
九十九里町で、“つながり”を編み直す、まちの編集者になりませんか?
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2025/09/30「興味ある」が押されました!
2025/09/29千葉県の東部、太平洋に面した九十九里町(くじゅうくりまち)は、全長66kmにおよぶ美しい海岸線「九十九里浜」のほぼ中央に位置する、海と共に生きるまちです。東京から車で約90分、特急や高速バスでもアクセスが良く、「遠すぎず、近すぎない」心地よい距離感が魅力のひとつです。
夜明けの漁港には、黙々と網を引き上げる漁師たちの姿。 日が高くなる頃には、畑に立つ農家の軽やかな笑い声。 このまちでは、「働くこと」と「暮らすこと」が地続きにあります。
町に一歩足を踏み入れると、視界いっぱいに広がる空と海、潮風とともに香る畑の緑、そして素朴でまっすぐな人々の笑顔が迎えてくれます。ここでは、時間の流れがゆっくりと感じられ、都会では気づけなかった自分の「心の声」に耳を澄ますことができます。
九十九里町の魅力は、豊かな自然だけではありません。漁業・農業・食文化など、多様な地域資源が日常の中に息づいています。
漁業では、イワシ漁をはじめとする沿岸漁業が古くから営まれており、新鮮な魚介類やそれらを活かした加工品が地域の誇りです。農業も盛んで、ネギ、きゅうり、米などの栽培が行われています。特に直売所や農産加工品の六次化への意欲は高く、可能性にあふれています。自然環境は静かで穏やか。暖かな海と澄んだ空が広がり、子育てや移住にも適した環境として注目されています。
九十九里で挑戦する方々を発信したい
九十九里町には、すでに地域の中で挑戦している魅力的な人たちがたくさんいます。
たとえば、夜明けとともに海に出る漁師たち。代々受け継がれてきた漁法を守りながら、時代に合った加工品づくりや直販に取り組んでいる若手の姿もあります。畑では、さまざまな作物を育てる農家が、子どもたちを招いて収穫体験を行い、農と食をつなぐ活動をしています。
また、地元住民の方が開く、地元の食材をつかったカフェ。そこには観光客だけでなく、地元の若者やお年寄りもふらりと立ち寄り、世代や立場を超えた交流が生まれています。
九十九里町には、そんな“面白い人たち”がすでに動き出しているのです。
けれど、その一人ひとりの物語は、まだ地域の中ですら知られていないことが少なくありません。 「こんなに素敵な活動があったなんて、知らなかった」 そんな声が、町の人たちからもよく聞かれます。
多くの挑戦が、まだ“点”のまま。つながるはずの“線”になっていない。その背景には、「伝えたいけど、方法がわからない」「発信する場がない」という地域のリアルな課題があります。
だからこそ、今、求められているのは、まちの“編集者”のような存在です。表には見えにくい日常の中にこそ光る、地域のストーリーを丁寧に掘り起こし、言葉や写真、映像を通して町の内外に伝えていく。
住民同士が「実はこんな活動してるんだね」とお互いを知り、誇りを持ち始める。外から来た人が「このまち、おもしろい」と関わりたくなる。そんな“つながりのきっかけ”をつくるのが、今回の協力隊に託された役割です。
今回、九十九里町では、地域の人と人、行政と住民と町外からのゲストをつなぎながら、九十九里の価値を発信する地域おこし協力隊を募集します。
町にはすでに、町が運営する移住定住促進用Instagramアカウントがありますが、これを補完・拡張するような新たなアカウント運用や、Webサイト・YouTube・音声配信(ラジオ・Spotifyなど)といった多様なツールの活用を想定しています。
その中で、単なる「映え」ではない、町に根ざした発信を続けることで、やがては人と人とが自然につながる場所が生まれてくるはずです。


ミッションは、情報発信。そして、つながりの「場」づくりへ
たとえば以下のような活動ができるかもしれません。 ・中高生や地域の子どもたちと一緒に動画やラジオを企画する ・地域プレイヤーへのインタビューを続け、小さなトークイベントを開催する ・地域の様々な世代の方が気軽に情報を集めることができる場をつくる
まずはSNSなどを通じて情報発信を行いながら、さらにオフラインでも情報を広められるような仕掛けづくりに挑戦していただきたいです。
担っていただきたいことの一例はこちらです。 1)町内のプレイヤーを深く取材し、継続的に発信する 2)SNS・動画・Webなど、自分に合ったスタイルでメディアを設計・運用する 3)地域内外の人がつながる交流イベントや仕掛けづくりの場を企画・実施する 4)子どもたち・若者と一緒に音声・動画発信プロジェクトを立ち上げる 5)町民・役場・事業者を巻き込んだ、地域編集の仕組みをつくっていく
以下が3年間の活動イメージになります。 ■1年目:まちに溶け込む・信頼を築く ・地域のプレイヤー(農家、漁師、事業者、移住者など)への丁寧なヒアリングと関係構築 ・行政職員や町民との定期的な対話・雑談・顔合わせの場への参加 ・既存の発信ツール(Instagram等)の分析と可能性の整理 ・小規模な取材・発信(SNS投稿、1分動画、記事執筆)の試行 ・自分らしい発信スタイルの模索(文章/動画/写真など)
■2年目:発信を加速し、場を生み出す ・町の多様なストーリーを伝える連載コンテンツの立ち上げ(例:地域の挑戦者インタビュー) ・Webサイト、YouTube、音声メディアなど新たな媒体の立ち上げ・運営 ・学校やこどもたちとの発信活動(ラジオ制作、ドキュメンタリーなど) ・発信だけでなく、交流イベントや展示など“場づくり”の試行 ・移住者・観光客など「外の人」と「中の人」をつなぐ取り組みの設計
■3年目:循環と仕組みづくり ・地域プレイヤー自身が発信・企画できるようなスキル共有・ワークショップの開催 ・地域内で若者・住民が主体となる“まちのメディア部”や“編集部”の設立支援 ・地域の人々がつながり続ける“編集的な仕組み”の提案と引き継ぎ準備 ・自分の活動を次世代に渡すための記録づくり・イベント開催 ・場づくりの継続運用
着任後は専門家が研修などを通じて伴走支援を行う体制も整えています。多くの地域で直面している地域おこし協力隊の活動サポートにおける問題を町として改善していくために体制づくりにも力を入れています。
○今回のプロジェクトを通じて会いたい人はこんな人。 ・地域の人に「話を聞きに行く」のが好きな方 ・情報発信の経験がある/やってみたいという想いがある方 ・写真・動画・文章・SNSなど、何かしらの「届ける」スキルを活かしたい方 ・地域に入り込み、場づくりに関わってみたい方 ・「子どもたちが大人の背中を見られるまち」に共感する方
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
このような活動は、ほとんどの方にとって、初めての挑戦になると思います。だからこそ、地域の方々と一緒に悩みながら、つくり上げていく面白さがあります。
着任される協力隊の皆さんの挑戦が、地域の皆さんの新たな挑戦につながることを目指していきたいです。
ご応募お待ちしています。


募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
(1)町内外への情報発信業務 (2)人と人をつなぐ交流業務(場づくり) (3)移住促進に関する業務 (4)その他、町の活性化に関する業務
なし
【固定費】月額266,000円(予定) 【活動費】165,000円×活動月数を上限とする額 (町に提出いただく活動計画書および活動報告書に基づき予算の範囲内で支払います。)
初年度は委嘱日から令和8年3月31日まで。 次年度からは年度ごとに委嘱し、最長で3年間となります。 ※個人への業務委託です。町との雇用契約はありません。契約期間は委嘱機関と同じです。
住所
連絡先
【福利厚生】 ・隊員と町の関係は業務委託契約のため、健康保険、年金等の社会保険は各自で加入してください。 ・住居は各自で確保してください。なお、住居借上費用は活動費に含みますが、光熱水費や共益費については活動費の対象外とします。
【応募条件】 ・3大都市圏をはじめとする都市地域等に在住し、隊員として採用された場合に九十九里町に居住し住民票を異動できる方 ・人とのつながりを大事にし、人とのつきあいが好きな方 ・心身ともに健康で、誠実に職務を行う事が出来る方
【応募方法】 ・九十九里町地域おこし協力隊応募用紙、住民票を九十九里町企画政策課にご提出ください。 (九十九里町企画政策課 〒283-0195 千葉県山武郡九十九里町片貝4099) ※詳細は以下の九十九里町ホームページをご参照ください。 https://www.town.kujukuri.chiba.jp/0000003412.html
【応募期間】 令和7年8月4日から9月30日まで
【選 考】 ・一次選考 書類選考 ・二次選考 九十九里町での面接
九十九里町
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

九十九里町
人口 1.34万人

千葉県九十九里町が紹介する九十九里町ってこんなところ!
千葉県の東部、太平洋に面した九十九里町(くじゅうくりまち)は、全長66kmにおよぶ美しい海岸線「九十九里浜」のほぼ中央に位置する、海と共に生きるまちです。東京から車で約90分、特急や高速バスでもアクセスが良く、「遠すぎず、近すぎない」心地よい距離感が魅力のひとつです。
夜明けの漁港には、黙々と網を引き上げる漁師たちの姿。 日が高くなる頃には、畑に立つ農家の軽やかな笑い声。 このまちでは、「働くこと」と「暮らすこと」が地続きにあります。
町に一歩足を踏み入れると、視界いっぱいに広がる空と海、潮風とともに香る畑の緑、そして素朴でまっすぐな人々の笑顔が迎えてくれます。ここでは、時間の流れがゆっくりと感じられ、都会では気づけなかった自分の「心の声」に耳を澄ますことができます。
九十九里町の魅力は、豊かな自然だけではありません。漁業・農業・食文化など、多様な地域資源が日常の中に息づいています。
漁業では、イワシ漁をはじめとする沿岸漁業が古くから営まれており、新鮮な魚介類やそれらを活かした加工品が地域の誇りです。農業も盛んで、ネギ、きゅうり、米などの栽培が行われています。特に直売所や農産加工品の六次化への意欲は高く、可能性にあふれています。自然環境は静かで穏やか。暖かな海と澄んだ空が広がり、子育てや移住にも適した環境として注目されています。
このプロジェクトの作成者
千葉県の東部、太平洋に面した九十九里町(くじゅうくりまち)は、全長66kmにおよぶ美しい海岸線「九十九里浜」のほぼ中央に位置する、海と共に生きるまちです。東京から車で約90分、特急や高速バスでもアクセスが良く、「遠すぎず、近すぎない」心地よい距離感が魅力のひとつです。
















