募集終了

ぶどう愛が止まらない。そば好きにはタマラナイ。 派手さはいらない「つくり手」候補を探しています。

公開:2020/02/12 ~ 終了:2021/03/31

最新情報

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2020/05/20

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2020/03/03

こんにちは。茨城移住計画です。 今回は、茨城県常陸太田市の地域おこし協力隊の募集をご紹介します。

常陸太田市は、そばやぶどうの愛好家が集うまちです。 そばを自宅で打つ住民が多いのも特徴です。 コアな常連さん方は毎年、そばやぶどうを求めて常陸太田を訪れるほど!

そう、ぶどう愛、そば好きがこぞって集まる地域なのです。 それ以外にも美味しく育つ農作物はたくさんありますが、 今回は、①ぶどう(巨峰)と②そばの各生産者として成長していただき、 一緒に常陸太田市の魅力を伝えてくれる地域おこし協力隊の募集となります。 同時に、移住定住コンシェルジュとして常陸太田での「ほどよい田舎暮らし」をしたい仲間を増やす職種も募集していますので、合わせて最後までご覧ください!

新しい田舎暮らし提案する!というよりは、愚直に、真面目に、地域の人たちの教えを吸収しつつ日々の暮らしを楽しめる人のほうが常陸太田市には合っているかも知れません。栽培していただきたい作物づくりをメインに、地域の人と“一緒に楽しむ”暮らしの実現を第一にしてもらえたらと考えています。農作物への研究愛がありすぎる先輩農家さんたちと一緒に、「うまい!来年もまた食べたい!」と思ってもらえるような作物を一緒に作りませんか。

そうそう、忘れていました。 常陸太田市についてご説明をしますね。茨城県の北部に位置し、近隣のわかりやすい地名でいくと、大子町、日立市、水戸市が近いエリアです。西側にはすぐ栃木県があります(関東ですよ!)。 市内は、常陸太田地区、金砂郷地区、水府地区、里美地区の4つに分かれており、茨城県の中でも農林業が盛んな地域です。特に金砂郷地区の常陸秋そばや、常陸太田地区の巨峰は、常陸太田市だけでなく茨城県としてもブランド推進をしています。

東京にもアクセスしやすい環境ですので、ただつくるだけではなく、どう売れるかを考えながら栽培をして、ブランド生産地としての一端を担う生産者になって頂けたらと思います。それでは、今回の募集の詳細になります。

仕事に真面目。暮らしはお茶目。常陸太田市で食を楽しむ暮らしをしよう。

常陸太田市には、茶目っ気がある市民の方々が多い印象です。とはいえ、仕事は職人肌。一見怖そう…と見えてしまうかも知れませんが、基本的に世話焼きな照れ屋さんタイプなので、話をちゃんと聞いたり、やりたいことをしっかり話したりすれば、きっとすぐに打ち解けていただけます。当市には美味しい食が豊富にありますので、ご飯を食べながらお互いに理解を深めていきましょう。

【募集している職種】 ① ぶどう(巨峰)栽培 で地域経済に貢献する人(1名) 【やること】 ・部会等の関係団体と協力・連携した取り組み ・就農に向けた研修,遊休農地の利活用 ・地場産品・地場産材を活用した商品開発や販路開拓   ・ぶどうに特化したイベントづくり ※配属は販売流通対策課となりますが、実務はぶどう部会でみっちりやるイメージです

【研修体制】 先輩ぶどう農家に弟子入りをして3年間ぶどう(巨峰)造りの基礎を学びます。常陸太田ぶどう部会は県内でも有数の組織です。県外のぶどう産地へ研修視察で訪れ、ぶどう品質の向上を常に図っています。

○大まかな流れ…1年目は一つの農家に習って学ぶ。2年目は先輩農家を選んで実践。3年目は自分の苗を育ててみる。

ぶどう部会長の武藤さんは、自分でやれるようになるまで5年かかったといいます。先輩農家にサポートしてもらいながらも「自分で考えて栽培する」ことが、なにより重要だそうです。ですので、はじめてぶどう作りをする方も焦らず、先輩方と一緒に研究していきましょう。

【常陸太田のぶどうの特徴】 常陸太田市は巨峰の産地です。丘陵地を中心にぶどう畑が広がっており,栽培面積や収穫量は茨城県内一位です。カルシウムやミネラルを豊富に含んだ土壌を活かして,巨峰や常陸太田オリジナルの品種「常陸青龍」などが生産されています。

② そば栽培で、そば職人を支える人(1名) 【やること】 ・そば生産について技術取得(農業生産法人などでの研修)   ・そば(麺)の打ち方、知識の習得   ・販売流通のサポート   ・今後の生産者・担い手の誘致  ・そば協議会等関係機関と連携し,県内外へのPR・イベントサポート   ・いずれは、そばを使った新たなビジネスの展開 ※配属は、農政課です。栽培もそうですが、道の駅などと販売の研究もします

【研修体制】 活動領域が広いので、配属しながら生産者と相談というのが正直なところです。とはいえ、そばの栽培をする農家さんをいくつか周り、基礎を学びます。 また、そば店も多いので、食味・風味だけでなく、どんなそば粉が使いやすいのか、何が大切かを聞くことも大切です。市内にたくさんあるそば屋さんを巡ることから始めましょう!

【常陸太田のそばの特徴】 常陸太田市の北部では,昼夜の気温差や傾斜地に拓いた畑の土壌を活かし,江戸時代から良質なそばが生産されています。特に,金砂郷地区赤土町の在来種から生まれた常陸秋そばは味や香りも良く,そば職人から高い評価を得ています。毎年11月に本市で開催される常陸秋そばフェスティバルや、観光物産協会等が主催するイベント等があります。

③ 移住定住コンシェルジュ(数名/以下業務を担当でわけます) 【やること】 ・常陸太田市の移住定住促進に関係する、以下①~④のいずれかの活動  ①「お試し住宅」管理運営支援  ②空き家バンク運営支援  ③結婚推進事業支援  ④子育てに関する事業支援 ・常陸太田市の暮らしの発信(SNSやチラシなど) ・常陸太田市役所や関係組織との打合せなど ※配属は少子化・人口減少対策課となります。現地に入ってから状況に合わせて活動を行う予定です。まずは打合せをしましょう。

【研修体制】 まずは常陸太田市のこと(環境や状況など)を学んでいただいたうえで、①~④に関連する制度について理解を深めていただきます。もちろん担当職員がサポートしますので、一緒にがんばりましょう。また活動に際しては、他地域の協力隊や関係者との連携も必要となってきますので、国や県が主催する研修や交流会などには積極的に参加していただく予定です。また移住定住促進活動に取り組んでいた、協力隊のOBである塚田慎さんと一緒に活動してもらう状況も出てくるでしょう。いろいろな人と関わりながら当市について学んでいただき、そのうえで新たな移住者に対して積極的なサポートを行っていただけると嬉しいです。

常陸太田市ぶどう部会部会長の武藤さん。3年後の生産者としての挑戦を応援したいそう。
常陸太田市ぶどう部会部会長の武藤さん。3年後の生産者としての挑戦を応援したいそう。
そば情報が満載。道の駅が新しくなってから、そばのRPもしやすくなっています。
そば情報が満載。道の駅が新しくなってから、そばのRPもしやすくなっています。

先輩協力隊の塚田慎さんが語る「やりたいことが実現できるちょうどいいサイズ」とは。

「自然に近いところで、一軒家で暮らしたくて、山があって、畑もできて、子育てもしやすくて…、でもそこまで田舎過ぎない環境で暮らしたいと考えていたんです」と語る塚田慎(通称ツカシン)さんは、常陸太田市の先輩協力隊です。奥様と環境重視で移住先を探されていたところ、当市を選んで3年前に移住されました。 「ワクワクの種がたくさんあって、ほんと楽しいんですよ」と、代名詞とも言えるニコニコ顔でひたちおおた暮らしの魅力を教えてもらいました。

【ツカシンに聞く!地域おこし協力隊をやってみて実際どうですか?】 ▶楽しさ・やりがいを感じること そうですね。常陸太田市に住んでいる先輩方の魅力と、常陸太田市の環境を発信することは楽しいですよね。先人が築いてきた地域資源の活用方法や知恵がオープンソースのように溢れているので、それをどう知ってもらうか考えることにやりがいを感じます。 とにかく、先輩方は地域資源を活用しての遊び方を知っているんですよ。僕は、自然が多い環境の中で、キャンプやサバイバル体験のようなことをしたいなーと思っていたんです。そうしたらちょうど「ブッシュ・クラフト」という最低限の道具だけを持ち込んだうえで、できる限り自然環境の素材を生かしたアウトドア体験をしている方がいたんですよ。来て間もないのに、おいでよって誘っていただき親交を深められて、その懐の深さにも感激しました。一方で、経験したことがない遊びの誘いも受けるので、家族で楽しませてもらっています。

▶大変なこと 以前と比べて移住相談の内容が変わったなと感じています。相談者ご自身がその土地で何をしたいのか、より具体的な要望をお伝えいただくケースが増えている印象です。自然の多い常陸太田市と似た地域が比較対象としてお話に上がることがあるので、自分たちの町だと何が違うのか、何ができるのかをきちんとお伝えすることができないと信頼につながらないと思っています。また、空き家対策も難しいミッションです。空き家となってしまっても、思い出と歴史がある家屋を維持したいという所有者さんの思いを、地域を守ってきた住民の皆さんと話し合いながら形にしていく作業になります。 これから人口減少が著しくなる時代、まちをどうやって維持していくかの共通イメージを作っていくことが必要だと感じています。その土壌を一緒に話せる人が仲間になるととても嬉しいです。特に不動産や建築業界経験者だと、常陸太田市ではすぐにひっぱりダコになる予感がしています。

【塚田慎(ツカダシン)さんプロフィール】 常陸太田市地域おこし協力隊(17年4月〜20年3月) 移住者視点で移住支援に取り組む1児の父。より良い未来を子供達へ繋ぐことを目的に「(一社)いまぼくらと」を設立し、移住者と地域の繋ぎ役として活動を継続する。

地域おこし協力隊の塚田慎さん。夫婦で移住しました。3月に卒業予定で、移住コンシェルジュとして起業します。ツカシンと呼んでください!
地域おこし協力隊の塚田慎さん。夫婦で移住しました。3月に卒業予定で、移住コンシェルジュとして起業します。ツカシンと呼んでください!
里美地区では、月に一度のSATOMI会議があります。ポットラックフィールド里美という活動拠点もあるので情報収集にいきましょう!
里美地区では、月に一度のSATOMI会議があります。ポットラックフィールド里美という活動拠点もあるので情報収集にいきましょう!

食と自然に近い暮らしを楽しみたい人には、活かせる場所がほんと多いっ!

【こんな人を常陸太田市に増やしたい】 自己実現ってとても大事だと思うんです。僕自身もやりたい暮らしを実現させるために常陸太田市にやってきました。でもその一方で、その暮らしを実現/維持するためには、地域に少しでも関わっていける人材にならないといけないなと、協力隊を通じて実感しています。先人たちが築き上げてきた豊かな農地や、何を食べても美味しい食文化、賑わう各お祭り。僕自身が楽しくていいなと思うことを、次の世代や、外部から訪れる人にも伝えていきたい。たくさんの人に「常陸太田いいなぁ」って思い続けてほしいんですよね。そのために1年間のうちに数時間でも良いので、常陸太田の“今とこれから”に協力してくれる人を増やしたいと思っています。その関わる意識をどうつくるかを、新しい地域おこし協力隊のみなさんと一緒に考えて実行していけたらと思っています。

道の駅ひたちおおた。2019年に新しくなったばかり。
道の駅ひたちおおた。2019年に新しくなったばかり。
家の前にぶどう棚がある瑞龍町エリア。見渡す限りぶどう園です。
家の前にぶどう棚がある瑞龍町エリア。見渡す限りぶどう園です。

募集要項

開催日程
1

2020/03/06 〜

所要時間

13:30〜16:00

費用

無料

集合場所

東京/清澄白河駅から徒歩5分 ちんぷん館

その他

・定員:10名 ・最小催行人数:3名 ・解散場所:現地 ・スケジュール: ★今回は東京で、協力隊に興味がある人とじっくり話すタイプのイベントを開催します。詳細・申込みはコチラ https://ibarakiotakyouryoku.peatix.com/

2020年3月7日(土) 13:30〜16:00(13:10開場) ・13:30 趣旨説明 ・13:40 常陸太田市の概要・募集職種の各説明 ・14:20 参加者とやりたいことの全体ディスカッション ・15:00 1Fと2Fに分かれて、具体的な相談会 ・16:00 終了

参加費は無料です。 参加予定の場合は、こちらからご予約ください。 当日参加でも大丈夫ですが、簡単な飲食をご用意しますので事前連絡だと助かります。

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

茨城県

常陸太田市

人口 4.43万人

常陸太田市

STAND IBARAKIが紹介する常陸太田市ってこんなところ!

「常陸太田は、ほーんと食材が何でも採れるしうまいから、田舎料理から新しい料理に対していろんな挑戦をしているエリアなんですよ」と語るのは、道の駅でマネジメント業務を務める通称えっちゃん。 「常陸太田なりの関係人口づくりを、そばやぶどうでつくっぺ!!!」と、新しい仲間をウェルカムで待っています。 えっちゃんや、協力隊のツカシンだけでなく、新しい人を受け入れる土壌があるので、どんどん地域の資源を活用して、住みやすい場所にしていってください!

3/1に、道の駅ひたちおおた、にて常陸太田の食の未来を考えるイベント https://furumaikenchin.peatix.com/view

3/7に、東京の清澄白河ちんぷん館、にてツカシンと協力隊説明イベント https://ibarakiotakyouryoku.peatix.com/view がありますので、イベントページにて詳細をご確認ください。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

茨城でチャレンジしたい人のきっかけとなるような、 茨城の様々なヒト・コトの発信や、 これからチャレンジする人たちの初動期を応援していく場がSTANDです。

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