【後編】移住×起業で地域と自分の未来を切り拓く!福島県田村市『起業型地域おこし協力隊』

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2025/05/11

経過レポートが追加されました!「【オンライン】5/15 田村市起業型地域おこし協力隊募集説明会 開催決定!」

2025/05/01

福島県田村市では、地域特性を活用した事業を立ち上げ、その成果を地域に還元できる起業を目指す方を対象に、独自に起業型地域おこし協力隊制度を設け、起業へのチャレンジ環境を用意しています。 地域おこし協力隊とは、人口減少や高齢化が著しい地域において、地域の活性化や地域振興など「地域を盛り上げること」を目的に設けられた制度の1つです。自治体が外部から人材を受け入れ、隊員が地域の特性に応じた活動を行います。

\田村市の起業型地域おこし協力隊のメリット/ ・給与を伴いながら起業準備ができる ・起業の準備段階から地域とのつながりをつくれる ・専門家から起業サポートを受けられる ・すでに起業に向け活動している隊員がおり共にチャレンジする仲間ができる

県外から移住し、起業型地域おこし協力隊として活動する4名の「生の声」をご紹介します。今回は後半の2名をご紹介!起業を視野に移住を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

▼ 前編はこちら https://smout.jp/plans/21846

本田 進之介さん

ミッション:田村市にフィンランドサウナを作る 移住前:山梨県上野原市

ーー田村市で移住・起業しようと思った理由はなんですか?

東京で営業職をしていましたが、生涯を通じてやり切れる仕事を探していました。多くの人の生活の手助けとなることがしたいと思い、サウナに着目。心をリセットし、リラックスと自己を見つめ直す時間を提供するため、「フィンランドサウナを作る」ことを目標に活動を開始しました。地元山梨県での開業を断念後、県外にも視野を広げる中で起業型地域おこし協力隊の制度を知り、自分に合っていると感じ応募を決意。起業型を募集している自治体はいくつかありましたが、都市部からのアクセスの良さ、豊かな自然環境、雪の少なさなどの利点から、田村市を選びました。

ーーどんな事業をしたいと考えていますか?

「田村市にフィンランドサウナを作る」というテーマで活動しています。フィンランドサウナの本質は、現代社会から離れ、心身をリラックスさせ、大切な時間を過ごすことにあると思います。自然と調和したシンプルな造りが特徴で、明かりを抑え、快適性を重視。この「素朴さ」こそがフィンランドサウナの象徴だと考えています。

ーー今後の活動について教えてください。

田村市船引町芦沢地区でのサウナ開業に向け、土地の整備と資金調達を進めています。長年放置されていた元桑畑の土地で、草刈りや倒木処理、林道整備などを実施中です。自然の力に圧倒されつつも、着実に開墾を進めています。今後も準備を進め、2025年中の開業を目指します。一日でも早くサウナを完成させ、田村市の皆さんに直接体験していただきたいです。

ーー田村市で起業や移住を検討中の方にひとことお願いします!

田村市は、豊かな自然と温かい地域のつながりが魅力のまちです。起業型地域おこし協力隊として活動することで、地域の人々と協力しながら、自分のやりたいことを形にするチャンスがあります。私自身もこの制度を活用し、サウナ事業の立ち上げに挑戦中です。支援制度も充実しており、挑戦を後押ししてくれる環境があります。一緒に、田村市で新たな一歩を踏み出しましょう!

本田 進之介さん
本田 進之介さん
現地での剪定作業の様子
現地での剪定作業の様子

新井田 美菜子さん

ミッション:空き家を活用したシェアハウスとカフェを創る 移住前:埼玉県加須市

ーー田村市で移住・起業しようと思った理由はなんですか?

出産を機に始めたお片づけカウンセラーや、夫の木工プロデュース活動を通じ、核家族化や単身世帯の増加による孤独や負担の問題を実感し、「シェアハウス」を創ることを決意しました。シェアハウスは、人々が互いに支え合い、協力して暮らすことで、孤独感を減らし、生活の負担を分かち合える新しい形の住まい。田村市でこの活動をしてみたいと思ったのは、移住体験でお会いした人々の暖かさや前向きさ、地域を大切に思う郷土愛、移住者を受け入れてくれる懐の深さに魅力を感じたからです。ここでなら、ゆるやかに人や自然と繋がり、「暮らしを楽しみ、いざという時には助けあえる」シェアハウスを創っていけるのではないか、また、その活動が地域に活力を与えると確信し、田村市の起業型地域おこし協力隊に応募しました。

ーーどんな事業をしたいと考えていますか?

「サスティナブルなシェアハウスと、カフェ」を創ることをミッションに活動しています。田村市という地域や人を知る機会にも恵まれ、私が目指す「暮らしの場」のイメージが固まりました。震災で途絶えた里山のライフスタイルを未来へつなげるため、地域の人々とともに守る取り組みをしたいです。大きな開発はできなくても、この地域を好きになり、住み続けたいと思える場を創りたいです。

ーー今後の活動について教えてください。

理想の物件探しは難航していますが、まずはスモールスタートを目指しています。シェアハウスの準備として「ふくしま創生塾」に参加し、事業プランをブラッシュアップ中。カフェの準備では、2024年6月から「よりあい処華」さんでお試し出店を開始し、和菓子の提供も行っています。農園は試行錯誤しながら土作りを進め、春に野菜を植える予定です。さらに「ときわ会」で蕎麦打ちを学びながら、里山に人が集まるカフェ開業を目指しています。

ーー田村市で起業や移住を検討中の方にひとことお願いします!

起業型地域おこし協力隊の活動では、チャレンジできる時間を持てる任務だと思います。この地域にはいろいろな課題があり、またその課題に取り組む面白い方がたくさんいると感じます!

新井田 美菜子さん
新井田 美菜子さん
地域の子供たちとのピザ作りの様子
地域の子供たちとのピザ作りの様子

起業型地域おこし協力隊募集中!仲間とともに想いをカタチに。

田村市では、地域特性を生かしてビジネスを始めたい方のために、独自に起業型地域おこし協力隊制度を設け、起業へのチャレンジ環境を用意しています。 地方創生の最前線で起業を支援する株式会社MAKOTO WILLや、田村市で地域づくりに取り組む一般社団法人Switchが、起業を伴走・支援する環境を整えています。ローカルで活躍する人材を目指し、理想的な環境でチャレンジしてみませんか?

\こんな方におすすめ!/ ・地方創生に興味関心がある方 ・地方への移住を検討している方 ・企業で地方創生関連事業を推進している方 ・地域で事業展開を検討中の方 ・地方公共団体関連で企業との連携を検討している方 ・地方公共団体関連で関係人口創出を推進されている方

▼ 起業型地域おこし協力隊 募集WEBサイト ※気になる方は、ぜひ「興味ある」ボタンも押してください。 https://tamura-iju.com/chiikiokoshi_kigyou

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

福島県

田村市

人口 3.52万人

田村市

一般社団法人Switchが紹介する田村市ってこんなところ!

暮らしのスタイルが選べる! 福島県の山間地に位置する田村市は、人口約32,500人が暮らす、自然豊かで多彩なライフスタイルが楽しめる町です。 市域の約70%を占める広大な森林や、丘陵地帯に広がる静かな山間部や畑、さらには国道沿いの利便性の高い生活エリアまで、地域ごとに異なる魅力を持つ田村市。静かにゆったりと過ごすスローライフも、便利な町中での快適な生活も、自分のライフスタイルに合わせて選べるのが大きな魅力です。

さらに、東京から新幹線と電車で約1時間50分、車で約3時間30分というアクセスの良さも田村市の強み。 夏は涼しく、冬は雪が少ないため、都市部からの移住者にも優しい暮らしやすい環境が整っています。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

興味を持っていただき、ありがとうございます! 私たちは福島県田村市で廃校活用型テレワークセンター「テラス石森」を運営しながら、地域活性化に取り組んでいるまちづくり法人です。 福島県田村市を、よりアツい場所にするべく活動しています。