【全校児童25人小学校】
宿南地区には、全校児童25人の小さな小学校があります。小さな小学校で出来る事は、わずかなことだと思われると思います。しかし、小さな小学校だからこそ「誰かに任せておけば良い」ということはなく「誰もが役割を持って、役割を果たさなければものごとが進んでいかない」というのが、現実です。だから、子どもたちは自立し、小さな子の面倒を上の子どもが見るというのが当たり前の光景となっています。

【地域が関わる小学校】
核家族が多くなった現在、子どもたちが、自分の家族以外で関わる大人がどれくらいいるでしょう。学校の先生や親では教えられない。専門的な知識（地域の歴史・文化・自然観察など）をおじいちゃん、おばあちゃん世代と交流し、昔の話を聞き、知恵を授かる。知らなかったことを知る喜びをいつも通っている学校で学べるのは、地域と学校の信頼が厚い、この地域の特徴の1つです。

【お父さんが頑張る地域】
宿南地区には、8つの区があります。しかし、地区によっては1人しか小学生がいないところもあり、子ども会活動（地蔵盆や子どもの旅行など）がおこなえない地域が増えてきました。お父さん世代が、小さい時に感じた楽しかった思い出を自分の子どもに体験させてやりたいと「宿南良友会」という有志団体を立ち上げ、子どもと一緒に楽しんで活動をしています。

【教育者 池田草庵（いけだ そうあん）】
宿南地区は、幕末～明治にかけて活躍した教育者「池田草庵」の故郷でもあります。門下生には、東大総長を2度務めた「浜尾 新」や京都府知事、琵琶湖疎水を完成させた「北垣国道」などがいます。宿南小学校では、池田草庵先生の教えを日々の日常に置き換え、学校生活を送っています。

★これから子育てを田舎でやりたいと思っている人
★子育て仲間がほしい人
★田舎暮らしを楽しみたい人
★子どもが好きで、地域で子どもと一緒に何かやってみたいと思っている人

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