五島列島・奈留島で働く地域おこし協力隊（保育士さん）を募集中！

【勤務地・五島列島 奈留島について】 　奈留島は、長崎県五島列島のほぼ真ん中に位置する、人口約1,800人程度の島で、五島列島最大の島である福江島からは高速船で30分、フェリーで45分で行くことが出来ます。指を広げたような複雑に入り組んだ地形が、天然の良港を作り出し、昔から漁業の島として栄えました。 　豊かな自然景観、島で獲れる美味しい海の幸、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産となっている「奈留島の江上集落」といった魅力的な地域資源を持ちながら、島内を歩けばどこか懐かしさを感じることができる島です。

【目指すは幼保小中高連携！奈留島ならではの子育て環境づくり！】 　勤務地となる「奈留さくら保育所」は、美しい岬と海岸線に囲まれた自然豊かな奈留島にある唯一の保育所です。令和６年度より、奈留小中学校内に園舎を移転し運営しています。このような学校の空き教室を活用した保育所整備は長崎県内では初の試みであり、全国的にもめずらしい取組です。 　学校への移設を決定した理由としては、幅広い年代のこどもが同じ場所で生活することで、コミュニケーションの機会が増え、思いやりの心を育むなどの効果が期待できること、幼児期教育と児童期教育の円滑な接続（幼保小連携）が図られることなどがあります。ちなみに同じ敷地内には奈留高校もあるため、「幼保小中高連携」が実践できればと考えています。 　また、教育を通した地域の活動拠点である「奈留しまなび舎」も島のこども達の成長を支えており、こうした団体や学校、地域と連携しながら「奈留島独自の子育て環境」の構築のため、ぜひあなたの力を貸してください！

【奈留島の園児のお友達は、豊かな自然と小中学生】 　こども達は明るく元気いっぱいで、毎日楽しく過ごしています。園児数が多くはないので異年齢保育の形態になっていますが、年長さんは小さい子の面倒をよく見てくれるのでみんなとっても仲良しです。また、園舎が学校の中にあるので、園庭で遊んでいるときなどには小学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんから声をかけられたり、手を振ってもらったりしています。

　小中学校の校長先生からは園児や生徒が触れ合える機会を多く作っていきましょうと声をかけていただいており、今後は運動会や発表会などのイベントのほか、交流の場をたくさん設けられたらいいなと考えています。

　園児とのお散歩では奈留島の豊かな四季を感じることができると思います。自然を体感しながらの学びもできるので、こどもが好きな人はもちろんですが、自然や田舎が好きな人にはぴったりな環境だと思います。

【園児も保育士も和気あいあい　アットホームな職場環境】 　さくら保育所の保育士は、家庭的な空間で、和気あいあいとしながら保育を楽しんでいます。在籍する保育士の年齢は様々ですが、意見が言いやすい雰囲気の中、協力してこども達と接しています。また、学校の中という他にはない環境なので、小中学校の先生方との連携も取りやすいと感じています。

　こども達は園庭で遊ぶことや体を動かすことが大好きで、自然に囲まれた環境でのびのびと成長しています。全年齢の子が共に生活するので、目配りが重要です。こどもと遊び、可愛がりながらも、全体を見通すことができる方と一緒に保育ができたらと思います。