
時おこす司書~過去を掘り起こし、今に解き明かし、未来を興す~
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2024/01/20日本三大秘境の椎葉村で、地域おこし協力隊はどんなことをしているんだろう?
「秘境」って、とても惹かれる言葉だけれど、同時に不安にもなりますよね。 お問合せでも「椎葉の隊員はどんな人がどんな事をやっているの?」と良く聞かれます。
椎葉の特徴は、ミッションがとてもユニークで、OBOGとの連携もあり、とても賑やか。 そんな椎葉村の魅力ある隊員達を紹介し、少しでも椎葉村地域おこし協力隊に興味を持っていただけたらと、隊員インタビューをシリーズとしてご紹介します。
今回お話を伺ったのは、時おこす司書の藤井開生さんです。
【プロフィール】
・1999年生まれの24歳 ・北海道札幌市出身(転勤族の家庭で育ち、北海道から九州まで各地を転々) ・大学卒業後、新卒で椎葉村地域おこし協力隊に ・図書館司書として、2023年4月より椎葉村で活動中
「時おこす司書」誕生秘話
▼地域おこし協力隊としての現在の活動内容を教えてください。
椎葉村図書館「ぶん文Bun」を拠点としながら、司書としての図書館一般業務(選書、椎葉の歴史等に関する問い合わせへの回答、蔵書の点検、イベントの企画…など)とアーカイブ業務を行っています。
ミッションとしてのメインであるアーカイブ業務では、30年ほど前の椎葉に関する新聞記事を利活用できるように整理したり、村の方のライフストーリーを伺ったり、昔の写真を収集したりしています。取材方法はまだまだ模索中で、試行錯誤しているところです。また、長期的にはそれらの成果を含めたデジタルアーカイブの構築を目指しています。デジタルアーカイブの活用促進も見据えて、ポッドキャストラジオ「時おこす司書の気まぐれラジオ」配信も行っています。
▼ミッションのどんなところに惹かれて応募したのですか?
平然と「時おこす司書」と名乗っていますが、実は当初そんなミッションはありませんでした。一言で言うならば、アドバイスをいただきながら、自分で作り上げたミッションということになります。椎葉村にはユニークな名前で、バラエティ豊かな協力隊募集が多いのですが、活動内容を自分で提案する「ONLY ONE プランナー」というミッションも用意されています。それを活用して椎葉村へやってきました。
しかし、最初からその路線で応募しようと思っていたわけではないのです。最初に椎葉村を知ったのは、「飛び出す司書」募集がきっかけでした。当時、大学生だった私は、画面を通して見る「ぶん文Bun」に一目惚れ。ここだ!という直感のもと、担当者に即DMをしました。しかし、すぐに着任することはできなかったため、インターン制度を活用。お試しで椎葉村に足を運び、「村のリアル」を見聞きして、そこから「時おこす司書」の原案を提案しました。それが「時おこす司書」誕生秘話なのです(笑)


落語×椎葉から生まれるストーリー
▼ミッション以外の活動を教えてください
大学時代に、落語研究会(落研)に所属していた経験を活かし、落語の披露をしています。ありがたいことに、敬老会や村のイベントで披露の場をいただき、今や本名よりも高座名の方が浸透しているかもしれません(笑)落語と地域の文化や歴史が育んできたストーリーは相性がいいと思いますので、今後も村内各地での披露はもちろん、村外で椎葉村のことを知ってもらう一つの方法としても大いに励んでいきたいと思っています。お声がけ、お待ちしています。
▼今後の活動目標や夢を教えて下さい
おかげさまで、椎葉村図書館「ぶん文Bun」の存在は全国各地で知られるようになってきています。それもこれも、協力隊の先輩方の活躍による賜物です。図書館の真価は10年後、20年後に問われると思いますので、少しでもよりよい図書館であり続けるため、自分のアーカイブ業務に力を入れていきたいと思っています。


椎葉村移住サポートセンター
このプロジェクトの地域

椎葉村
人口 0.22万人

椎葉村移住サポートチームが紹介する椎葉村ってこんなところ!
日本三大秘境の一つ、椎葉村。 広大な村の面積の96%が森林地帯、残りの斜面を家や田畑として利用してきた村の人々。山で生きる知恵と相互扶助の文化が暮らしに色濃く残る地域です。 自然の恵みを活かしながら、暮らしと仕事を成り立たせてきた椎葉の人は、たくましく賢く、器が大きいです。都会では感じにくい、「人に支えられていること」を日々実感できるのが、椎葉での暮らしです。
このプロジェクトの作成者
椎葉村の現役地域おこし協力隊と協力隊OGがみなさまのサポートを行います🙆♀️
🏠日本三大秘境椎葉村🏠に移住して経験した『困ったこと』『嬉しかったこと』などなど、みなさまの実情に合わせた移住サポートを行えるチームです。 😊お気軽にお問い合わせください👍