
【滋賀県長浜市の神社紹介】三輪神社阿弥陀堂【神仏習合の特色を持つ神社】
公開日:2025/05/11 23:47
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2025/05/13「滋賀県長浜市谷口町360」にある少し変わった神社、三輪神社阿弥陀堂を紹介いたします。
三輪神社は伊吹山系の麓、小谷山を望む自然豊かな盆地にあります。 この神社は、奈良県の大神神社から三輪大神を勧請して創建されたとされ、元々は村の北にある寺山の頂上に鎮座していましたが、明治24年に現在地に移されたそうです。 浅井氏が小谷城を築いた際、鬼門鎮護の神として崇敬された歴史も持っています。
三輪神社阿弥陀堂の特徴
【神仏習合の特色を持つ神社】 三輪神社は神仏習合の影響が強く、境内には三輪大神を祀る本殿のほか、薬師如来堂や阿弥陀堂があり、特に阿弥陀堂は本殿よりも大きな建物として知られています。
一般的にはお寺にある「薬師如来堂」や「阿弥陀堂」が三輪神社にはあります。 この神仏習合の雰囲気が他の神社とは少し変わっており、独特の空気を感じました。
【周囲の環境】 山中に位置し、周辺は手入れの行き届いた杉林に囲まれています。とても自然にあふれた場所にある神社で、神秘的な空気感に包まれています。
神仏習合とは
【神仏習合の始まり】 神仏習合(しんぶつしゅうごう)は、日本の神道(神様を祀る信仰)と仏教(お釈迦様の教え)が、織り交ざって一緒に信仰されてきた文化や考え方のことです。 簡単にまとめると「神様も仏様もどっちも大切! 一緒に拝んじゃおう!」っていう、日本ならではの柔軟なスタイルと言えるかもしれません。 日本では、仏教が6世紀頃に大陸から伝わってきて、元々あった神道と融合しつつ続いてきました。 その結果、日本では1000年以上にわたって、神社とお寺が協力したり、同じ場所で祀られたりしていました。
【神仏習合の終わり】 神仏習合は、明治時代(1868年~)まで日本中で当たり前だったそうです。 ですが、明治政府の方針により、「神仏分離」というルールが作られ、これにより神社とお寺をキッチリ分けることになりました。 たとえば、神社にあった仏像が撤去されたり、お寺から神様の祠がなくなったり…。
この影響で三輪神社阿弥陀堂みたいな「神仏習合の名残」が残ってる場所は、貴重な存在と言えるでしょう。 ぜひ見に行ってみてくださいね。
三輪神社阿弥陀堂の場所
滋賀県長浜市谷口町360 (道が狭いので車で行く場合は運転に注意してくださいね)

このプロジェクトの地域

長浜市
人口 11.02万人
長浜市地域おこし協力隊が紹介する長浜市ってこんなところ!
滋賀県長浜市は、琵琶湖の北東部に位置し、自然と歴史が調和した暮らしやすい街です。豊かな自然環境に恵まれ、四季折々の風景や新鮮な湖の幸が楽しめます。 市内には、黒壁スクエアをはじめとする歴史的な街並みや、長浜城などの文化財が点在し、観光地としても魅力満載です。
生活面では、JR北陸本線や国道8号線により、大津や京都へのアクセスが良好で、通勤・通学も便利です。 スーパーや病院、子育て支援施設も充実しており、ファミリー層にも安心の環境です。 地元の商店街や直売所では、新鮮な野菜や地元産の食材が手軽に手に入り、食卓を彩ります。また、長浜曳山祭りなどの伝統行事もあります。
長浜市は、都市の利便性と田舎の穏やかさを兼ね備え、ゆったりとした時間が流れる場所です。 自然の中で子育てをしたい人、歴史や文化に触れながら暮らしたい人にぴったりの、心地よい生活が叶う街だと思います。
このプロジェクトの作成者
2025年4月より地域おこし協力隊として長浜市にお世話になることになりました。皆さんよろしくお願いします♪
これまでに紹介した場所一覧です😊 https://smout.jp/scoutees/117725#project
















