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【地域おこし協力隊】三重県指定伝統工芸品「那智黒石」に携わる後継者候補を募集

お仕事
公開:2025/08/05 ~ 終了:2025/09/30

最新情報

プロジェクトの募集が終了しました。

2025/09/30

「興味ある」が押されました!

2025/09/29

世界遺産のまち熊野市で、伝統を未来につなぐ挑戦者を募集! 三重県熊野市は、紀伊半島の美しい南東部に位置する「世界遺産のまち」です。世界遺産「熊野古道」をはじめ、壮大な海と山の絶景が織りなす自然豊かな環境で、国内外から多くの観光客をお迎えしています。農林水産業と観光業が調和した、魅力あふれる地域です。 現在の人口は14,886人(2025年3月1日現在)。アットホームなコミュニティで、一人ひとりの存在が大切にされる温かなまちです。新しいアイデアと情熱を持った方々の力で、地域に新たな活力を吹き込み、持続可能な未来を一緒に創造していきませんか?

「那智黒石(なちぐろいし)」とは

熊野市神川町(かみかわちょう)でのみ産出される那智黒石は、まさに「奇跡の石」です。0.1ミクロンという極めて細かい粒子から成り、職人の手によって美しい板状に加工できる特性を持っています。磨けば磨くほど増していく漆黒の輝きは、見る人を魅了してやみません。 碁石の黒石として全国シェア99.9%を誇り、高品質な硯や試金石としても愛用されています。その歴史は古く、なんと遣唐使の時代(619~894年)から土産品として珍重されてきました!平安時代から那智山への供物とされた歴史的背景から「那智黒石」の名が生まれ、参詣者たちに愛され続けてきました。 現在では、伝統的な碁石や硯(すずり)に加え、エステストーンや美しい置物なども製作されており、三重県の誇る伝統工芸品として、また令和2年には特許庁の地域団体商標として正式に認定されています。

〇新たな担い手として、あなたの力を待っています〇 現在、那智黒石を扱う事業者は4社となり、それぞれが大切な技術と想いを受け継いでいます。この貴重な伝統技術を次世代へつなぎ、新しい可能性を切り拓く仲間を求めています。 熊野市では、那智黒石産業の更なる発展と革新を目指し、情熱と創意工夫にあふれる後継者候補を地域おこし協力隊として募集します。千年の歴史を背負いながら、未来への新しい扉を一緒に開きませんか?

(熊野那智黒石協同組合ホームページ)https://www.nachiguroishi.com/

原石を活用した商品
原石を活用した商品
原石の他にも粉末にすることでいろんな商品が作れます
原石の他にも粉末にすることでいろんな商品が作れます

新しい視点で商品製造・開発を行ってくれる方を募集します

〇新しい視点で商品製造・開発を行ってくれる方を募集します〇 那智黒石を取り扱う事業者の皆さんが結集した「熊野那智黒石協同組合」では、現在4事業者が力を合わせて伝統技術の継承と発展に取り組んでいます。 地域おこし協力隊員として参加いただく皆さんには、組合事務局や経験豊富な事業者の皆さんと共に、以下の魅力的な業務にチャレンジしていただきます。 <あなたが取り組む4つのミッション> ① 那智黒石の製造スキルを習得 職人技が光る原石製品や粉末成形品の製造プロセスを、一から丁寧に学んでいただけます。

② 全国へ魅力を発信 都市部での物産展や商談会への参加、SNS運用を通じて、那智黒石の素晴らしさを全国に広めるお手伝いをしていただきます。

③ あなたのアイデアで新商品開発 これまでに培ってきた経験や発想力を活かして、時代のニーズに応える革新的な商品開発に挑戦していただきます。

④ 那智黒石産業全体の振興をサポート 業界全体の発展につながる様々な取り組みにも参加していただけます。 充実の3年間成長ロードマップ

■1年目【基盤づくりの年】 ・温かな事業者の皆さんとの信頼関係を構築 ・地域コミュニティとの絆を深める ・職人の技を間近で学びながら加工技術の基礎を習得 ・展示会参加やSNS運用でマーケティングスキルも身につける

■2年目【スキルアップの年】 ・本格的な加工技術をマスター ・採石から製品製造、流通まで業界全体の知識を習得 ・あなたならではの新商品の企画・試作にチャレンジ

■3年目【実践・準備の年】 ・職人として製品製造を担当 ・新商品の販売戦略を立案・実行 ・独立に向けた顧客開拓と販路構築を積極的に展開

■卒業後【独立起業の実現】 ・那智黒石のプロフェッショナルとして堂々と独立 ・あなたの手で新しい那智黒石の歴史を創造

学びから実践、そして独立まで、しっかりとしたサポート体制でお迎えします。あなたの新しいアイデアと情熱で、千年の伝統に新たな価値を加えてみませんか?

原石から硯をつくる
原石から硯をつくる
自然豊かな里山 神川町
自然豊かな里山 神川町

募集要項

※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。

就業場所
熊野市神川町
業務内容

①那智黒石の製造に係る業務 ②那智黒石の更なるPRや販路拡大に係る業務 ③那智黒石の新商品開発に係る業務 ④その他、那智黒石の振興に係る業務

必須経験やスキル

【募集条件】 ①3大都市圏内の都市地域若しくは一部条件不利地域又は政令指定都市に在住しており、採用後市内の活動地区に生活拠点を移し、住民票を異動できる者 ②過疎地域の活性化に意欲があり、集落になじむ意思のある者 ③普通自動車免許を取得し、運転できる者 ④活動期間後に地区内に定住する意思がある者 ⑤地域の行事やイベントに参加・協力し、積極的に地域と関わることができる者 ⑥那智黒石のPR・加工・販売に熱意をもって取り組む意思のある者

給与

月額:193,800円(6月、12月期末手当あり) 年間総支給額の目安:280万円

雇用形態・勤務時間

【雇用期間】 委嘱日から1年間。最長で採用日から3年間まで延長可。 会計年度任用職員として市が雇用します。

【勤務日及び勤務時間】 原則平日、8時30分~16時30分まで(休憩60分) 土日勤務がある場合は代休等で対応

【勤務場所】 市内事業所(熊野市神川町)及び熊野那智黒石協同組合事務局(熊野商工会議所内)

【加入保険】 雇用・厚生・健康

【住居】 市で用意した住居(市内)に入居していただきます。

【活動に要する経費】 予算の範囲内で支給します。

【採用予定】 令和7年12月(予定) 合格者との日程調整により最短の日にちで採用予定。

募集者 / 主催者
熊野市
募集者 / 主催者の
住所
三重県熊野市井戸町796
募集者 / 主催者の
連絡先
0597-89-4111
その他

【応募手続及び場所】 (1)受付期間  令和7年9月30日(火)まで(土曜日、日曜日、祝日を除く)  午前8時45分から午後5時00分まで受付 ※郵送による場合は、当日必着有効 ※期間中でも応募状況に応じて受付を締め切る場合があります

(2)提出書類 ①履歴書 ②レポート 「自身の経験と那智黒石について」をテーマにA4用紙1枚程度(書式自由)で作成してください。

(3)受付場所 熊野市役所 商工・観光スポーツ課 商工業振興係(熊野市役所4階)まで持参か郵送で応募してください。

(4)その他 『お試し体験について』 応募にあたっては、申請書類の提出の前に「お試し体験」が必須となります。随時受け付けていますので、お気軽にご相談ください。 現地までの往復交通費は参加者負担となります。

<お試し体験プラン例>※2泊3日 1日目:熊野市内の案内(観光スポットやスーパー、病院・学校などの生活関連施設) 2日目:那智黒石の採石場・加工場の見学     那智黒石協同組合との意見交換会 3日目:市担当者との意見交換会(協力隊や移住に関して)

熊野市

このプロジェクトの地域

三重県

熊野市

人口 1.37万人

熊野市

中嶋 竜也が紹介する熊野市ってこんなところ!

三重県熊野市は紀伊半島の南東部に位置し、産業としては、農林水産業のほか、近年では世界遺産に登録された「熊野古道」をはじめ、海と山それぞれに絶景を望める場所が数多くあることから、観光客が多く訪れる「世界遺産のまち」として観光業が発展しています。  また、豊富な自然を生かしたアウトドアスポーツも人気で、海ではSUPをはじめとしたマリンスポーツ、山ではボルダリングやトレイルランニングができるほか、ソフトボールをはじめとしたスポーツ交流が盛んです。熊野市で合宿をした選手が、日本代表選手に選ばれたり、オリンピックに出場したりしたことから、いつしか「ソフトボールの聖地・熊野市」と言われるようになりました。 また、七里御浜海岸(しちりみはまかいがん)で行われる熊野大花火大会はぜひ体験していただきたい全国屈指の花火大会です。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

三重県熊野市役所で移住定住の担当をしています。三重県熊野市は豊かな自然、多くの世界遺産をもっており、子育て支援も充実しています。 新しい働き方やライフスタイルが生まれてきている今こそ、魅力ある熊野市への移住を考えてみませんか。

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