募集終了

【地域おこし協力隊募集】港町 気仙沼で漁師の担い手を増やすプロジェクトの仲間を募集!

最新情報

プロジェクトの募集が終了しました。

2020/08/31

私たちは、気仙沼の基幹産業である漁業水産業を盛り上げるべく活動しています。 海にも陸にも開かれた交流の場として、漁船員や市民・観光客が交わる場の構築、国内外への港町の文化の発信。 そして、このたびあらたに漁業水産業を担う次世代を、まちぐるみで受け入れ育てる事業を開始します。 気仙沼が「日本一、漁師さんを大切にするまち」になることを目指して。

<具体的な活動内容> 「漁業水産業の担い手確保および定着支援事業」 気仙沼市、一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンとの連携事業となります。

◆ 担い手受け入れ体制の構築 地域の漁協・行政・漁業者らと連携し、新規の就漁希望者をまちぐるみで受け入れる土台をつくります。

◆ 漁業者と担い手との出会いの場づくり 漁業者と新規の就漁希望者とが出会う場の提供をします。(漁業就業フェアの出展など)

◆ 体験プログラム「漁師学校」の企画・運営 漁業に興味がある人のための、漁師体験プログラムを開催します。

◆ 担い手のための居住支援 市外県外から来た担い手が暮らすための住居を確保。 漁師シェアハウスの企画・管理・運営などを行います。

◆ 漁業情報のとりまとめ・魅力発信

◆ 先進事例の取り組み視察・情報交換会の開催

漁師町 気仙沼で漁業の担い手を増やしたい!

漁業水産業が主産業の宮城県気仙沼市。 わたしたちは、その気仙沼魚市場前で漁師さんのための銭湯と食堂「鶴亀の湯・鶴亀食堂」を運営しています。(https://kesennuma-tsurukame.com/message)

気仙沼は、毎年、本当にたくさん漁船が入港し、たくさんの魚が水揚げされます。 その魚を買う仲買人さんや魚屋さんにはじまり、問屋さん、氷屋さん、箱屋さん、運送屋さん。 ガソリンスタンド、酒屋さん、スナック、タクシー、飲食店。 一見関係なさそうにみえる仕事も、みんな漁業を中心に経済がつながってまわっています。

カツオの初水揚げにまちが湧き、サンマが不漁だとまち全体が落ち込む。 漁師さんがいるから魚の水揚げがあり、水揚げがあってこそ、まちの経済がまわっていることを実感するのがここ、気仙沼です。

その魚をとってきてくださる漁師さんたちが「気仙沼、いいな」と思える港町にしたい。 命がけで魚をとってくる漁師さんたちにありがとうを伝え、「日本一、漁師さんを大切にするまち」にしたい。 そんな思いで日々活動しています。

しかし、年々船の数は減ってきています。 漁師さんの高齢化、担い手不足で、魚がとれても船が動かせなくなる将来がくる。

「このままじゃ30年後、このまちで魚獲るやついなくなる。」

現役漁師さんたちは警笛を鳴らしています。

一方で、仕事にやりがいを求め、 漁業に興味のある若者も増えていて、 「漁師に興味あるけど、なる方法がわからない」「どこからアクセスしたらいいの?」 という声も。

そんな二者をマッチングし、 気仙沼のまちを支える漁業の担い手を増やしたい。 そして気仙沼の漁業を盛り上げたい。

「日本一、漁師さんを大切にするまち」を目指して、 漁業の担い手募集、マッチング事業をはじめます。

漁業水産業が主産業の宮城県気仙沼。ここからまちの経済がはじまっていると言っても過言ではありません。
漁業水産業が主産業の宮城県気仙沼。ここからまちの経済がはじまっていると言っても過言ではありません。
魚市場前で漁師さんのための銭湯と食堂「鶴亀の湯・鶴亀食堂」を運営しています。
魚市場前で漁師さんのための銭湯と食堂「鶴亀の湯・鶴亀食堂」を運営しています。

海がすきなひと、港町のくらしに興味があるひと、地域おこし協力隊になりませんか?

好奇心のあるひと まっすぐに人と向き合えるひと 地域に根ざした産業を盛り上げたいひと 一次産業に課題意識をもっているひと 海のそばでくらしてみたいひと 漁師さんがすき!なひと

漁業系移住女子と一緒に!
漁業系移住女子と一緒に!
連携チームの地元漁協スタッフも若手です
連携チームの地元漁協スタッフも若手です

このプロジェクトの地域

宮城県

気仙沼市

人口 5.42万人

気仙沼市

根岸えまが紹介する気仙沼市ってこんなところ!

気仙沼市は、宮城県の最北端に位置し、人口6万人ちょっとの世界に誇る港町です。 世界三大漁場の三陸沖を目の前にひかえ、四季折々の魚を追いかけ、全国から集まる漁船が岸壁にずらーっと並んでいます。 昔から遠洋マグロ漁船で世界中の海をめぐった漁師さんたちがたくさんいて、スペイン語を話せるじーちゃんがいたり、インドネシア語をしゃべれる船頭さんがいたり。昔から、海から世界とつながっていたまちです。 そのためか、住んでいるひとたちがオープンで気さくなひとが多い気がします。どっしり構えておおらかに笑う元漁師さんたち。夫が留守の間、家と家族を守ってきたつよく、しなやかな浜のお母さんたち。 昔から日本全国の船の入港があり、いろんな地域の言葉が飛び交っていたと言います。 だから「よそもの」も受け入れてもらいやすく、溶け込みやすいまちなんじゃないかと思います。

その分、人とのつながり、関係性はとても大切にするひとたちです。

わたしのだいすきな「気仙沼漁師世界地図」より以下、抜粋。

〜〜〜 気仙沼は昔から、遠洋漁業の基地として栄えてきました。

常にフロンティアスピリットをもち 大きな船で世界の荒海を乗り越え 地球の反対側まで出かけ、漁を続けてきました。 「世界の漁場はオレたち日本の漁師が開拓したようなものなのよ」 とやさしい笑顔で漁師さんが話してくれました。

輸入品の少なかった時代、 気仙沼ではどこの家庭にも、漁師さんが持ちこんだ ウィスキーやマヨネーズ、インスタントコーヒーがあり、 フラメンコの人形がありました。 ラス・パルマス、ケープタウン、アイルランド…、 世界の地名が飛び交い 漁をささえる気仙沼の人たちも、その家族も 世界の海のなかでくらしてきたのです。

気仙沼の人たちは、 自分たちが世界に出ていくだけではなく いろいろな地域の人たちを迎え、送り出してきました。 とりわけカツオやサンマ漁の季節になると 日本各地のたくさんの船が気仙沼港に入ってきます。 「気仙沼ほどあたたかい町はないよ」と漁師さんはいいます。

大漁のこともあれば、まったく魚と会えない日もある、 そんな産業が中心にあるまちが気仙沼です。 不確実性をのみこんで自分の信じることをする 海とともに生きるまちは「胆力」をもつ人たちであふれています。 海よりも深く、やさしく、 そして、豪快で、ほがらかなまちです。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

東京出身で、東日本大震災のときの学生ボランティアをきっかけに、2015年に気仙沼に移住しました。 気仙沼市街地から車で30分ほどの唐桑半島で移住仲間(ペンターン女子)たちとシェアハウスをしながら、休みの日は畑をしたり漁に行ったりしています。

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