【体験できます】獣との共存を目指すジビエ解体処理施設

イベント・体験
公開:2025/07/22 ~ 終了:2026/03/31

開催日程:

2025/07/20 07:29 ~ 2026/03/31 07:29

最新情報

「興味ある」が押されました!

2025/12/03

「興味ある」が押されました!

2025/12/01

\ \ 和歌山で自分らしい働き方、生き方を見つけませんか / /

「移住に興味はあるけど、イメージが湧かない...」 「地方で何かしてみたいけど、いきなり移住するのは不安だなあ...」 そんな悩みがある方に向けて、和歌山での生活体験をご案内しています。

先輩移住者や地域の方との交流、地域案内や各地域ならではの体験を通じ、地域をより深く知っていただくため、「しごとくらし体験」の参加を募集しています。

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古くから熊野信仰の中心として栄えてきた那智勝浦町。その北西部の内陸に位置する色川地区は、昭和50年代から移住者の受け入れを始め、今では人口の約半数を移住者が占める移住の先進地域です。

「自分のできる範囲で自給自足の暮らしを実践している人もいますし、勤め人として生活し、畑仕事は全くしないという人もいます。いろんな人が暮らしていますよ」

そう話すのは、両親が移住者で自身は色川で生まれ育った原裕(ひろし)さんです。色川の暮らしを守るため獣害対策に取り組んできた原さんは、2020年に山肉(ジビエ)処理施設「だものみち」を設立しました。

「獣害対策は、捕獲に加えて、柵の設置などで被害を食い止める侵入防止対策、獣を寄りつきにくくする生息環境管理の三本柱をバランスよく行うことが大切だと一般的に言われています。

捕獲は、その一つに過ぎないのですが、この施設は捕獲した獣を有効活用する場ですので、私の中では、獣害対策の枝葉と位置付けて取り組んでいます」と原さん。

「美味しいジビエを作って売るということだけでなく、ここを体験の拠点としたい」と山里での暮らし方、生き方を考える「猟銃体験ツアー」も開催しています。

「だものみち」は、「循環」がテーマです。獣害をきっかけに資源が巡り、人々の交流が盛んになる。そんな人と野生動物との共存を目指す暮らしを体験してみませんか?

今回体験できる内容

「だものみち」の一日は、まず罠の見回りから始まります。

「獣が罠に掛かっていたら解体をします。枝肉にするまでを、捕獲した日に一気に行います。捕獲できなかった場合は追加で罠を仕掛けたり、農地を守るための柵の設置作業を行ったり。

最終的な製品として出荷するには、枝肉を4〜5日冷蔵庫で寝かせた後、骨抜きやスライスなどの精肉の作業が必要です。ペットフード作りなどにも取り組んでいますので、日々の仕事が尽きることはありません」と原さん。

まずは「だものみち」で、捕獲からジビエ商品作りまでの一端を体験させていただきましょう。

また、原さんは、梅や柚子を生産し、シロップやジャムなどの商品化まで行う「耕人舎」の自社農園管理も任されています。「だものみち」での作業を終えた後には、この農園のお手伝いにも参加し、狩猟×農業という田舎暮らしのスタイルを体験してみてください。

「自分が楽しいと感じるワクワクすることをやりたい」と話す原さんは、狩猟体験ツアーのほか、猪の骨や色川野菜で出汁をとったジビエラーメンの出張サービス、生産者と消費者をつなぐ体験レストラン「Aima」の立ち上げに関わるなど、多様な体験コンテンツを生み出してきました。

「移住して何か新しいことを始めたい、田舎にある資源を活用した体験事業を始めたいと考えている方なら、お互いにとって良い影響があると思います。そんな方にもきてもらえたら僕にとっても面白いかな」

しごと・暮らしの特徴

高校を卒業した原さんは、鹿児島の大学で家畜について学んできました。故郷を一度離れたことで、田舎の現状を俯瞰的に見ることができるようになったと話します。

「子どもの頃から獣害については認識していましたが、日本各地で起こっている共通の問題だと気づき、大学4年次には牧場の牛舎を荒らす猪の対策について研究しました」

大学卒業後は、田舎で働き隊(現・地域おこし協力隊)として地元に戻り、色川の獣害と向き合ってきた原さん。独学で狩猟を始め、狩猟免許も取得しました。

これまでずっと獣害対策に力を入れてきたからこそ、たくさんの獣を捕獲し、それを製品として販売することだけが目的になってしまうとしっくりこないのだそうです。

あくまで獣害対策の一環として捕獲された獣を無駄にせず「循環」させていくこと。それが原さんの目指す「だものみち」のあり方です。その結果として「農家さんから感謝された時が一番嬉しい」と話します。

「獣害対策において一番大事なことは、人とのコミュニケーション」

住民の獣に対する考え方は人それぞれです。だからこそ色川では、地域の獣害対策を住民主体で行う「色川鳥獣害対策協議会」を組織し、原さんもその一員として、住民との丁寧な対話を心がけながら対策に取り組んでいます。

自然や野生動物だけでなく、地域住民、猟師、農家とさまざまな人や資源が「だものみち」を核に循環していく。そのエネルギーの輪の中に加わり、自然の一部としての人間のあり方をぜひ体感してみては?

募集要項

※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。

イベント名

【しごと暮らし体験】獣との共存を目指すジビエ解体処理施設|だものみち

開催日程

2025/07/20 07:29 〜 2026/03/31 07:29

所要時間

1泊2日 ~ 2泊3日 ※1泊2日から調整可能です。 ─────────────────── 1日目(13:00~17:00) 1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認 2.「だものみち」の仕事の説明 3.仕事のお手伝い ・精肉作業 ・清掃等の施設メンテナンス ・野生動物ナイトツアー(希望者) ※実際の仕事状況によって変更があります。

─────────────────── 2日目(9:00~17:00) 1.仕事のお手伝い ・狩猟体験(罠や柵の設置) ・解体作業 ・「耕人舎」の農園管理作業 ※参加者の希望や実際の仕事状況によって変更があります。

─────────────────── 3日目(9:00~15:00) 1.仕事のお手伝い ・精肉作業 ・清掃等の施設メンテナンス 2. 地域交流体験 ・周辺環境の見学や地域の方とのふれあい 3.最後のまとめ ・体験の感想、質疑応答 ※実際の仕事状況によって変更があります。

費用

参加費:無料 宿泊費:5,000円/泊まで補助あり 食費:自費負担 交通費:自費負担

集合場所

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大野43

(公共交通機関を利用の場合) JR紀伊勝浦駅から町営バス色川線で1時間ほど

募集者 / 主催者
わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト
その他

最小催行人数:1名

わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト

このプロジェクトの地域

和歌山県

和歌山県

人口 87.56万人

和歌山県

わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクトが紹介する和歌山県ってこんなところ!

和歌山県は、本州最南端の県で一年を通じて温暖な気候と起伏に富んだ地形が豊かな自然を育んでいます。特に南部は冬でも暖かく、南国ムードにあふれています。 大阪中心部から電車や車で約1時間、関西国際空港からもリムジンバスで約40分という近さです。

公共施設、医療施設、教育施設などが充実しています。 快適で安全な生活環境を実現させるため、基幹道路網や生活道路の整備を進めています。 海水浴場や温泉などの観光資源が豊富にあり、釣りやマリンスポーツなどのレジャーが充実しています。

このプロジェクトの関連地域

和歌山県

那智勝浦町

人口 1.28万人

このプロジェクトの作成者

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東京都に住みながら、キャリアコンサルタントとして、和歌山の仕事の情報発信や、職業体験の企画をしています。

和歌山のこと、お仕事のこと、なんでもお気軽にご連絡ください。

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