。
東京・青山の会員制レストランで、11年スーシェフ(副料理長)を務めましたが、海外に出て料理人としての経験を深めたいと、30歳を前に退職し、2020年春の出発に向けて渡航準備を始めていたところ、コロナによる海外渡航規制がかかりました。
日本にいながら、より食の道を極めるにはと考えたときに、第一次産業分野に飛び込んでみようと思い、長野の農家さんでレタスや白菜の栽培の手伝いをさせてもらい、その後、東かがわ市の「かめびし屋」で醤油仕込みの経験をさせてもらいました。これが香川県との初めてのご縁です。
地域の人たちとのつながりに背中を押されてお店をオープン
2020年秋から始まった初めての香川暮らしでしたが、東かがわ市の人たちにすごくよくしてもらいました。春には東京に帰ろうと思っていましたが、空き店舗があるから、ぜひ見て行ってよと、1週間のうちに4~5人の人から声をかけてもらいました。もう少し香川を見てみたいなとお店をやることに決め、そこから10日ほどでオープンしました。移住してきたばかりの私を応援し、いろいろと手伝ってくださる方がたくさんいて、あったかい地域だなと、日々感じています。
【「SANU」に込めた讃岐への想い】
お店のオープンから感じていることは、東かがわ市は、食材が豊かということですね。海や山の幸、古くからの伝統を継いでいる和三盆や醤油、新品種にチャレンジする若手農家さん、そして香川県にはニンニクやオリーブオイルもあり、イタリアンをやるならこんなにいい場所はないと思えるほど魅力ある食材がたくさんあります。
店名の「SANU」も'讃岐(さぬき)'からなのですが、地元の食材をつかって「現代版讃岐料理」を作っていけたらという想いも込めています。
瀬戸内で叶えたい今後の夢
今、「日本一フットワークが軽い料理人」「旅する料理人」として、月の半分くらい県外へ出張に行くこともあります。料理人としては新しいスタイルの働き方となりますが、こういった挑戦も、地方の店舗の家賃が安いからできることだなと感じています。
いつかは、瀬戸内海の夕日が見える場所でお店をやりたいという夢もあります!今後は、瀬戸内の食材、自然や景色、人の魅力を、もっとたくさんの人に伝え、私たちが受け入れてもらえたように、「SANU」を東かがわ市、香川県へ移住してきた人が気軽に安心して集まれる場所にしていきたいです。
移住や、環境を変えることに興味があるなら、ぜひ、行動してみてください!
気になる地域や人に会いに行ってみて、短い期間でも、そして可能なら四季を通じて過ごしてみてください。そこで出会った人たちと少しずつ関係をつくっていきながら、「やっていけるかもしれない!」と感じられた時が移住のタイミングになるのかもしれないですね。
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「住み続けたい街」香川県1位に!
賃貸住宅大手の大東建託が全国の18万人あまりに、今住んでいる都道府県に「住み続けたいかどうか」をアンケート調査した結果、香川県が「住み続けたい街」のランキングで全国トップになりました。(2021年3月10日公表)
「生活に必要なものは15分圏内にすべてある」とか「台風や積雪に縁がない」といった、コンパクトな街で災害が少ないことを評価する声が多かったようです。
そして、香川県の魅力はなんといっても、「瀬戸内海の美しさ」と「うどんはもちろん、新鮮な野菜や魚が安くておいしい」こと! 県内には、約90の産直施設があり、毎日新鮮な食材をお手頃価格で手にいれることができます(^^♪
日本一小さな県ですが、コンパクトな街の中に快適に暮らせる環境が整っています。温暖で住みやすく、海や山が近い自然の豊かさと、都会的な便利さが共存する香川県。ちいさなエリアに魅力がギュッと詰まった香川県への移住を考えてみませんか。
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