
つくる人の想いをつなぎ、九十九里の一次産業を伝える地域おこし協力隊募集
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2025/09/30「興味ある」が押されました!
2025/09/23千葉県の東部、太平洋に面した九十九里町(くじゅうくりまち)は、全長66kmにおよぶ美しい海岸線「九十九里浜」のほぼ中央に位置する、海と共に生きるまちです。東京から車で約90分、特急や高速バスでもアクセスが良く、「遠すぎず、近すぎない」心地よい距離感が魅力のひとつです。
夜明けの漁港には、黙々と網を引き上げる漁師たちの姿。 日が高くなる頃には、畑に立つ農家の軽やかな笑い声。 このまちでは、「働くこと」と「暮らすこと」が地続きにあります。
町に一歩足を踏み入れると、視界いっぱいに広がる空と海、潮風とともに香る畑の緑、そして素朴でまっすぐな人々の笑顔が迎えてくれます。ここでは、時間の流れがゆっくりと感じられ、都会では気づけなかった自分の「心の声」に耳を澄ますことができます。
九十九里町の魅力は、豊かな自然だけではありません。漁業・農業・食文化など、多様な地域資源が日常の中に息づいています。
漁業では、イワシ漁をはじめとする沿岸漁業が古くから営まれており、新鮮な魚介類やそれらを活かした加工品が地域の誇りです。農業も盛んで、ねぎ、きゅうり、米などの栽培が行われています。特に直売所や農産加工品の六次化への意欲は高く、可能性にあふれています。自然環境は静かで穏やか。暖かな海と澄んだ空が広がり、子育てや移住にも適した環境として注目されています。
あなたのアイデアが、まちに息を吹き込む
「作ったものを、もっとたくさんの人に届けたい」 「話してみたら、同じように悩んでいる人がいた」 「このまちには、まだまだ可能性があると思う」
これらは、実際にワークショップで交わされた地元の人たちの言葉です。
暮らしの中で感じている小さな違和感や希望。誰かに聞いてほしい、でもどう言葉にすればいいのか分からない。そんな想いが、対話を通して少しずつ形になっていくのを、私たちは目の当たりにしてきました。
九十九里町には、代々受け継がれてきた農業や漁業、季節の恵みを活かした豊かな食文化、美しい海辺の風景といった、まるで宝物のような地域資源があります。けれど、それを活かしきるための「仲間」や、「想いを届ける手段」は、まだ充分に整っているとは言えません。
このまちに息づく魅力を、もっと多くの人に知ってもらいたい。 地域のなかで挑戦している人たちの声を、埋もれさせたくない。 そして、まだ見ぬ誰かの一歩が、このまちの未来をもっと面白くしてくれるかもしれない。
だからこそ、私たちは今、「人と人」「想いと場所」「課題と解決」をつなぐことができる人を求めています。あなたの視点や感性が、このまちに新しい風を吹き込むことを、私たちは心から期待しています。


地域おこし協力隊が担う「つなぎ手」の役割
今回募集する地域おこし協力隊では、農業・漁業・食にまつわる地域の資源や担い手を見つめ直し、それぞれの想いやチャレンジを「つなぎ」、「届け」、新しい価値として育てていく人を募集します。
地域おこし協力隊の活動期間は3年間です。 ■1年目:暮らしに入り、関係性を築く ①地域に根ざす 地元に住み、日常生活を通して風土・文化を体感。 地域行事(祭り・朝市・漁港の手伝いなど)に積極的に参加。 ②人とつながる 農家や漁業者、加工業者などキーパーソンとの日常的な会話を重ねる。 小さな「お願いごと」に応えることで信頼を積み重ねる。 ③課題やニーズの発掘 ワークショップや雑談から、「言語化されていない困りごと」や「眠っているアイデア」に耳を傾ける。
■2年目:つなぎ、かたちにする ①情報発信の仕組みづくり 生産者インタビューや商品紹介をSNSや動画で発信。 特産品を紹介するミニ冊子やWebコンテンツの作成。 地域の“人”にフォーカスした発信でファンづくり。 ②小さなアクションを始める 地元高校と連携し、農業体験+発信ワークショップを開催。 生産者と一緒に「試験的なマルシェ」やポップアップショップを実施。 加工品のパッケージ改善や見せ方の工夫にも着手。 ③新たな出会いを生む場づくり 外部から訪れる人と地元の人が自然につながる交流会を企画。 “九十九里ファン”を増やすための地域ツアーや体験イベントも検討。
■3年目:地域と共に育て、未来につなぐ ①活動の仕組み化・自走支援 自ら立ち上げたマルシェや情報発信のチームを、地域の人に引き継げる形へ。 生産者同士の横のつながりづくりも意識。 ②次世代への橋渡し 若者がまちに関わり続けられるプロジェクトを育てる。 例)大学生×農家のインターン、動画制作プロジェクトなど。 ③外部プレイヤーとの連携強化 外部のデザイナーや食の専門家との協働で、地域資源に新たな価値を加える。 企業や大学と連携した「地域づくりモデル」の確立も視野に。
着任後の1年間は、まず「地域の一員になること」から。地域に溶け込み、日常を共にし、信頼関係を少しずつ築いていきましょう。
着任後は専門家が研修などを通じて伴走支援を行う体制も整えています。多くの地域で直面している地域おこし協力隊の活動サポートにおける問題を町として改善していくために体制づくりにも力を入れています。
○今回のプロジェクトを通じて会いたい人はこんな人。 ・話を「聞く」ことが得意な方 ・地域の人とじっくり関係を築きたい方 ・「発信する力」を活かしたい方 ・地域のエネルギーを引き出し、広げていきたい方 ・自然と共に生きる暮らしに魅力を感じる方
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
このような活動は、ほとんどの方にとって、初めての挑戦になると思います。だからこそ、地域の方々と一緒に悩みながら、つくり上げていく面白さがあります。
着任される協力隊の皆さんの挑戦が、地域の皆さんの新たな挑戦につながることを目指していきたいです。
ご応募お待ちしています。


募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
九十九里町の産業(農業・漁業・水産加工業・飲食業等)の情報を発信し、地域住民と一緒にまちづくりを行っていただきたいです。
担っていただきたいことの一例はこちらです。 1)地元の生産者との関係構築と日常の対話 2)地域資源(農産物・水産物)の魅力を伝える発信(SNS、冊子、映像等) 3)地元産品の見せ方や伝え方の工夫、販売支援 4)地域内外の人が出会える場の企画(マルシェ、勉強会、交流会など) 5)地元中高生との関わりを通じた「次世代への橋渡し」
なし
【固定費】月額266,000円(予定) 【活動費】165,000円×活動月数を上限とする額 (町に提出いただく活動計画書および活動報告書に基づき予算の範囲内で支払います。)
初年度は委嘱日から令和8年3月31日まで。 次年度からは年度ごとに委嘱し、最長で3年間となります。 ※個人への業務委託です。町との雇用契約はありません。契約期間は委嘱機関と同じです。
住所
連絡先
【福利厚生】 ・隊員と町の関係は業務委託契約のため、健康保険、年金等の社会保険は各自で加入してください。 ・住居は各自で確保してください。なお、住居借上費用は活動費に含みますが、光熱水費や共益費については活動費の対象外とします。
【応募条件】 ・3大都市圏をはじめとする都市地域等に在住し、隊員として採用された場合に九十九里町に居住し住民票を異動できる方 ・人とのつながりを大事にし、人とのつきあいが好きな方 ・心身ともに健康で、誠実に職務を行う事が出来る方
【応募方法】 ・九十九里町地域おこし協力隊応募用紙、住民票を九十九里町企画政策課にご提出ください。 (九十九里町企画政策課 〒283-0195 千葉県山武郡九十九里町片貝4099) ※詳細は以下の九十九里町ホームページをご参照ください。 https://www.town.kujukuri.chiba.jp/0000003412.html
【応募期間】 令和7年8月4日から9月30日まで
【選 考】 ・一次選考 書類選考 ・二次選考 九十九里町での面接
九十九里町
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

九十九里町
人口 1.34万人

千葉県九十九里町が紹介する九十九里町ってこんなところ!
千葉県の東部、太平洋に面した九十九里町(くじゅうくりまち)は、全長66kmにおよぶ美しい海岸線「九十九里浜」のほぼ中央に位置する、海と共に生きるまちです。東京から車で約90分、特急や高速バスでもアクセスが良く、「遠すぎず、近すぎない」心地よい距離感が魅力のひとつです。
夜明けの漁港には、黙々と網を引き上げる漁師たちの姿。 日が高くなる頃には、畑に立つ農家の軽やかな笑い声。 このまちでは、「働くこと」と「暮らすこと」が地続きにあります。
町に一歩足を踏み入れると、視界いっぱいに広がる空と海、潮風とともに香る畑の緑、そして素朴でまっすぐな人々の笑顔が迎えてくれます。ここでは、時間の流れがゆっくりと感じられ、都会では気づけなかった自分の「心の声」に耳を澄ますことができます。
九十九里町の魅力は、豊かな自然だけではありません。漁業・農業・食文化など、多様な地域資源が日常の中に息づいています。
漁業では、イワシ漁をはじめとする沿岸漁業が古くから営まれており、新鮮な魚介類やそれらを活かした加工品が地域の誇りです。農業も盛んで、ねぎ、きゅうり、米などの栽培が行われています。特に直売所や農産加工品の六次化への意欲は高く、可能性にあふれています。自然環境は静かで穏やか。暖かな海と澄んだ空が広がり、子育てや移住にも適した環境として注目されています。
このプロジェクトの作成者
千葉県の東部、太平洋に面した九十九里町(くじゅうくりまち)は、全長66kmにおよぶ美しい海岸線「九十九里浜」のほぼ中央に位置する、海と共に生きるまちです。東京から車で約90分、特急や高速バスでもアクセスが良く、「遠すぎず、近すぎない」心地よい距離感が魅力のひとつです。
















