「海の恵みと人情が息づく場所で、あなたの力を発揮しませんか?」地域おこし協力隊員募集!

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「興味ある」が押されました!

2025/01/29

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2025/01/29

 柱島群島は、瀬戸内海西部の安芸灘の南西に位置し、北は倉橋島、江田島、南は屋代島とその属島、東は中島をはじめとする忽那諸島に囲まれ、これらの島々の中央部に位置しています。柱島群島の12の島々の内、「柱島」(はしらじま)、「端島」(はしま)、「黒島」(くろしま)が有人島となっています。  現在、3島の総人口は約100人ですが、豊かな自然環境と新鮮な魚介類、野菜に恵まれる中、人情味あふれる島民に支えられ、少子高齢化が進む中でも、島民同士の助け合いにより、生活は成り立っています。 柱島群島は年間を通じて多くの観光客が訪れ、釣りや観光を楽しむほか、サザエやアワビ、ひじきといった海の幸が豊富に存在します。温暖な気候を活かして玉ねぎや大根などの農産物も栽培されています。  しかし、近年は漁業者の高齢化や人口減少といった課題が顕在化しており、新たな後継者の確保や水産業の衰退が懸念されています。このままでは、かつての活気ある漁村としての姿を失う恐れがあります。  このような状況を踏まえ、国の「地域おこし協力隊」制度を活用し、地域に居住しながら島の基幹産業である漁業を盛り上げてくれる「地域おこし協力隊」を募集することとなりました。  協力隊員には、岩国市漁業協同組合柱島支店が日常的に行っている水産事業に関与していただくことになります。初心者の方でも安心して取り組めるように、柱島漁協の関係者や地域住民、役所の担当者、隊員OBがしっかりサポートいたします。

◆仕事の中身は?(具体的な活動内容)

●加工事業(特産品「寒ひじき」の採取から加工・販売まで) ①ひじきを、厳冬期12~1月(2ヶ月間限定)の大潮の干潮時に採取します。主に大潮の干潮時に作業を行うため、潮が止まっている1~2時間程度の作業となります。 ②収穫した「ひじき」は天日で数日間かけて、不純物を取り除きながら、カラカラに乾燥させ、倉庫に保管する作業です。 ③保管している「ひじき」約5kgを使用し、水で戻したあと、丁寧に水洗いし、鉄窯で煮込み、ザルに入れて冷まします。翌日、乾燥させたあと、袋詰めして完成となります。 ●養殖事業(わかめ種付け、採取、籠カキ養殖) ①わかめの種付けを10月末から開始し、1、2月に採取作業を行います。 ②籠カキ養殖(令和5年度からの新事業)は11月から始まりますが、海洋に浮かべた籠を週1回、回転させる作業が必要です。翌年6~8月には夏牡蠣として市場に出荷します。 ●放流事業(魚の稚魚、アワビ、赤貝等を柱島群島海域に放流) ①カサゴ、キジハタ、ヒラメ、アイナメの稚魚、アワビ、赤貝などの子貝を、柱島付近の海域に放流します。魚種によって放流する季節が違います。(4~6月、9月、11月に実施) ●浮き桟橋事業(解体作業、製造作業) ①解体事業:4~7月にかけて、耐用年数5年を過ぎた浮き桟橋を解体します。 ②製造作業:9月~翌年2月までの期間に、2基製造します。 ●清掃事業(海浜、海岸清掃、海底、沖磯清掃) ①海浜、海岸清掃を毎年9月に実施します。(全島民、ボランティアの方と作業します)  ※海底清掃は2年1回、沖磯清掃は3年1回の頻度で実施します。 ●潜水漁業後継者育成事業 ①柱島群島の漁場で、サザエ、アワビなどの素潜業を体験できます。現場では、潜水許可を取っている正組合員の漁協関係者が丁寧に指導します。 ●広報事業 ①令和6年度は全国の島々が集まる祭典「アイランダー」と「しまづくりキャラバン」へ初出展し、水産物の販売促進や柱島群島のPRに取り組みました。引き続き、地元組織と一緒になって地域の水産業の活性を図っていただきたいと思います。 ●その他、各種研修への参加、漁業に関連する資格を取得することが可能です。 ①総務省等が主催する地域おこし協力隊関連研修  ・初任者研修(委嘱後概ね1年以内の初任隊員が対象)  ・ステップアップ研修(主として2年目、3年目の隊員が対象)  ・起業・事業化研修(任期後、起業を目指す主として3年目の隊員が対象)  ・地域おこし協力隊全国サミット(ワークショップ/ブース展示など) ②山口県が主催する地域おこし協力隊関連研修(主に山口県庁で実施)  ・地域おこし協力隊研修会(県内の隊員が対象)年数回実施 ③柱島で着任後に想定される資格  ・船舶免許取得研修  ・その他、漁業関係に関連する資格取得など  ・刈払機安全衛生教育講習会  ・伐木等の業務(チェーンソー)に係る特別教育講習会 ●その他の業務  ・地域おこし協力隊として必須の日報や報告書などを作成する。  ・市公認のFacebook、Instagramの更新、協力隊通信を定期的に発行する。  ・柱島、端島、黒島で実施される地域行事、地域支援団体が主催するイベントなどに可能な限り参加し、地域住民と交流を図る。

乾燥中の「ひじき」
乾燥中の「ひじき」
初参加のアイランダー2024
初参加のアイランダー2024

求める人材(こんな人がこの活動に向いている)

◆プロジェクトを通じて出会いたい人物像 ・漁業に興味がある方 ・誰とでも元気に会話ができて、地域住民との地域活動に積極的に参加することが出来る方 ・Instagram、FacebookなどのSNSを活用し、漁業の楽しさややりがいなど、柱島群島の魅力を発信できる方 ・活動時間以外にも島暮らしを満喫できる方(副業OK) ・多少の不便は我慢できる方

市役所担当課の職員です。お気軽にご相談ください!
市役所担当課の職員です。お気軽にご相談ください!
柱島出張所長(左)をはじめとする、島民の皆さんです。ご応募お待ちしています。
柱島出張所長(左)をはじめとする、島民の皆さんです。ご応募お待ちしています。

岩国市役所 地域づくり推進課 中山間地域振興室

このプロジェクトの地域

山口県

岩国市

人口 12.15万人

岩国市

山口県岩国市 地域づくり推進課 中山間地域振興室が紹介する岩国市ってこんなところ!

 岩国市は、山口県東部に位置し、広島県、島根県の両県に隣接しており、沿岸部は穏やかな瀬戸内海に面しています。人口は約13万人で、豊かな自然に恵まれています。 山陽新幹線・山陽本線などの鉄道、岩国港から結ぶ離島航路、首都圏を結ぶ岩国錦帯橋空港など、陸・海・空の交通ネットワークを有しています。  また、観光都市としての一面も持ち、岩国城跡や錦川に架かる錦帯橋などを中心に、毎年約300万人の観光客が訪れています。 「都市部への交通アクセスが良好」、「子育て支援が充実している」、「国際的な交流が盛んである」などが岩国市の魅力です。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

岩国市は、山口県東部に位置し、広島県との県境にある市です。 生活に便利な市街地を少し離れると、田畑や森林が広がり、豊かな自然の中で田舎暮らしが楽しめます。 岩国錦帯橋空港やJR山陽新幹線の新岩国駅から、東京や広島へのアクセスも良く、ひとや自然、暮らしに必要なものすべてが「ちかくに」あるのが岩国の魅力です。