【体験できます】耕作放棄地を利用して栽培される「龍神そば」づくりを体験!そばと農園 和わく

「移住に興味はあるけど、イメージが湧かない...」
「地方で何かしてみたいけど、いきなり移住するのは不安だなあ...」
そんな悩みがある方に向けて、和歌山での生活体験をご案内しています。

先輩移住者や地域の方との交流、地域案内や各地域ならではの体験を通じ、地域をより深く知っていただくため、しごとくらし体験の参加を募集しています。

和歌山で自分らしい働き方、生き方を見つけませんか。

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全国各地で問題になっている耕作放棄地問題。雑草が生い茂ることで害虫が発生したり、猪や鹿の住処となってしまうことから、近隣の獣害問題にも繋がります。和歌山県田辺市でも、農家の高齢化や後継者不足により、年々耕作放棄地が増加しています。

NPO法人ええとこねっと龍神村では、2015年から耕作放棄地を利用した蕎麦の栽培を開始しました。そこで栽培された蕎麦粉を使用した「龍神そば」の開発に成功し、地域資源化を目指しています。

「龍神は温泉地。温泉観光地といえば蕎麦と地酒だ!と思い立ち、耕作放棄地を使って蕎麦の栽培はどうかと考えました。昔は各家庭で蕎麦の栽培をしていたとも聞いて、やってみることにしたんです」

そう話すのは、NPO法人ええとこねっとの返町和直さん。点在する耕作放棄地で蕎麦の栽培を行い、田畑の管理を一手に引き受けています。

2018年には保育所だった場所を再利用し、龍神そばを提供する”そばと農園 和わく”をオープン。季節のイベントを開催するなど、地元の人や観光客を集める活動にも力を入れています。

今回体験できる内容

今回体験できる内容は、蕎麦栽培のお手伝いがメイン。時期によりますが、草刈りや種まき、収穫、選別や乾燥など、作業工程は多岐に渡ります。また、地域資源とも言える日高川でのカヌー、サップ体験も可能。

「蕎麦の栽培には雑草が大敵。現在は2ヘクタールほどの耕作放棄地を管理していますが、各農家さんの土地なのでまとまった場所にあるわけではないんですよね。農機を入れながら、地道に作業をしています」

種まきから65日ほどで収穫できるという蕎麦ですが、その前の畑の管理や準備など、6月頃から作業が忙しくなるといいます。

若い人にも来てもらえたら、と話す返町さん。2011年に奥様の地元である和歌山に移住した経験もあるため、この体験で得られることは多いのではないでしょうか。

また、蕎麦の栽培や”そばと農園 和わく”での営業などを担ってくれる後継者も募集中。”そばと農園 和わく”では現在、11-15時までのランチ営業を行なっていますが、夕方以降の時間の活用など、アイディアややってみたいことがある人も大歓迎。

「自分の好きなことをオープンにして知ってもらって、できることを掛け合わせながら、和わくを賑やかにしてくれたら嬉しいですね」

お店のオブジェは地元のアーティストに作成してもらいました。

お店のオブジェは地元のアーティストに作成してもらいました。

そば作りを担当する返町和直さん

そば作りを担当する返町和直さん

和歌山の魅力を伝えたい。住みたいと思ってもらえるような活動ができたら

蕎麦の栽培は初めてだったと話す返町さん。最初からうまくいったわけではないと言いますが、最初は3000平方メートルほどの畑からスタートしたそう。

少しずつ拡大する中でも、台風の被害や雨量が多いと生育が良くないこともある中で、安定した収穫量が課題でした。そこで、龍神温泉が日本三美人の湯のひとつであることに着目し、三美人の湯である島根県の湯の川温泉ちかくの出雲の蕎麦粉と、群馬県川中温泉ちかくの小麦粉をブレンド。こうして、日本三美人湯つながりの「龍神そば」が出来ました。

「NPO法人ということもあり、潤沢な資金があるわけではないので、必要な農機を買ったりするのもひと苦労で。黒字で運営していくために奮闘しています。一緒にやってくれる人が来てくれたらありがたいですね」

設備や人手が足りていない中でも続けられたのは、「管理しきれなくなった畑を使ってくれてありがとう」という感謝の言葉や「蕎麦の花が咲くと観光に来てくれる人もいて、自分の畑がにぎやかになって嬉しい」と喜んでくれる畑の持ち主さんの声があるからだといいます。

地域課題を解決するだけでなく、資源に変える活動をしているNPO法人ええとこねっと。主力事業である蕎麦の栽培を通して、地域貢献、地域づくりに携わってみませんか?

作りたてのそばをご賞味ください

作りたてのそばをご賞味ください

そばの花

そばの花

イベント・ツアー内容

所要時間: 2泊3日程度

費用: 無料(食費、現地までの往復交通費は自己負担)/宿泊補助あり(5,000円/日 ※初回のみ)

最小催行人数:1 人

集合場所:和歌山県田辺市龍神村西376

解散場所:和歌山県田辺市龍神村西376

スケジュール

1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.仕事のお手伝い(畑の管理、蕎麦の栽培、カヌー・サップ体験など)
※時期によって作業が変わります。

2日目(7:30~16:30)
1.仕事のお手伝い(畑の管理、蕎麦の栽培、カヌー・サップ体験など)
※時期によって作業が変わります。

3日目(7:30~15:00)
1.仕事のお手伝い(畑の管理、蕎麦の栽培、カヌー・サップ体験など)
※時期によって作業が変わります。
2.体験の感想、質疑応答

主催:わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト
プロジェクトの経過レポート
2024/08/31

● 参加者からの感想が届きました!

NPO法人の会社の仕組みを知れたり、実際の作り方、農業についても聞けて、とても勉強になりました。

仕事の話しや住まいの話し、龍神の話しを聞けてとても勉強になりました。
ありがとうございました。

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山・海・まち・世界遺産 選べる暮らし田辺市へ

・美しい海・山・川の大自然を有する近畿一広い和歌山県南部の市です。
・龍神温泉や湯の峰温泉など有名な温泉資源に恵まれています。
・世界遺産「熊野古道」や「熊野本宮大社」など歴史的文化資源を数多く有します。
・熊野古道歩きの外国人の来訪が大変多くなっています。
・ほぼ市内全域に光ファイバー網が整備されており、テレワークに最適です。

わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト
わかやま定住サポートセンター

東京都に住みながら、キャリアコンサルタントとして、和歌山の仕事の情報発信や、職業体験の企画をしています。

和歌山のこと、お仕事のこと、なんでもお気軽にご連絡ください。

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