日本海の自然とともに歩む漁師というオシゴトなどに触れてみませんか?
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2025/01/12「興味ある」が押されました!
2025/01/11私たちが住む浜益という土地は、かつてニシン漁で栄えた漁師マチでした。 年間70万トン以上の漁獲量を誇った時代もありましたが、乱獲や気候変動の影響で徐々にその数は減少し、昭和30年を迎えるころにはほぼゼロに。 それに伴い人口も徐々に減少し、一時期は人口約1万人まで発展したこのマチも、現在ではたったの1000人という超過疎化が進行中です。
ですが、海の資源に恵まれたこの地で今もバリバリ活躍している漁師さんたちが数多くいます。 鮭やタコ、ヒラメにカレイやカジカ、ホタテなど様々な魚介類。 稚魚放流など漁師たちの長年の努力が実を結び、復活を遂げつつあるニシン漁。 魚種や季節に応じた様々な漁を行ないつつ、密漁者の監視や環境保全にも注力するなど、【海の番人】として彼らがいるからこそ、多様な魚種にあふれ、資源豊かで美しい浜益の海が守られているのです。
そんな海の恩恵を受け、海を守り、自然とともに歩む漁師というオシゴトに触れてみませんか?
漁師ワーカーさんはこんな感じで働いています
1月 ホタテカゴ縫い 2月~3月 ニシン漁 4月~5月 ホタテの出荷 6月~7月タコ箱漁 8月 ナマコ漁 9月~10月 秋サケ漁&加工作業 11月~12月 ハタハタ漁&ホタテカゴ縫い
≪漁師のお仕事≫ 海上で魚を獲ることが漁師の仕事です。 漁場や漁獲方法(定置網漁、刺し網漁など)、狙う魚などによって仕事の内容が異なります。育てる漁業(水産養殖業)もあります。 ほかにも陸上での仕事もあります。 例えば ・水揚げした魚貝類の選別や加工作業 ・船舶の掃除、塗装 ・漁具の手入れ(網補修、アンカーや浮き球のフジツボ削りなど) ・密漁者の監視や海の資源保護
☆漁師用語集☆ オモテ/ 船首の事 トモ / 船尾の事 おらえる / 船と船をロープでつなげる事(巻き結びなどで) ハヤスケ / ロープや網を引き揚げる際に使用するひっかけ棒 タチ / 船の先端や最後尾、横の所々に刺さっているアルミの円柱 バット / 魚を種類別に分けるための箱、容器 タモ / 棒の先のわっかに袋状の網をつけたもの。(虫取り網のデカい版) スパイキ / 先のとがった木製・鉄製の道具(ロープの補修などで使用) マキリ / 船上で使う刃物(アイヌ語で小刀の意)
〔先輩ワーカーから=漁師をやってみて思ったこと=〕 漁師さんが使う言葉は普段聞きなじみがない言葉も多く、船のエンジン音もとても大きいので初めは何を話しているのか全く分からないので意味を理解する事が大変でした。流れ作業で止まることなく行う船上作業では、話している内容や仕事の流れを敏感に感じ取らないといけないのです。慣れてくると仕事も少しずつスムーズに動くことが出来てきたような気がします。 また、魚や漁具を上げる際はクレーンで上げる時もあるので、頭上に注意が必要です。漁師に興味のある方は、漁具の名称をある程度覚えておくといいと思います。 船酔いの心配もあるかもしれません。ベテラン漁師の中にも最初から酔わない人もいれば、そうじゃない人もいます。だけど最初は酔っても段々体が慣れてくると平気になることが多いです。 ロープの「おらえかた」は漁師さんそれぞれ若干違う場合もありますが、YouTubeなどで結び方が見られます。 たくさん魚が獲れると、親方が新鮮な魚(鯖・イナダ・鮭など)を分けてくれる嬉しいサプライズもあります。
漁師マチで働きたい!そんなフットワークの軽い方を探しています
いかがでしょうか?普段生活する上であまり触れることがない海の上のオシゴト「漁師」「漁業」の世界。知らない世界に飛び込んでみたいと思う人もいるかもしれないし、逆にちょっと抵抗感がある人もいるかもしれないですよね。
私たち「浜益特定地域づくり事業協同組合(浜ワーク)」では、漁業のほかにも、農業・畜産・飲食業など様々な仕事を組み合わせて働くマルチワーカーを募集しています。
浜ワークのオシゴトを通じて、まずはお試し感覚で各業種にチャレンジしてみませんか? 漁師の世界にビタはまりしちゃった人はそのまま漁師にジョブチェンジしちゃってもいいし、そうじゃなかった人は別業種をメインに働いてもいい。その辺の融通利くのがマルチワークのメリットかもしれません。
少しでも浜益に興味がわいたら、まずはお気楽にお問い合わせください。 また「興味あり」ボタンを押していただけると嬉しいです。
募集要項
浜益特定地域づくり事業協同組合
このプロジェクトの地域
石狩市
人口 5.69万人
浜ワーク 德地が紹介する石狩市ってこんなところ!
石狩市浜益区はもともと「浜益村」というひとつの村でした。 今から17年前、平成17年10月1日に石狩市と合併し、石狩市の地域自治区となりました。 浜益は濃昼、送毛、毘砂別、柏木、川下、実田、御料地、浜益、群別、幌、床丹、千代志別、雄冬という13の地区からなる海と山のマチです。
西は日本海、北と東側は暑寒別連峰に連なる山々に囲まれかつては陸の孤島と呼ばれていた土地ですが、その豊かな自然のおかげでタコやウニ、ナマコ、ホタテなどの魚介類、米、野菜、果樹、肉牛など陸の食材も豊富です。
浜益のシンボル山である黄金山や樹齢1500年以上のイチイの木、日本海に落ちる夕陽、御神木とされている千本ナラといった景勝地、幕末期の歴史遺産である庄内藩陣屋跡地、ニシン漁で賑わっていた往時を偲ばせる番屋跡地などの歴史的遺産もあり見所がたくさんです。
このプロジェクトの作成者
札幌出身。 現在浜益で漁師をやりつつ、浜益特定地域づくり事業協同組合(浜ワーク)の事務局長をしています。その他、地域の浜益わかもん会、浜益豊漁太鼓など、浜益の色々な団体に参加しています。 浜益に移住したい方、興味のある方、もっと知りたい方連絡お待ちしています。