募集終了

【令和8年4月~着任】能登高校魅力化プロジェクトスタッフ募集!

最新情報

プロジェクトの募集が終了しました。

2025/07/11

「興味ある」が押されました!

2025/07/06

震災から一年半、復興に向けて着実に歩みを進めている能登半島。 私たち能登高校魅力化プロジェクトは”教育”を通して、能登の復興に取り組み続けます。 これからの能登の教育をより良いものにしていく仲間を大募集します!

#教育格差に向き合う #企画力・創造力を高める #教育で地域の未来を創る #場づくりに挑戦する #被災地復興

▼SNS・WEBサイトでも情報発信中! <能登高校魅力化プロジェクト> instagram https://www.instagram.com/machinakahosu/ Facebook https://www.facebook.com/machinakahousu/ WEBサイト https://notoko-miryokuka.com

<能登高留学> WEBサイト https://notoko-ryugaku.com

※本求人では、令和8年4月以降に着任可能な方を募集します。

この町で学ぶ、この町に学ぶ

石川県・能登半島のほぼ先端に位置し、近接した海と山に囲まれた町、能登町(のとちょう)。 町にはかつて高校3つと分校1つがありましたが、過疎化・少子化による統廃合を繰り返し、2009年には石川県立能登高等学校だけになりました。しかし、この能登高校への町内進学率もまた低調が続き、存続を危ぶむ声が次第に高まりました。 そこで、町唯一の高校を守るため、2016年に始まったのが「能登高校魅力化プロジェクト」と能登高校の生徒が通う公営塾「まちなか鳳雛塾(ほうすうじゅく)」です。

能登高校から歩いて15分ほどの場所にあるまちなか鳳雛塾には、現在約45名の高校生が通っています。生徒たちの希望進路は幅広く、定期的な面談を通して生徒それぞれの考えや興味関心を聞き取ることを大切にしています。学習指導も個別学習を中心としつつ、少人数体制の講義も実施。ICT教材も有効活用し、一人ひとりの進度に合わせた科目指導を心がけています。

こうした教科学習の前提となっているのは「能登高校との連携」です。 スタッフは高校に頻繁に足を運び、先生との相談や学習サポート、探究授業の企画とサポートを行なっています。高校との連携を深めることで、生徒にとってよりよい学習環境づくりを目指し、実現する体制ができているのは当プロジェクト強みです。

また、教科外学習にも塾内外で積極的に取り組んでいます。 まずは高校で取り組む「総合的な探究の時間(総探)」。地域の問題解決をテーマに生徒たちは学校の枠を超えて探究活動に取り組んでいます。能登高校の総探は解決策の提案に留まらず行動に繋げることを求めているのが特徴で、コーディネーターが総探の企画運営に深く関わり、魅力化スタッフ全員が生徒たちのサポーター(伴走者)として総探に参加しています。 その実践例として、 ・地元特産品を活用した商品開発 ・地域の隠れた魅力の情報発信で地域活性化を目指す取り組み ・低利用魚の活用を狙った商品開発 ・地域で働く人々を紹介する「能登町仕事図鑑」の作成 ・民泊×地域交流イベントの企画・運営 など、地域と高校が連携した実践的な探究活動が次々と生まれており、県内外からも注目されています。

さらには、高校生が社会人や大学生と一緒に地域の問題・課題を考える場として、地域学講座「鳳雛ゼミ」も開催。高校と地域の方々の協力のもと、企画運営しています。 塾内では、「知的な『面白い』の発見」をテーマにスタッフの個性や経験、興味関心を生かした企画「まちなかの道草」や、生徒自身の将来を具体化させるために、生徒が希望する進路で先を歩む大学生・社会人の方たちと語り合う企画「先達との語らい」を開催しています。地方では、現代の多様で幅広い仕事や文化に触れる場面を高校生がなかなか持てませんが、そうした機会格差をなくしていくこともスタッフの大切な仕事です。

<1日の業務の流れ> 13:00-14:45 定例スタッフミーティング(週1回) 15:10-16:10 高校にて総探の授業サポート 16:30 公営塾に移動、指導準備 17:00-18:00 休憩 18:00-19:30 塾生との面談・コミュニケーション・SNS更新 19:30-21:00 学習指導・ICT教材の進度チェック 21:00-21:45 生徒対応・手が空いていれば塾生とおしゃべりも 22:00 公営塾クローズ

※業務の流れは一例です

教科指導の様子
教科指導の様子
総探の授業で地域の方にインタビュー
総探の授業で地域の方にインタビュー

震災を経験してもなお、この町での学びを諦めない!

復興への歩みを進めているとはいえ、現状はまだまだ道半ばです。また、震災で想定より早く進んだ人口流出や少子高齢化により、このまま何もしなければこの町の教育は衰退の一途を辿ってしまいます。それでも私たちは、「能登にいるからこそできる学び」を諦めたくはありません。これからの能登について、教育を通して地域全体で学ぶ場であり続けるために、能登高校魅力化プロジェクトは挑戦し続けます。

町唯一の高校は、町の未来を支えていく人を育てる場でもあります。ある生徒は、奥能登地域における医師不足の現状を知り、能登で医療に従事することを目指して医学部へ。またある生徒は、地域学を通して能登の里海に関心を持ち「地域を活性化させるために地元で持続可能な水産業を実現したい」との想いで海洋学部に進みました。教科学習と地域学の取り組みによって、着実に、生徒の故郷への愛着や関心が育まれています。

学びの場づくりを通した地方創生に、私たちと、子どもたちと一緒に挑戦してみませんか? お問い合わせやご相談は大歓迎です!お気軽にご連絡ください。

まちなか鳳雛塾「ラーニングコモンズ」の様子
まちなか鳳雛塾「ラーニングコモンズ」の様子
生徒とのコミュニケーションも大切にしています
生徒とのコミュニケーションも大切にしています

募集要項

※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。

就業場所
【石川県能登町内】主に公営塾(まちなか鳳雛塾) その他能登高校・寮での勤務あり ※屋内全面禁煙
業務内容

1)能登町営まちなか鳳雛塾や能登高校での高校生の学習サポート ・高校生の学習指導および面談・ICT教材活用サポート ・高校と連携した補習や講座の運営 ※教科指導に自信のない方でも、ICT教材の活用などで対応可能です。

2)地域資源を活かした「探究的な学び」を実現する高校と地域のコーディネート ・地域学講座「鳳雛ゼミ」の企画・運営

3)公営塾に通う生徒向けイベントの企画・運営

4)公営塾やプロジェクト全体の広報・発信活動

5)高校魅力化に付随するその他の業務

※先輩スタッフや職歴8年目のベテランコーディネーターがていねいにサポートしますので、未経験の方もご安心ください。

必須経験やスキル

■必須条件 ・活動期間中、能登町に住民票を異動し居住できる方 ・都市地域等の住民であること(過疎地域、山村、離島、半島等の条件不利地域以外に住んでいること) ・基本的なPC操作スキル ・心身ともに健康で、関係者と協力しながら仕事に取り組む意志のある方

あれば歓迎する経験やスキル

■活かせる資格・経験 ・ワークショップ・イベント等の企画・運営経験 ・学習塾や個別指導等での学習指導・サポート経験 ・教員免許(必須ではありません) ・普通自動車運転免許(所持されていると生活や業務の幅が広がります) ・広報、企画、営業等各種業務経験 ・TOEIC、英検などの外国語系資格 ・海外出身スタッフの受け入れ経験あり!(日常会話または学習指導に従事できる程度の日本語能力を保持していることが望ましい)

給与

・月給 233,000円 ・賞与あり(1年目400,000円、2年目500,000円、3年目700,000円・年2回に分けて支給)

雇用形態・勤務時間

■雇用形態 能登町地域おこし協力隊員として委嘱(任期は最長3年〔36ヶ月〕) 地域団体配置型として運営会社(合同会社能登みらい創造ネットワーク)に任用〔運営会社との雇用関係〕 ※令和8年4月以降の着任となります

■勤務時間 13:00~22:00 ※8時間勤務、休憩時間1時間を含む ※フレックス・リモート勤務は一部可能(要相談)ですが、コアタイムの現地勤務は必須です。 ※担当業務の状況や適性を鑑み、契約期間中に協議のうえ勤務時間の変更を行う場合があります。 ※任期終了後の将来を見据えた活動に並行して取り組みたい方は、勤務時間を柔軟に調整することもできます。(要相談)

■休日 ・土日、祝日(完全週休2日) ※ただし必要に応じて土日・祝日の出勤可能性あり(別途振替休日を取得) ・有給休暇 ・夏季休暇 ・年末年始休暇

募集者 / 主催者
能登町企画財政課
募集者 / 主催者の
住所
石川県鳳珠郡能登町字宇出津ト字50番地1
募集者 / 主催者の
連絡先
【TEL】0768-62-8535  【メールアドレス】kikakuzaisei@town.noto.lg.jp
その他

■求める人材 ・教育を通した能登の復興を目指し、地域に根付いた学びの場づくりを能動的に推進する意欲のある方 ・高校の生徒・教員や地域住民、公営塾スタッフとのコミュニケーションを図り、地域課題探究や地域学講座の企画運営に意欲的に取り組む方 ・生徒の進路実現サポートに真摯に取り組み、面談等を通して生徒や保護者、高校教員との信頼関係を築くことのできる方 ・サードプレイスとしての運営に理解を示し、運営業務を推進することのできる方

■待遇・福利厚生 ・住居は町が用意または家賃を補助(家賃負担は基本なし) ※光熱費・通信費・自治会費等は自己負担 ・社会保険(健康保険・厚生年金保険・雇用保険)加入 ・社用車あり(私用にも利用可) ・活動に係るパソコン、消耗品、研修旅費等活動経費は、予算の範囲内で当社が貸与・負担 ・業務に支障のない兼業可能(要相談)

■選考プロセス 書類選考  ↓ 1次面接(オンライン可)  ↓ 2次面接  ↓ 採用(試用期間なし)

※現地見学は必須とさせていただきます

能登町企画財政課

このプロジェクトの地域

石川県

能登町

人口 1.36万人

能登町

能登高校魅力化プロジェクトが紹介する能登町ってこんなところ!

能登町(のとちょう)は、平成17年3月1日、能都町・柳田村・内浦町が合併して誕生しました。海、山、川と自然が豊かで海の幸や山の幸の美味しい食材がたくさんあります。伝統文化も多く残り、特に祭り文化が各地域に根強く受け継がれています。

能登高校は世界農業遺産に認定された自然と文化の残る能登の里山里海が丸ごと学びのフィールド。普通科は文系と理系コース、地域産業科は生物資源コースとビジネスコースに分かれ、農業選択では野菜や果樹の栽培や製菓、トラクターの運転を、水産選択では実習船「おおとり丸」での体験航海や漁業実習、小型船舶免許の取得に取り組みます。総合的な探究の時間では普通科と地域産業科が合同で地域課題解決を探究します。 部活動では男女ソフトテニス部やアーチェリー部のほか、陸上部、ウエイトリフティング部、商業部などが全国大会の常連。毎年全校生徒のうち1割以上が全国大会に出場しています。書道部は地域イベントで音楽に合わせた書道パフォーマンスを披露し、地域から愛されています。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

能登町では、行政や能登高校、各種地域団体、地域住民有志などによる「能登高校を応援する会」を2009年に発足し、町が一体となって町内唯一の高校である能登高校を盛り立てています。また県立高校である能登高校と行政組織の壁を越えて協働し、高校の存続・発展と町の未来を担う若い「人財」を育てるため、2016年から能登高校魅力化プロジェクトに取り組んでいます。

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