シン・クリエイティブ司書
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2024/03/312020年に開館した椎葉村図書館「ぶん文Bun」は、おかげさまで全国各地からお客さまがいらっしゃる話題の図書館になりました。その歴史は、かつての椎葉村地域おこし協力隊「クリエイティブ司書」の着任から始まりました。
この度は、開館5年、10年目と次の歴史を紡いでいくぶん文Bunを創り続けていただく「シン・クリエイティブ司書」を若干名募集いたします!
現職の「クリエイティブ司書」は、日本三大秘境の地に「図書館の素人」として着任しながらも、ほぼゼロベースの状態から独自路線の図書館を立ち上げました。今回の募集でもそのように「多彩」な人材と出会いたく、応募時点での司書資格有無は問いません(資格取得サポートがあります)。
また、長年ぶん文Bunを支えてくださる方と出会いたく、ご意向次第では地域おこし協力隊任期(3年)の満了を待たずして椎葉村役場の正職員登用試験を受けていただく可能性があります。
「UIターンを生む図書館」が飛び続けるために
初代クリエイティブ司書は「椎葉の椎葉による椎葉のための図書館」を掲げ、これまでの図書館とは一線を画す図書ディスプレイや広報ディレクションによる図書館づくりを行ってきました。
◆参考◆「図書館の夜を乗り越える」:日本三大秘境椎葉村、クリエイティブ司書爆誕秘話 ( https://note.com/tsuyoshikomiyama/n/n0553ae0dc71b )
そうして完成した「ぶん文Bun」も、本募集が掲載される時点で開館3年目。真新しかった本棚空間にもお客さまの息遣いや笑い声が根付いてきました。それと同時に、絶え間ない進化をもたらし続けるためには新たなタレントが必要な時期に差しかかっています。
公共図書館は息の長いクリエイティブ事業です。そこには「本の貸出数」のような単純な数字では表すことができない、大きな未来を見据えたビジョンが必要とされます。ぶん文Bunがどのようなビジョンを掲げているかというと、そのヒントはキャラクターである「コハチロー」に隠されています。
コハチローは椎葉村図書館「ぶん文Bun」に棲むニホンミツバチ。椎葉村で愛され養蜂の対象となっている彼らには「逃去性」という性質があります。気に入った巣箱には帰ってきますが、気に入らない巣箱からは出て行ってしまうのです。
「椎葉の子ども達もそうではないか」と考えた現クリエイティブ司書は、ニホンミツバチを起用した「UIターンを生む図書館」というコンセプトを打ち立てました。
椎葉のニホンミツバチのように可愛い子ども達が、ぶん文Bunという巣箱を気に入り大人になっても帰ってきてくれるように。そんな場所をデザインすることで、椎葉村のUIターン者が増えていく。
いま、そんな「ぶん文Bun」を共に創り続けていく「シン・クリエイティブ司書」との出会いが待ち望まれています。
マストもなければ、制約もない「シン・クリエイティブ司書」
・公共図書館コンテンツを活かした自治体ブランディング ・外部図書館ディレクターとも協業した図書館運営方針等の事業企画 ・寄稿執筆や講演等を含むメディア対応等の広報活動
こうした「ただの図書館司書ではない」業務をデザインできる新たなタレントと出会えることを願い「シン・クリエイティブ司書」を募集します。 なお、上記に掲げた業務はあくまで「旧クリエイティブ司書」が行ってきたものにすぎません。これらの業務スキルが必須というわけではありませんし、こうした枠にとらわれる必要もありません。
「私のやりたいことはぶん文Bunにマッチしているのだろうか」とお尋ねしたい場合は、旧クリエイティブ司書の小宮山剛までご連絡ください。
◆クリエイティブ司書・小宮山剛のX(旧ツイッター) ( https://twitter.com/BooksTsuyoshi )
さあ、新たなぶん文Bunを共に創りあげましょう!
募集に関しての詳細は次をご覧ください。 https://www.vill.shiiba.miyazaki.jp/promote/2024/02/_3.php
ご応募の際は、合わせて「興味ある」ボタンも押していただけると嬉しいです。
椎葉村移住サポートセンター
このプロジェクトの地域
椎葉村
人口 0.25万人
梅北実利が紹介する椎葉村ってこんなところ!
日本三大秘境の一つ、椎葉村。 広大な村の面積の96%が森林地帯、残りの斜面を家や田畑として利用してきた村の人々。山で生きる知恵と相互扶助の文化が暮らしに色濃く残る地域です。 自然の恵みを活かしながら、暮らしと仕事を成り立たせてきた椎葉の人は、たくましく賢く、器が大きいです。都会では感じにくい、「人に支えられていること」を日々実感できるのが、椎葉での暮らしです。
このプロジェクトの作成者
宮崎県宮崎市で生まれて、5歳のとき家族で椎葉村にUターン。それから大自然の椎葉でのびのびと育ててもらいました。高校は宮崎市でその後、椎葉村役場に入庁し、今に至ります。 プライベートでは、子供の時から大好きだった神楽を保存会に入って継承しています。憧れだった面神楽もさせてもらえるようになりました。 椎葉での生活は便利ではないけど、それほど不便でもありません。