
しまむすびワーケーション@伊平屋島:地域×福祉の可能性を考えてみませんか?
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2023/09/10経過レポートが追加されました!「いよいよ明日〆切です!ぜひご参加検討ください♪」
2023/09/09皆さんは沖縄県伊平屋村をご存じですか? 沖縄県最北端の有人離島伊平屋島と、そこから橋で繋がった野甫島の2島からなる、知る人ぞ知る離島です。
なかなか観光で訪れる人は少ないけれど、稲作やサトウキビ栽培、モズクの養殖などが盛んで、島の至るところに沖縄の原風景が残っている、のどかで美しい島です。
都会ではなかなか見ることが出来なくなった、「地域全体で子どもを育てる」環境が残っていることも伊平屋の魅力のひとつ。みんなで島の子どもを見守り育てることが当たり前なので、子どもたちはまるで全員兄弟かのように仲良く日々過ごしています。
そんな伊平屋で今深刻な問題となっているのが、人口減少・労働力不足です。 特に、福祉や医療に携わる人、つまり地域の暮らしを支えてくださっている方々の数が足りていないため、島での生活基盤そのものが揺らいでいる状況にあります。
そこで、伊平屋の魅力や課題を発信し、共に地域課題に向き合っていただける方を探しています!
島の「暮らしの安心」を、どうやったら守っていけるのか
福祉・医療は、島の生活を支える大切な社会インフラです。 福祉・医療がしっかりとあるからこそ、私たちは安心して日々の暮らしを送ることが出来る一方で、危機になって初めてその大切さに気づいたりします。
今伊平屋で起きているのは、例えば保育士不足により小さな子どもを保育園に預けられず育休からの職場復帰ができない保護者がいたり、高齢者福祉施設の運営をギリギリの人数で回しているため、いつパンクするかわからない状態になっているという、「暮らしの安心」の危機です。
一方で、島には都会にはない豊かな自然や文化、隣近所で助け合う環境があります。昔は暮らしの安心をそういった文化、環境が支えていましたが、人が減り続ける中で、それだけでは限界が来てしまっている、というのが伊平屋の現状です。
そこでこのワーケーションでは、島の課題や魅力を、どうやったら上手く発信し、島に関わりたいと思える方、特に福祉・医療に携わる方が増えていくかを、一緒に考えていただける人を募集しています。 島の「暮らしの安心」を支えていただける方が移住を検討し、島の未来が希望をもって描けるようになる。今回のプログラムがそのきっかけになることを期待しています!


島の暮らしと福祉について一緒に考えながら、自分自身も地域から学びたい人と、繋がりたい!
≪こんな方に来ていただきたいと思っています!≫ 福祉・医療の求人情報を発信するお仕事をしている方 地方創生・地域活性化のお仕事をしている方 福祉・医療のお仕事をしている方
≪プログラムの成果イメージ(参加するメリット)について≫ 【参加者側の成果イメージ】 ☆例:求人情報の発信を行っている企業 ・新たな求人情報の獲得 ・新規事業開発の可能性増 ☆例:地方創生、地域活性化を行っている企業 ・理念の遂行 ・地域課題の理解促進 ☆福祉・医療人材 ・新たな転職先候補、移住先候補の獲得
【伊平屋側の成果イメージ】 ・地域課題について共に向き合ってくれる関係人口の獲得 ・福祉・医療人材の獲得可能性増


募集要項
2023/09/22 〜 2023/09/27
※全日程の参加が難しい場合、短縮日程での参加も可能です。 短縮日程での参加を希望なさる方は「申込フォーム」の「その他・お問合せ」欄に参加希望日程をご記入ください。
宿泊費/飲食費で約4万~5万円程度の想定です。伊平屋村までの交通費は別途自費となります
今帰仁村運天港(運天港よりフェリーに乗って伊平屋島に向かいます)
・定員:6名 ・最小催行人数:3名 ・解散場所:今帰仁村運天港(延泊される場合は伊平屋村前泊港で解散も可能です) ・スケジュール: 1日目(9/23・土) 11時 運天港から伊平屋へ PM 島内巡るツアー 夜 地域住民との交流① 夕食交流会
2日目(9/24・日) AM フリー PM 地域住民との交流② モノ作りWS 夜 フリー
3日目(9/25・月) AM フリー PM 地域課題共有① 高齢者生活福祉センターとらず園見学 夜 地域住民との交流③ 我喜屋区豊年祭
4日目(9/26・火) AM 地域課題共有② 保健師・ママたちとの交流 PM フリー 夜 地域住民との交流④ 野甫区豊年祭
5日目(9/27・水) AM 地域課題共有③ 保育所見学(誕生日会) PM 地域住民との交流⑤ 前泊区豊年祭準備 ※参加できる方だけ 夜 地域住民との交流⑥ 前泊区豊年祭
6日目(9/28・木) AM 共創WS(振返り・アイディア出し) PM 13時伊平屋から運天港へ
執筆者:叶雅美(主催:沖縄県企画部地域・離島課 受託運営:一般社団法人プロモーションうるま)
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域
伊平屋村
人口 0.11万人

叶雅美が紹介する伊平屋村ってこんなところ!
伊平屋のおもてなしの心を表す、「いへやじゅうてー」という言葉があるくらい、島の暮らしに今も人と人との繋がりの温かさが残っているところが、何よりも魅力だと思います! まさに古き良き沖縄が残っている島だと思います。
また人だけではなくて景色も魅力的です!私のお気に入りスポットは、島の最北端にあるスーガ浜。昼間の青い海も好きですが、夕日が海に落ちていく瞬間も好きです。日差しを遮るものが何もないので、暑い時間は避けてください!
このプロジェクトの作成者
鹿児島県・奄美大島の南部にある瀬戸内町の出身です。 高校生のころは島を出たい一心で、茨城県の大学に進学しましたが、大学生活の中で島の良さや自分のルーツを再確認し、胸を張って「私は奄美出身だ」と言えるようになりました。 その経験から、将来は島とか、田舎とか地域に関わる仕事がしたいと思い始め、沖縄への進学・島根県海士町への就職を経て、伊平屋島に関わるようになりました。
伊平屋では役場に所属して、観光コーディネーターと地域コーディネーターという2つの肩書で仕事をしました。前者は伊平屋の魅力を島外に発信していく仕事で、後者は、島の内側に働きかけ、住民の声を聞き、行政サービスに活かしていけるような橋渡しになる、そんなお仕事です。
自分の活動するフィールドをもっと拡げようと2020年に独立しました。今は沖縄本島で暮らしています。少しずつですが、伊平屋以外のお仕事も関わらせていただいていますし、今後は故郷である奄美にも関わっていきたいなと思っています。