
役場で働いて地域活性化に携わる!【インタビュー】滋賀県・日野町役場でのしごと
公開日:2025/02/28 03:51
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2025/03/24「興味ある」が押されました!
2025/03/20SMOUTにご登録されているみなさんは、地域に携わるお仕事にご興味がある方が多いかとおもいます。仕事の選択肢の一つとして、町の役場で働くという選択肢は今まで考えたことはありますか??
公務員、というと決まった仕事をして…というイメージが強いかと思いますが、小さな町の役場のお仕事は、まさに地域活性化に直結する仕事なのです!
今回は、移住定住支援などに携わっておられる、役場企画振興課の山添早織(やまぞえさおり)さんにインタビューをしました!
地域の人の役に立ちたいという想いから役場に就職
アワセルフウド(以下ア))日野町歴は何年ですか?
山添さん(以下山)) 26年です。生まれも育ちも日野町です。
ア)なぜ、日野町役場でのお仕事を選びましたか?
山)滋賀県内で働きたいという想いがあって。「地域を活性化したい」「仕事を通じて関わった人の役に立ちたい」という気持ちがあったので、いろいろ経験できる役場を候補にしました。
ア)ありがとうございます。人を元気づけたいとか、活性化したいとか、そういう思いが芽生えたきっかけはありますか?
山)小さい頃、字の子供会の行事や、地域のグランドゴルフ大会や百人一首大会といった行事に参加するのが好きで。
年々そうした機会が減ってきたんですが、楽しかったなっていう記憶と、地域の人があったかかったなっていうのがあったので、仕事でも地域に関わっていけたらいいなという思いがありました。
ア)日野町役場内でどんなお仕事をされてきましたか。
山)入庁してすぐは住民課の住民担当で、戸籍とか住民票に関する事務をしていました。
住民課が総合窓口的なところになってるので、どの課が何をしているのか、住民さんがどんな内容で役場に来られるのかを覚えながら1年目はあっという間に過ぎました。
2年目は住民課の同じ担当で、在留外国人の事務業務が増えました。住所変更をしたり、日本に来た時の転入の手続きをするという仕事でした。
3年目に同じ住民課で担当が変わり、保険・年金担当になり、私は主に国民年金の加入、喪失、高額療養費の還付申請などの業務をしていました。
来られた方それぞれの悩みやご要望に応じて申請内容が異なるので、勉強しながらすすめていました。

同じ役場内でも携わる業務は様々!企画振興課での仕事
現在、企画振興課の企画人権担当のです。
異動でがらっと内容が変わって、環境も全然違うので最初は戸惑うことが多かったです。
男女共同参画や、統計調査を担当し、今年2年目で移住・定住や、関係人口、地域おこし協力隊などを担当しています。
ア)ありがとうございます。少し話は変わりますが、学生時代にアルバイトなどされていましたか?
山)大学生時代は県内ホテルの宴会スタッフや、飲食店でアルバイトしていました。
ア)そこでの経験が活かされたりしていますか?
山)そうですね。人と話す機会を少しずつ経験したことが、窓口での仕事に活かされているなと思います。
ア)ありがとうございます。役場のお仕事の中で、やりがいを感じるのはどんな時ですか?
山)自分1人ではなくて、多くの方と一緒に計画から実施まで協力してやり遂げるというところの過程です。大変なことがあっても達成感というのは、その分帰ってくるので、今苦しくても、最後は楽しいと思いながら乗り越えることがやりがいかなと思います。
ア)働く中で、これは日野だからできたなとか、日野でやってて楽しかったなということはありますか。
山)自分がずっと生まれ育ってきた環境なので、教えてもらっていた先生や地域の方と一緒に仕事をするとかっていうのは、すごいなと思います。
自分が今まで関わってきた人と、働いてからも一緒に、何か作り上げたり関係が続いたりするのがここで働くことならではかなと思います。

日野町役場で働く。地域とともに暮らす働き方
ア)日野町役場で働くということについて、おすすめポイントを教えてください。
山)職場の人がすごく温かくて、熱くて、面白い人が多くて。
楽しく仕事をしている方が多いですね。 その人たちと一緒に働いていると、自分もやる気が湧いてきたりする。一緒に頑張ろうと思える人が多いところがおすすめポイントです。
ア)日野町内の好きな場所を教えてください。
山)先日大学時代の県外の友人に、日野町を観光してもらったんですけど、古民家のゲストハウスに泊まって、近くのカフェでモーニングをして日野ひなまつり紀行を歩いてもらいました。
それから友人のリクエストでるろうに剣心のロケ地の中野城址にも行ってきました。 日野をぐるっと巡って、静かなところもあれば、賑やかなところもあるというのを知ってもらい、すごく充実した1日になったなと思いました。
観光で周られるならおすすめのコースです。あとブルーメの丘も。
ア)いいですね!いろいろと満喫できるコースで。 では、最後に日野町で働くことの良さについて教えてください!
山)大学の時に大阪に出たり、就職先も滋賀県全体を視野に入れていたのですが就職活動の中で改めて自分の中の日野愛に気がつきました。
面接や実際に試験を受けるタイミングで、改めて日野を調べたり自分のこれまでを振り返った時に、自分は日野町のことを好きなんだなって思いながら、一番思いを語れたのが日野町役場でした。
そこで日野町で働くというのが揺るぎないものになって…良さとは少し違うかもしれませんが…
ア)日野町の規模感や人とのつながり、あたたかさ、顔が見える範囲や、影響の出る範囲などがちょうど良いのがいいところなのかもしれませんね。
山)そうですね。友人にもすごくよかった、また行きたい言ってもらえてすごく嬉しくて。日野町の魅力をどんどん発信していきたいなと思ったんです。実際に来ていただいたらいろんな魅力を知ってもらえると思います!
ア)ありがとうございました!
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山添さんの働く日野町役場の求人情報は、日野町役場の職員採用ページで随時更新されています。U・I・Jターンも大歓迎ということでぜひ、移住のきっかけの一つにされてはいかがでしょうか?
ぜひ記事に興味ある!を押していただき、今後も日野町の情報をお届けできればと思います。

このプロジェクトの地域

日野町
人口 2.00万人

アワセルフウドが紹介する日野町ってこんなところ!
日野町は、昔ながらの文化や伝統、かつて近江日野商人が活躍した町並みや、曳山、食文化が多く残されていて、町の方がそれを継いでいこうとする気風のある町です。
その一方で移住者も多く暮らし、地域の力として活躍されている方がたくさんおられます。
町のシンボル綿向山の麓に広がる豊かな自然もあり、おいしいお米や近江日野牛、蔵尾ポーク、近江鶏、原産である日野菜をはじめとする野菜など、食材も豊富です。
郷土料理の一つに海がない地域にも関わらず「鯛そうめん」というおもてなし料理があります。そうした独自の文化が小さい範囲で受け継がれている町です。
歩いていると「こんにちは」と挨拶をしあうのも日常の風景です。
暮らすとわかる日野町の良さ。ぜひ、一度遊びに来て町の暮らしをのぞいてみてください!
このプロジェクトの作成者
地域資源を活かしたまちづくりのサポート。(https://ourselfood.jp/) 代表理事の藤田ゆりは日野町地域おこし協力隊OG。日野の伝統料理を継承する会(https://hinoryori.net/)。 (一社)しがごとまるごと協力隊ネットワーク(https://shigagoto.jp/)。