熊本県上天草市の猫200匹・住民260人の離島で仕事と空き家を再生!!

お仕事
公開:2025/01/08 ~ 終了:2025/01/31

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2025/01/18

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2025/01/15

熊本県上天草市湯島は、天草と長崎県島原半島のほぼ中央、有明海に浮かぶ周囲約4kmの小さな離島で、美しい自然や人情味溢れる島の人々、ゆっくり流れる時間、美味しい海の幸・山の幸など、多くの魅力を抱えています。近年では、人懐っこい約200匹の猫たちが来島者を迎えてくれることから“猫島”とも呼ばれており、多くの観光客が訪れ、全国的にも注目されています。一方で、湯島の人口は約260人、その6割が65歳以上の高齢者であり、上天草市内の他地域と比較しても、人口減少・高齢化の進展は著しく、また、島内に空き家が多数存在しており、地域活力の低下を招いています。 島民の暮らしを守り、移住者を呼び込むために、新たな仕事と住宅を整備し、人を呼び込むための仕組みを構築することが必要ですが、プロジェクトを企画・検討・推進し、実施するキーパーソンが不足しているため、この問題に取り組む方を地域おこし協力隊として募集します。

猫200匹・住民260人の離島で仕事と空き家を再生!!

〇猫と住民がゆっくりとした時間で暮らす離島・湯島 上天草市湯島は、天草と長崎県島原半島のほぼ中央、有明海に浮かぶ周囲約4kmの小さな離島で、美しい自然や人情味溢れる島の人々、ゆっくり流れる時間、美味しい海の幸・山の幸など、多くの魅力を抱えています。近年では、人懐っこい約200匹の猫たちが来島者を迎えてくれることから“猫島”とも呼ばれており、多くの観光客が訪れ、全国的にも注目されています。

〇一方で離島ならではの課題も… 一方で、湯島の人口は約260人、その6割が65歳以上の高齢者であり、上天草市内の他地域と比較しても、人口減少・高齢化の進展は著しく、また、島内に空き家が多数存在しており、地域活力の低下を招いています。 これを受けて、市では、地方創生推進交付金や地方創生拠点整備交付金等を活用し交流人口や関係人口を創出する取組を行うとともに、これまでに4名の地域おこし協力隊を任用するなど、市と地元住民が連携し、島の振興に取り組んできたところだが、人口減少には歯止めがかかっていない状況です。 メディアでもたびたび話題になり、湯島へ移住を希望する人も存在しますが、住む家がないため、移住者は多くありません。また、草刈りや農作業の手伝いなどの人手は不足しているものの、離島という特殊な立地の関係上、簡単にアルバイトを募集することも難しい状況です。

〇地域おこし協力隊による継続した活動  湯島ではこれまで4人の地域おこし協力隊が着任しており、それぞれの得意分野を活かしながら、島の振興のために活動をしてきました。その結果、住民から地域おこし協力隊に対する信頼が厚く、協力が得られやすい環境です。湯島には人口減少を起因とした様々な課題がありますが、島民の暮らしを守り、移住者を呼び込むための新たな仕事と住宅を整備し、人を呼び込むための仕組みを構築することが必要ですが、プロジェクトを企画・検討・推進し、実施するキーパーソンが不足しており、今回の募集ではこの問題に取り組む方を募集しています。

人と猫が穏やかに暮らす離島・湯島
人と猫が穏やかに暮らす離島・湯島
猫が多く暮らしている猫島
猫が多く暮らしている猫島

移住者を呼び込む家と島の仕事を整備する

島民の暮らしを守り、移住者を呼び込むための新たな仕事と住宅を整備し、人を呼び込む仕組み構築を目指し、下記の活動に取り組んでいただきます。

〇移住者を呼び込む家を整備する 前任の地域おこし協力隊員や、隊員が所属している全国空き家アドバイザー協議会熊本県上天草支部がこれまで湯島において空き家調査や利活用の取組を進めています。これらの取組と連携し、湯島の空き家所有者との関係性を構築した上で、ビジネスの手法で島の空き家を賃貸住宅として扱う仕組み等を検討し、移住者を呼び込む家の整備を行います。

〇島の仕事を整備する 農業、漁業、宿泊業など湯島の事業者へのヒアリングを行い、湯島の仕事情報を収集し整理した上で、特定地域づくり事業協同組合の立ち上げ等も含めて検討を行い、島内での仕事を調整し、移住者が安心して働くことのできる体制の整備を行います。

〇その他の湯島の地域の活性化に関する取組 そのほか、高齢者の買い物支援や教育に関することなど、湯島や市全体の課題解決に資する業務を提案し、市と連携しながら取組を行っていただいても問題ありません。

▼3年間の活動イメージ 1年目 ①住宅の整備を行うための下準備 前述の地域おこし協力隊員や全国空き家アドバイザー協議会熊本県上天草支部と連携し、湯島の空き家所有者との関係構築を図るとともに、空き家に関する情報を収集し、整理します。また、ビジネスの手法で島の空き家を賃貸住宅として扱う仕組みについて検討します。上天草市所有物件やその他個人所有物件の活用施策をファイナンス面も含めて検討を進めていきます。

②仕事の整備を行うための下準備 湯島の事業者への聞き取りなどを行い、仕事情報を収集し、整理します。情報収集後、特定地域づくり事業協同組合の立ち上げ可否について、前任者から引き継いだ情報を含め、検討していただきます。立ち上げを目指す場合は、10月までにある程度の体制を固め、R8年度の上天草市の予算化を行うために、市の担当者と連携のもと各種調整、準備を行います。市が行う上天暮らしプチ体験事業の湯島事業者での受け入れを目指し、市と受託事業者とともに、島の事業者との調整を行います。その他、大学生のインターンや副業人材の受入なども含めて、島の事業者の受入力の向上を目指した取り組みを検討していきます。

③その他の湯島の地域の活性化に関する取組 湯島の課題解決に資する取組があれば、積極的に提案し、市担当者と連携をしながら事業を実施してください。

↓ 2~3年目以降 ①住宅の整備 1年目に検討した空き家を賃貸住宅として扱う施策を実行し、収益化を目指します。必要に応じて、物件を改修するイベント等を実施します。1年目に検討した市所有物件を活用する場合には、市担当部署と連携しながら事業を推進します。

②仕事の整備 特定地域づくり事業協同組合の立ち上げを行う場合は、組合員となる事業者との打ち合わせを定期的に行うとともに、立ち上げに向けて体制を整理します。同時に社員の仕事内容、募集方法等についても検討し、市が行う都市部での移住相談会などに同席し、社員を積極的に募集します。市が行う上天暮らしプチ体験事業の湯島事業者での受け入れに関する諸調整、大学生のインターンや副業人材の受入などの各種調整を行います。

③その他の湯島の地域の活性化に関する取組 1年目に検討した湯島の課題解決に資する取組について、関係者と連携しながら積極的に実施していただきます。

特産品の湯島大根
特産品の湯島大根
湯島ハートのアコウの木
湯島ハートのアコウの木

募集要項

業務内容
〇移住者を呼び込む家を整備する 前任の地域おこし協力隊員や、隊員が所属している全国空き家アドバイザー協議会熊本県上天草支部がこれまで湯島において空き家調査や利活用の取組を進めています。これらの取組と連携し、湯島の空き家所有者との関係性を構築した上で、ビジネスの手法で島の空き家を賃貸住宅として扱う仕組み等を検討し、移住者を呼び込む家の整備を行います。 〇島の仕事を整備する 農業、漁業、宿泊業など湯島の事業者へのヒアリングを行い、湯島の仕事情報を収集し整理した上で、特定地域づくり事業協同組合の立ち上げ等も含めて検討を行い、島内での仕事を調整し、移住者が安心して働くことのできる体制の整備を行います。 〇その他の湯島の地域の活性化に関する取組 そのほか、高齢者の買い物支援や教育に関することなど、湯島や市全体の課題解決に資する業務を提案し、市と連携しながら取組を行っていただいても問題ありません。
必須経験やスキル
・離島での生活を苦にしない方 ・高齢者との良好な関係性を構築する能力 ・普通自動車運転免許
あれば歓迎する経験やスキル
・特定地域づくり協働組合の設立にあたっては、組合員及び社員との調整が必要になるため、営業職等の調整業務の経験が3年以上あることが望ましい。 ・不動産及び住宅建築に関する知識
給与
・給与:月額 266,000 円 ・転居にかかる費用や生活に要する光熱水費等一切の費用は、個人負担となります。 ・住居は、市が紹介可能です。家賃については、活動に要する経費として計上することが可能です。 ・活動に要する経費については、予算の範囲内で市が支給します。(隊員1人当たり1年間最大で200万円を上限とします。)
雇用形態・勤務時間
・隊員の身分は、「上天草市地域おこし協力隊設置要綱」に基づき市長が委嘱し、 市と隊員間で業務委託契約を締結します。市と雇用契約は結びません。 ・任期:最長3年間 ・健康保険・国民年金などは個人で加入していただきます。雇用保険、労災保険はありません。
その他
<応募条件> ※地域おこし協力隊制度を活用し着任していただきます。 ・3大都市圏をはじめとする都市地域等から上天草市に住民票を移動できる人 ※地域要件については、総務省の「地域おこし協力隊」の関連ページをご確認ください。 ・任期終了後も引き続き上天草市への定住を目指す方 <選考プロセス> 【 応募締切:1月31日 】まずは、「興味ある」「応募したい」のボタンをクリックしてください。 ・書類選考 ・カジュアル面談:2月上旬(オンライン) ※希望者のみ ※選考とは無関係です ・最終面接:2月18日(現地) ・着任:4月1日(難しい場合はご相談ください。)   <注意事項> この公募は、令和7年度予算成立後、速やかに事業を開始できるよう、予算成立前に募集の手続を行うものです。  地域おこし協力隊の候補者の決定及び予算の執行は、令和7年度予算の成立が前提であり、今後の内容等が変更になることもありますので、予め御了承ください。 詳細は下記のHPもご確認ください。 https://www.city.kamiamakusa.kumamoto.jp/q/aview/400/20540.html

上天草市

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

熊本県

上天草市

人口 2.46万人

上天草市

上天草市が紹介する上天草市ってこんなところ!

上天草市は、熊本県の西部、有明海と八代海が接する天草地域の玄関口に位置し、天草地域に浮かぶ大矢野島、上島、そのほかの島々から構成されています。 また、市のほぼ全体が雲仙天草国立公園に含まれ、日本三大松島の一つにあげられる松島の風景や龍ヶ岳・白嶽をはじめとする九州自然歩道(観海アルプス)からの眺望など景勝地として四季折々に美しい表情を見せています。

気候は、典型的な西海型気候で、年間平均気温が約17.2℃、年間降水量が1,839ミリメートル(平成30年気象庁ホームページ)、降雪は数えるほどしかなく、海岸部の一部は無霜地帯となっています。年間を通して比較的温暖な気候を有しているところから、果樹や花きの栽培が盛んに行われています。

面積は、全体で126.94平方キロメートルを有しており、東西約15キロメートル、南北約28キロメートルにわたり広がっています。内訳は、山林54.2%、田畑22.4%、宅地が5.7%(平成30年1月1日現在)となっており、大部分は急峻な山ひだが海岸線まで迫り、全体的に平坦地が少ない地勢です。その中にあって、大矢野島は比較的傾斜が緩やかな丘陵地が多く、花き栽培や酪農が行われています。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

熊本県上天草市です。

■上天草市への移住情報はこちら https://kamiamakusa-life.jp/

■上天草市の観光の情報はこちら http://kami-amakusa.jp/

■その他上天草市の情報はこちら https://www.city.kamiamakusa.kumamoto.jp/

■■■上天草市の概要■■■■■ 上天草市は、熊本県の西部、有明海と八代海が接する天草地域の玄関口に位置し、天草地域に浮かぶ大矢野島、上島、そのほかの島々から構成されています。 市のほぼ全体が雲仙天草国立公園に含まれ、日本三大松島の一つにあげられる松島の風景や龍ヶ岳・白嶽をはじめとする九州自然歩道(観海アルプス)からの眺望など景勝地として四季折々に美しい表情を見せています。

気候は、典型的な西海型気候で、年間平均気温が約17.2℃、年間降水量が1,839ミリメートル(平成30年気象庁ホームページ)、降雪は数えるほどしかなく、海岸部の一部は無霜地帯となっています。年間を通して比較的温暖な気候を有しているところから、果樹や花きの栽培が盛んに行われています。

面積は、全体で126.94平方キロメートルを有しており、東西約15キロメートル、南北約28キロメートルにわたり広がっています。内訳は、山林54.2%、田畑22.4%、宅地が5.7%(平成30年1月1日現在)となっており、大部分は急峻な山ひだが海岸線まで迫り、全体的に平坦地が少ない地勢です。

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