カツオの商店街を一緒に盛り上げてくれる地域おこし協力隊を募集！

わたしたちの町の先人たちは、400年続くと言われる【土佐の一本釣り】漁法を確立し、資源としてのカツオを獲りすぎることなく、現代につないでくれました。そして今でも、地元の漁師さんはこの伝統的な漁法で、この大切な資源を未来に向けてつなごうとしています。 【釣るプロ】は、漁師町が失うことが許されない存在です。

この小さな町の人たちは、カツオをこよなく愛し、春の上（のぼ）りに秋の戻りと、旬になれば飽きることなく毎日のように【食べるプロ】として、今では観光資源として知られるほどになるまでカツオの味を追求し続けてきました。

そして、この【釣るプロ】と【食べるプロ】をつなぐ役割が、わたしたちの商店街【売るプロ】の存在です。 今から30年前、町を挙げて観光施策に取り組むため、トラックにカツオを積み鳥取や島根、三重や滋賀方面までＰＲに奔走したと聞いています。 その成果として、多くの方が町を訪れてくれるようになり、今では通信販売やふるさと納税を活用して、全国各地へ自慢のカツオを届けることができるようになりました。 また近年では、全国の方に愛される地元のカツオを当たり前のように食べることができる子どもたちが、豊かな自然と食が残る町を誇りに思えるよう、食育にも取り組んでいます。

この小さな商店街の活動は、決して派手で目立つものではないかも知れません。 しかし、ここで長い年月を経て育まれてきたわたしたちのカツオ愛・カツオプライドは、多くの人々とわたしたちの町をつなぎ、今も大人から子どもまでたくさんのファンを生み出しています。

この”プライド”をさらに強力に、町の内外に、未来に伝えていきたいのです。

大正町市場商店街組合長の田中鮮魚店・田中社長からのメッセージ。

「昔はただの食べ物だったはずで魚は生きるためのだけのものだった。自分たちがうまい魚を食べたいがために海に入って、あまった分を近所におすそわけしたり、お金に換えたりしていたわけで。この町には「売れる魚」ではなく「うまい魚」にこだわってきた文化がここにあります。 その技術や漁師町の文化に新しい価値をみいだして、いろんな可能性やアイディア、ビジネスに変えてくれる人に来てほしい。生活の中で自然にやってきたことで。 カツオの目利きには自信があるんだけど「すごい価値がある」といわれても、それを生かす発想がないんです。「ついこの間～」って言ってる話しは大体４、50年前のことだったりする生活スタイル（笑）4、50年ずーっと変わらずにやって来た文化に新たな風をふかしてほしいです。」

＜大正町市場商店街組合　採用要件＞

業務概要　：　商店街組合支援 　　　　　　　観光客向け休憩施設の管理 　　　　　　　商店街関連情報の発信(HP 運営・SNS など) 　　　　　　　マスコミ取材対応(取材問い合わせ・ロケの対応など) 　　　　　　　イベント企画・運営 　　　　　　　その他商店街活性化につながる業務

雇用形態　：　地域おこし協力隊（組合職員としての採用）

勤務地　　：　久礼地区（高知県高岡郡中土佐町久礼）

勤務体系　：　週４日

給与　　　：　経験やスキルによって応相談（月給）

応募条件　：　地方・地域・ローカルに強い関心のある方

社会保険　：　健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険

勤務開始　：　随時対応

福利厚生　：　地域おこし協力隊任期中は家賃補助あり

募集人数　：　２名