【地域おこし協力隊】深刻な空き家問題に取り組む「空き家コーディネーター」募集!

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「興味ある」が押されました!

2025/02/06

「興味ある」が押されました!

2025/02/05

はじめまして。みなさんは、喜茂別(きもべつ)をご存知でしょうか? 

札幌市に隣接し、まわりにはニセコ・ルスツ・洞爺湖という観光地に囲まれた小さな田舎町です。基幹産業は農業で、特産品はアスパラガス。山間部に位置していることもあり、北海道でも有数の寒冷地&豪雪地帯です。

近隣のニセコ・ルスツエリアの人気の影響もあり、ここ数年、喜茂別町にも移住者が少しずつ増えてきました。そして、なかには飲食店や宿泊施設を開業するなど、「チャレンジをする人」も増えてきています。

そんなこともあり、最近はメディアにも取り上げられる機会が増え、「喜茂別を盛り上げたい」「喜茂別で面白いことをしたい」という相談も増えてきました。

しかし、いざ具体的に移住を検討する段階になっても、なかなか移住に繋がらない大きな問題がありました…。

空き家はたくさんあるけど…活用されていない!!

その問題とは、空き家問題です。 喜茂別はかつて8000人ほどの人口がいましたが、いまは約1900人。町のいたるところに「空き家」はあります。町には「空き家バンク」があるものの、上手に活用できていないのが現状です。

そこで今回、「空き家活用担当」として地域おこし協力隊を募集することになりました。 具体的な業務としては以下のようなことを想定しています。

《 空き家情報の管理 》  町が運営している「空き家バンク」制度を活用し、町内の空き家状況の調査や所有者との交渉、情報発信などを行なっていただきます。

《 地域住民と移住検討者との連携 》  実際に空き家を活用する多くはこれから移住してくる方たちです。移住コーディネーターと連携しながら、空き家と移住検討者のマッチングを行なっていただきます。

《 空き家活用の啓蒙 》  町内には空き家は多いですが「親が存命のうちはまだ売らない」という方たちもいらっしゃいます。思い出の場所なので素敵なことですが、豪雪地帯のため、放置をすると倒壊をしてしまう可能性もあります。そこで、空き家活用に関しての理解を深めるための情報提供などを行なっていただきます。

ニセコ・ルスツなどの観光地に囲まれているということもあり、土地・建物の利活用の問い合わせが非常に増えてきております。そのような状況で、適切に情報を管理し、所有者や活用者の想いに寄り添いながら空き家を活用支援をおこなっていただきたいと考えています。

羊蹄山のそばののどかな町。この写真のなかにも空き家はたくさんあります。
羊蹄山のそばののどかな町。この写真のなかにも空き家はたくさんあります。
豪雪地帯では、放置された家が雪の重みで倒壊してしまうことも。
豪雪地帯では、放置された家が雪の重みで倒壊してしまうことも。

未経験OK!田舎の空き家問題にチャレンジしたい人を募集!

もちろんこれまで不動産関連のお仕事の経験がある方や資格をお持ちの方であれば嬉しいですが、未経験の方も大歓迎です。不動産業を長年経験されてきた方や宅地建物取引士もサポートしてくれます。任期中に関連する資格へのチャレンジも応援します。

《 任期中の活動イメージ 》 【1年目】 まずは「地域と業務に慣れてもらう」ことをメインに考えています。空き家対策に必要な業務は地域住民とのコミュニケーションから始まり、行政的な事務処理まで幅広くあります。そこで、初年度は役場担当課の業務を一緒に行いながら、必要な経験・スキルを身につけていただきます。

【2年目】 ある程度、地域の方との関係性の構築ができ、業務にも慣れてくるとさらに主体的に活動範囲を広げていくことができます。空き家や利活用されていない公共施設などの活用プランの立案から利用者のマッチングまで、さまざまなカタチで「空き家」に携わっていただきます。

【3年目】 最終年度は定住に向けた準備期間です。これまでの活動をベースに任期後の生業づくりを進めていただきます。

現在活動中の地域おこし協力隊は8名。それぞれが自分の想いのもと、定住や起業に向けて準備を進めています。また、地域おこし協力隊のOBOGたちが幅広くまちづくりに携わっています。

《 現隊員の活動内容 》 ・アウトドアアクティビティコンテンツ開発(→ 2025年3月退任後の創業準備中) ・ラーメン屋開業に向け準備中 ・狩猟およびジビエ商品開発 ・地域住民の健康促進のためのトレーニング施設の開発 ・テントサウナを楽しめるキャンプ場の開発 ・まちの資料のデジタルアーカイブ担当

《 退任後の関わりかた 》 ・地域新聞店の事業承継 ・整体師として起業 ・コンビニの移動販売事業責任者 ・役場職員 ・カフェ経営 ・福祉施設への就職 ・バット職人 ・地域で愛された味を伝承し、飲食店経営 ・ラーメン店開業(→現在は廃業) ・農作物の加工品開発販売(→現在は廃業) ・町議会議員 ・観光協会理事 ・商工会理事 など

「空き家」を通じて、地域を一緒に盛り上げていきましょう! まずは「空き家問題に興味がある」という気持ちがある方はぜひ【応募したい】または【興味ある】ボタンを押してみてください。条件等の詳細もお伝えできればと思います。

町で推進する空き家バンク制度の活用も業務のひとつです。
町で推進する空き家バンク制度の活用も業務のひとつです。
古い家でもまだまだ活用の仕方があります。
古い家でもまだまだ活用の仕方があります。

募集要項

業務内容
喜茂別町の担当者と協力しながら、以下の活動を行っていただきます。 (1)空き家バンクの運営に係る活動 ・空き家の現地調査 ・空き家所有者及び利活用希望者からの相談、問い合わせ対応 ・空き家バンクへの登録を促す活動 など (2)空き家等の利活用に係る活動 ・空き家のマッピングと台帳の作成 ・空き家の利活用に関する情報発信 ・空き家の利活用に関するセミナーの企画実施 など (3)公共施設の有効活用に関する業務 ・公共施設の把握 ・公共施設の維持管理 ・遊休施設の利活用の検討を通じた地域の課題解決の提案 (4)その他 ・町内イベントの支援 ・町外で実施される研修や会議等への出席 ・定期的な活動報告 など
必須経験やスキル
(1)申込時点で3大都市圏又は地方都市部等(過疎、山村、離島、半島等の地域に該当しない市町村)に居住し、地域おこし協力隊として採用決定(委嘱)後に、喜茂別町に住民票を異動できる方。 (2)委嘱期間終了後、喜茂別町に定住する意思のある方 (3)パソコン(メール、インターネット、Word、Excel)の基本操作が可能で、SNSを活用できる方 (4)土日及び祝日など不規則な業務に対応できる方 (5)普通自動車免許を有している方
あれば歓迎する経験やスキル
(1)宅地建物取引士の資格を有している方 (2)不動産業界での勤務経験がある方
給与
月額 346,500円(税込・住居等借上料込) ※国の制度や町議会による予算の議決状況により変動する可能性もあります。

喜茂別町

このプロジェクトの地域

北海道

喜茂別町

人口 0.18万人

喜茂別町

きもべつ関係人口推進窓口が紹介する喜茂別町ってこんなところ!

喜茂別町は札幌市の南側と隣接しており、札幌や新千歳空港からは車で90分のところにあります。近隣にはニセコ・ルスツといった世界的にも有名なスキーリゾートや洞爺湖などの温泉郷があります。町内からは蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山を見ることができます。

人口は2000人程度。面積の80%が山間部で内陸にあるため寒冷な気候(毎年-30℃近くになる日もあります!)かつ豪雪地帯です。基幹産業は農業。アスパラガス栽培の発祥の地として知られてます。 

町内に有名な観光地などはありませんが、のんびりとした空気の流れるのどかな町です。

近年は、少しずつ「田舎で新しいチャレンジをしてみたい」と移住をしてくる方も増えてきて、まち全体で「チャレンジを応援する」空気ができています。

このプロジェクトの作成者

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=====【喜茂別町の紹介】=====

喜茂別町は札幌市の南側と隣接しており、札幌や新千歳空港からは車で90分のところにあります。近隣にはニセコ・ルスツといった世界的にも有名なスキーリゾートや洞爺湖などの温泉郷があります。町内からは蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山を見ることができます。

人口は2000人程度。面積の80%が山間部で内陸にあるため寒冷な気候(毎年-30℃くらいまで気温が下がる日も!)かつ豪雪地帯です。基幹産業は農業。アスパラガス栽培の発祥の地として知られてます。

町内に有名な観光地などはありませんが、のんびりとした空気の流れるのどかな町です。

近年は、少しずつ「田舎で新しいチャレンジをしてみたい」と移住をしてくる方も増えてきて、まち全体で「チャレンジを応援する」空気ができています。

=====【担当者の紹介】=====

《 加藤朝彦 》 2017年8月に喜茂別町に地域おこし協力隊として移住してきました。任期終了後は、町内でシェアスペースを運営や地域おこし協力隊の活動支援など、さまざまな形でまちづくりに携わっています。

「“理想の暮らしを実現するための気持ちの整理”のお手伝いから具体的な移住のサポートまでできればと思っています。まずは気軽にご相談ください」

SMOUTアカウント:https://smout.jp/scoutees/8617