【月額43万円/野菜果物調査研究活動】地球沸騰化を逆手にとり特産品開発する協力隊を募集中!

 別海町では、既存の乳製品、水産加工品のほか、新たに耕種農業を取り入れて農産物を作り出すことで、今後の本町の地域資源の柱となり得るか実証実験活動を行う協力隊を2名募集します。

 町からの業務委託を受託する個人事業主として、町内に拠点を置いて活動を行います。

<業務内容>
①野菜・果物栽培研究活動
 ・野菜・果物栽培業務
 ・野菜・果物情報発信業務
 ・特産品調査業務

冷害によって、主要産業になれなかった歴史にリベンジ!

 生乳生産量は日本一。
 人口の約8倍にもなる牛が住む、日本一の酪農郷「別海町」。
 そこに到達するまでに、実は厳しい過去があるのです。

 別海町の開拓は、東側沿岸部の漁業から始まり、酪農業は、昭和初期の「根釧原野農業界春5か年計画」により、畑作からの転換をきっかけとし発展しました。

 なぜ畑作から転換したのか。

 それは、冷涼な気候による冷害が主な原因です。

 昭和4年、6年、7年と続いた記録的な冷害は、当時の入植者たちの生活を窮地に追い詰めました。
 収穫量は半分以下となり、食べ物もなく、税を納めることもできなくなってしまい、困窮を極めた結果、転地願を出して本州に戻ってしまう家族もいました。

 そう、別海町の畑作は一度自然に負けたのです。

 ですが、地球温暖化が進行し、「地球沸騰化」とまで言われる昨今。
 別海町も影響を受け、夏期には連日30度を越す気温が記録されています。

 今の気候なら、畑作もできるんじゃないか…?

 奇しくも地球沸騰化によって、別海町の畑作にリベンジの機会が訪れています。
 このタイミングを逃すわけにはいきません。

 生乳生産量日本一の酪農郷で、野菜も、果物も生産できれば、日本有数の食料生産基地として重要な役割を果たすことができます。

 そこで、別海町では、野菜や果物の栽培経験がある方や、特産品開発に向けた強い熱意を持った方からの募集を期待し、地域おこし協力隊を2名募集することにしました。

厳冬期には、マイナス20℃を下回る別海町。夏期は、地球沸騰化の影響もあり、30℃を超す日が連日続くことも出てきました。チャンスは今です。

厳冬期には、マイナス20℃を下回る別海町。夏期は、地球沸騰化の影響もあり、30℃を超す日が連日続くことも出てきました。チャンスは今です。

畑作から酪農にシフトチェンジしたことにより、別海町は日本一の酪農郷に発展しました。既存特産品の乳製品と海産物に、野菜や果物が加わったらそれはもう百人力。ことわざで言うと「鬼に金棒」ですね。

畑作から酪農にシフトチェンジしたことにより、別海町は日本一の酪農郷に発展しました。既存特産品の乳製品と海産物に、野菜や果物が加わったらそれはもう百人力。ことわざで言うと「鬼に金棒」ですね。

まさに”試される大地”

 別海町の冷涼な気候。
 大抵の別海町民は、毎年ゴールデンウィークが明けるまでスタッドレスタイヤを履いています。なぜなら、4月にも雪が降る可能性があるからです。
 もはや、”冷涼”という可愛い言葉では足りないのかもしれません。

 気象データを見ると、最低気温が氷点下にならなくなるのは5月。
 本当に野菜や果物が特産品になり得るかは未知数ですが、地球全体が温かくなっていたり、ふるさと納税による全国からの応援があって特産品開発の機運が高まっている今だからこそチャレンジできる分野なのです。

 チャレンジの舞台は、牧草地の一角にある畑。
 栽培する品種に関しては、あなたにお任せします。
 別海町の気候や歴史、既存特産品とのバランスを考えたり、トレンドを取り入れたりすることもよいかもしれません。

 大事なのは、諦めない”不屈の精神”と、作物にかける”愛情”と、地域を盛り上げたいという”アツい気持ち”。

 きっと上手くいかないことばかりです。
 その度に落ち込んでなんていられません。色んなトライ&エラーを通して、別海町でもできる栽培方法や品種を確立していくのも、この活動の醍醐味。

 また、畑仕事が好きじゃないと苦しいと思います。
 果たして上手く育つのか、美味しくなるのか、ビジネスとして確立するのか。これらの見通しが中々見えない作業を繰り返し続けるためには、やっぱり好きなものへの情熱が重要で、土いじり、栽培が好きな方が向いていると考えています。

 最後に、酪農が盛んな地域で畑作を推進し、定着させるためには、地域住民を巻き込んでいくこと、仲間を作っていくことが重要です。

 そこに必要なのは、同じ目的を持つこと。

 地域の特産品を作る方の共通言語は、きっと”地域への想い”です。
 それを上手く伝えることができれば、一緒に汗をかいてくれる仲間、一緒に悔しがってくれる仲間、一緒に喜んでくれる仲間ができると思います。

 令和の時代にそぐわない、文字通り”泥くさい”活動かもしれませんが、その分とびっきりの達成感やかけがえのない仲間ができる活動でもあります。

 北の大地で、チャレンジしてみませんか。
 あなたの力を貸してください。

別海町の海岸線と野付半島。海からの風はミネラル分を豊富に含んでおり、きっと作物にも良い影響を与えてくれるはず。

別海町の海岸線と野付半島。海からの風はミネラル分を豊富に含んでおり、きっと作物にも良い影響を与えてくれるはず。

生乳生産量日本一のまちの”乳製品”、豊富なプランクトンや清流が育む”海産物”を繋ぐ新たな特産品として、野菜や果物があれば、別海町産素材だけで料理を作ることも夢ではありません。

生乳生産量日本一のまちの”乳製品”、豊富なプランクトンや清流が育む”海産物”を繋ぐ新たな特産品として、野菜や果物があれば、別海町産素材だけで料理を作ることも夢ではありません。

別海町地域おこし協力隊(委託型)としての働き方

<別海町地域おこし協力隊(委託型)の特徴>
・個人事業主として、会計年度ごとに町と業務委託契約を締結します(雇用関係なし)
・月額委託料は約43万円(報償費30万円+活動費約13万円)
 ※契約期間の開始日によって日割計算があります
・勤務日、勤務時間の制限はありませんが、定期的な打合せがあります
・個人事業主のため、福利厚生はありません
・地域おこし協力隊の活動に支障がない限り、副業が可能です

<雇用型、委託型共通の特徴>
・年度ごとに更新を行い、委嘱した日から最大3年間は「地域おこし協力隊」として活動できます
・委嘱する日は、町と応募者の双方協議により決定します
・住居は民間アパート等を斡旋しますが、費用は全額自己負担となります
・別海町に住民票に異動し、現に居住する必要があり、異動前の住所は地域要件を満たしている必要があります

※地域要件や、その他の条件については、以下のリンクから募集要項をご確認ください。
 
<地域要件>
総務省 地域おこし協力隊及び地域プロジェクトマネージャーの特別交付税措置に係る地域要件確認表
https://www.soumu.go.jp/main_content/000862222.pdf

<応募方法等>
応募方法の詳細や応募用紙は下記URLからご確認、ダウンロードをお願いします。
「興味あるボタン」のクリックも併せてよろしくお願いします!

○町HP(募集要項、応募用紙の閲覧・ダウンロードができます)
https://betsukai.jp/gyosei/seisaku/chiikiokoshi/chiikiokoshi_bosyuu/

○応募フォーム(募集要項の閲覧・ダウンロード及び応募ができます)
https://logoform.jp/f/falSf

別海町地域おこし協力隊は現在24名!移住定住、観光、酪農、教育など、それぞれの分野で活躍中です!

別海町地域おこし協力隊は現在24名!移住定住、観光、酪農、教育など、それぞれの分野で活躍中です!

地域おこし協力隊と一緒にYouTubeで情報発信も行う採用担当者。お気軽にお問い合わせください!

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北海道 別海町が紹介する別海町ってこんなところ!

 別海町は北海道の東部に位置し、東京23区の2倍以上の広大な面積を有しています。その中では、人口約1万4千人に対し、牛が11万頭以上生育され、生乳生産量日本一を誇る酪農王国であるほか、海岸部では漁業も活発な、1次産業が盛んな特産品溢れるまちです。

 また、町の東部には、日本最大の砂嘴(さし)でラムサール条約にも登録されている野付半島を有し、手つかずのまま残る自然の中では、国内で見れる野鳥の約4割が見れるほか、多くの動植物が生息しています。厳冬期には内湾が結氷して海の上を歩ける「氷平線ウォーク」などオンリーワンの体験ができ、写真好きにはたまらないロケーションを有しています。

 冬はー20℃を下回る寒い日もありますが、積雪量は少なめ。年に2,3回吹雪がありますが、一晩で積もる量は膝上程度。毎日除雪するなんてことはなく、逆に夏よりも晴れる日が多く、過ごしやすい地域です。除雪も綺麗と評判なので、冬道の運転に不安な方でもゆっくり走れば大丈夫。ぜひ一度、冬の別海町にも遊びに来てみてください。

 北海道の東側、道東に位置する人口約1万4千人のまちです。
 人口の約8倍の11万頭以上の牛が生育され、生乳生産量日本一を誇る酪農王国であると同時に、海岸部ではホタテやエビ、秋鮭などの海産物も豊富に獲れる漁業が盛んなまちでもあります。
 また、日本最大の砂嘴(さし)である「野付半島」を有し、貴重な植物や野鳥の観測地であるほか、厳冬期に内湾が凍ることで現れる氷の大地「氷平線(ひょうへいせん)」はここでしか体験できない、まさに「べつせかい」です。
 そんな魅力にあふれるまちを地域住民、行政と手を取り合いながら盛り上げてくれる、地域おこし協力隊の募集を中心に、イベント情報や別海町の魅力を発信していきたいと思っています。
 地域おこし協力隊以外の移住相談も随時、受け付けております。お気軽にご連絡ください。

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