【前編】移住×起業で地域と自分の未来を切り拓く!福島県田村市『起業型地域おこし協力隊』

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2025/10/24

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2025/04/21

福島県田村市では、地域特性を活用した事業を立ち上げ、その成果を地域に還元できる起業を目指す方を対象に、独自に起業型地域おこし協力隊制度を設け、起業へのチャレンジ環境を用意しています。 地域おこし協力隊とは、人口減少や高齢化が著しい地域において、地域の活性化や地域振興など「地域を盛り上げること」を目的に設けられた制度の1つです。自治体が外部から人材を受け入れ、隊員が地域の特性に応じた活動を行います。

\田村市の起業型地域おこし協力隊のメリット/ ・給与を伴いながら起業準備ができる ・起業の準備段階から地域とのつながりをつくれる ・専門家から起業サポートを受けられる ・すでに起業に向け活動している隊員がおり共にチャレンジする仲間ができる

この記事では、県外から移住し、起業型地域おこし協力隊として活動する4名の「生の声」をご紹介します。起業を視野に移住を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

宮之原 尚子さん

ミッション:語学やカフェ事業の立ち上げ 移住前:東京都品川区

ーー田村市で移住・起業しようと思った理由はなんですか?

大学時代の海外旅行をきっかけに「いつか海外に住む!」と決意。JICAボランティアとしてニカラグアに渡り、約7年間滞在した中で、「支援で変わらない現状を何とかしたい!」「ニカラグアの人たちが収入を得ながら家族で安心して暮らせ、子どもたちが夢を持ってワクワク生きられる世界を創りたい!」と考えたことが、起業を志す原点となりました。長男が小1の夏休みに家族で田舎暮らし体験をする機会があり、自然の中での生活に魅力を感じて移住先を検討。その際、自然に恵まれた田村市で、起業型地域おこし協力隊として挑戦できる制度を知り、移住を決めました。

ーーどんな事業をしたいと考えていますか?

着任が決まった段階での事業テーマは、語学とカフェでした。移住後、地域の方々と関わり、住んでいく中でいろんな課題感を感じるようになったこと、第3子の出産、6年ぶりのニカラグアへの帰省を経て自分の想いが固まり、ニカラグアのコーヒーを軸に置いて多文化×多世代共生カフェを開く準備を進めています。

ーー今後の活動について教えてください。

まずは、ニカラグアからコーヒー豆輸入・販売と田村でのカフェ開業。その先には、様々な体験コンテンツ、カフェの食品廃棄物を活用した環境事業、ニカラグアへの経済貢献や雇用創出にもつながる取り組み、日本の良いものを世界に広める取り組みにも発展させる予定です。

ーー田村市で起業や移住を検討中の方にひとことお願いします!

移住も起業も様々な決断を伴い、簡単ではないかもしれませんが、地方でやる人が少ないからこそ意味があること、やるだけで誰かの勇気や力になることも多いと思います。一緒に地域も人も世界を元気に、もっと心豊かな社会にしたいなという方が、田村市にもっともっと来てくださったらうれしいです^^

宮之原 尚子さん
宮之原 尚子さん
市内の古民家レストランでの出張カフェの様子
市内の古民家レストランでの出張カフェの様子

橋本 剛さん

ミッション:キャンプ場開業、キャンプ事業での起業 移住前:埼玉県川口市

ーー田村市で移住・起業しようと思った理由はなんですか?

キャンプの魅力に目覚めたのは、妻と行った長野県のレンタルキャンプがきっかけでした。大自然の中で心身が癒され、いつか自分のキャンプ場を開きたいと夢を抱きました。子どもの誕生を機に、自然豊かな環境で子育てしたいと考え、父の故郷として親しみがあり、元々住んでいた埼玉からのアクセスも良い福島県を、移住先に選択。田村市で起業型地域おこし協力隊の募集を見つけ、キャンプ場開業に向けた挑戦を始めました。

ーーどんな事業をしたいと考えていますか?

・キャンプ場開業への取り組み 理想のキャンプ場用地を探し続けており、景観やアクセスの良さ、広葉樹の山林などの条件に合う土地を模索中です。 ・事業化に向けた活動 グリーンパーク都路内のホップガーデンオートキャンプ場の運営管理を担当し、市の交流人口の増加に貢献できるよう奮闘しています。さらに片曽根山森林公園キャンプ場では、現状の施設や利用状況を分析し、より多くの利用者に喜ばれる提案を進めています。

ーー今後の活動について教えてください。

まだ理想のキャンプ場用地に巡り合えておらず、良い景観と利便性を両立する場所を見つけることは非常に難しいですが、妥協せず探し続けています。私はJBS認定ブッシュクラフトインストラクターと、日本キャンプ協会認定キャンプインストラクターの資格を取得しています。市主催のアウトドア婚活イベントや移住者交流会のデイキャンプイベントで講師を務め、焚き火の火起こしやロープワーク実演などを行いました。参加者に楽しんでもらいながら、特技を地域活性化に活かせることを嬉しく思います。今後も資格と経験を活かし、地域の魅力を発信し続けたいです。

ーー田村市で起業や移住を検討中の方にひとことお願いします!

起業型地域おこし協力隊は、あなたのビジネスアイデアを実現するための絶好の機会です。地域資源を活かしながら、事業を立ち上げられる環境が整っています。支援制度や地域のつながりを活用すれば、挑戦のハードルもぐっと下がります。あなたのアイデアで地域を盛り上げながら、夢を現実にしませんか? 田村市でともに挑戦し、活躍する仲間が増えることを楽しみにしています!

橋本 剛さん
橋本 剛さん
移住者交流会のデイキャンプで講師をしたときの様子
移住者交流会のデイキャンプで講師をしたときの様子

起業型地域おこし協力隊募集中!仲間とともに想いをカタチに。

田村市では、地域特性を生かしてビジネスを始めたい方のために、独自に起業型地域おこし協力隊制度を設け、起業へのチャレンジ環境を用意しています。 地方創生の最前線で起業を支援する株式会社MAKOTO WILLや、田村市で地域づくりに取り組む一般社団法人Switchが、起業を伴走・支援する環境を整えています。ローカルで活躍する人材を目指し、理想的な環境でチャレンジしてみませんか?

\こんな方におすすめ!/ ・地方創生に興味関心がある方 ・地方への移住を検討している方 ・企業で地方創生関連事業を推進している方 ・地域で事業展開を検討中の方 ・地方公共団体関連で企業との連携を検討している方 ・地方公共団体関連で関係人口創出を推進されている方

▼ 起業型地域おこし協力隊 募集WEBサイト ※気になる方は、ぜひ「興味ある」ボタンも押してください。 https://tamura-iju.com/chiikiokoshi_kigyou

▼ 後編はこちら https://smout.jp/plans/21850

このプロジェクトの地域

福島県

田村市

人口 3.52万人

田村市

一般社団法人Switchが紹介する田村市ってこんなところ!

暮らしのスタイルが選べる! 福島県の山間地に位置する田村市は、人口約32,500人が暮らす、自然豊かで多彩なライフスタイルが楽しめる町です。 市域の約70%を占める広大な森林や、丘陵地帯に広がる静かな山間部や畑、さらには国道沿いの利便性の高い生活エリアまで、地域ごとに異なる魅力を持つ田村市。静かにゆったりと過ごすスローライフも、便利な町中での快適な生活も、自分のライフスタイルに合わせて選べるのが大きな魅力です。

さらに、東京から新幹線と電車で約1時間50分、車で約3時間30分というアクセスの良さも田村市の強み。 夏は涼しく、冬は雪が少ないため、都市部からの移住者にも優しい暮らしやすい環境が整っています。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

興味を持っていただき、ありがとうございます! 私たちは福島県田村市で廃校活用型テレワークセンター「テラス石森」を運営しながら、地域活性化に取り組んでいるまちづくり法人です。 福島県田村市を、よりアツい場所にするべく活動しています。

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