ウエルネスツーリズムは、自然散策、ヨガ、瞑想、フィットネス、スパ、食、レクリエーション、交流などを通して、地域の自然に触れ、心と身体をリフレッシュし、明日への活力を得る旅のことです。滋賀大学が立地する滋賀県は、「健康しが」を標榜し、2020年に平均寿命で、男性　全国一位　女性　全国二位となり、長寿県としてクローズアップされています。琵琶湖を中心に自然資源や文化資源が豊富で、県民が積極的にウォーキングやサイクリングなどの健康維持活動、スポーツに親しみ、禁煙や発酵食品など普段から健康や食に気を配っていることなどが、理由として挙げられます。近隣地域においても独自のウエルネスな自然・文化・食の地域資源があり、これら地域の宝を発掘・磨き上げることにより、これまでの観光の形態を、付加価値の高い滞在・体験型に変革していくことに大きな可能性を有しています。また、昨今サステナブルなツーリズムにも、世界的関心が高まっています。

性別、居住地を問いません。また、ホテル・旅館、観光産業、サービス業や医療・福祉法人に従事している方、観光産業に新規参入を考えている方、観光戦略立案に関わる行政や関係機関の担当者で、原則として、カリキュラムの全講座に参加可能な方の応募お待ちしております。