
未来への挑戦!持続可能な米づくりイノベーション【地域おこし協力隊募集】
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2025/11/27「興味ある」が押されました!
2025/11/26◆持続可能な農業で地域の未来を一緒につくりませんか?◆
日本の農業は、今、難しい局面を迎えています。 耕作放棄地が広がり、畑は荒れ、農家さんの高齢化が進み、後を継ぐ若者もいない・・・
これは決して「農業は大変そうだから」「人がいない」という表面的な理由だけではありません。 その根底には、「頑張っても報われない」という、農業の厳しい収支構造が横たわっているのです。
農作物の価格は、近年の物価高の影響で上がっているように見えます。そのため、農家さんが儲かっていると思われがちですが、実はそうではありません。 生産に必要な燃料や肥料、資材の値段ばかりが上がり、農家さんが手間暇かけて作った作物は、安い価格でしか売れず、一生懸命働いても十分な収入を得ることが難しい状況が続いています。
こうした「儲からない」という厳しい現実があるため、新しく農業を始めたいという若者が少なくなってしまい、後を継ぐ人が見つからないという問題が起きています。また、年齢を重ねるにつれ体力的にきつくなる中、収益の低い畑を維持していくのは難しく、結果として耕作放棄地が増えてしまっているのです…
================ この状況を打破するため、私たちは主食である「お米」にこそ、農業の持続可能な未来があると考え、【節水型乾田直播】という新しい栽培方法を導入し、「農業で生活できる」つまり「稼げる農業」のビジネスモデルを確立するプロジェクトを立ち上げました。
その名も””めぐりん米イノベーション事業””。
これは単なる栽培技術の革新ではありません! 私たちはこの事業を通じて、農業が希望に満ちた魅力的な仕事であることを証明し、耕作放棄地の解消と後継者不足の解決を目指します。 これは、地域の食と農を守るための未来への挑戦なのです! ================
◆この挑戦に情熱を持って取り組み、南三陸町の農業を環境的にも経済的にも持続可能な産業へと変えていく仲間を、地域おこし協力隊として募集します!
※めぐりん米…家庭や事業所から出た生ごみを活用した資源循環型のブランド米です。
なぜ運送会社が米づくりに取り組むのか?
南三陸町では、活動実績のある町内の事業所・団体が直接雇用する「企業雇用型」制度を採用しています。 今回、受け入れ事業者となる有限会社山藤運輸さんは、「想いを運ぶ 未来につなぐ」をスローガンに、物流を通じて人々の仕事や生活を支え、地域の発展に貢献している運送会社です。
― 運送会社の彼らが、なぜ農業に取り組むのか?―
そのきっかけは、東日本大震災でした。 震災により物流が途絶する中、運送会社として緊急輸送を続ける中で、食料を確保することの難しさを痛感したのです。 この経験から、地域の持続的な発展には、物流だけでなく「食」と「農業」の安定が不可欠だと強く感じるようになりました。
最初は、液肥の散布や農作業を手伝うことから始め、地域の農家さんと交流を深めるうちに、高齢化による後継者不足や耕作放棄地の増加といった、厳しい現実を目の当たりにしました。 震災後、沿岸部を支えてくれた農家さんたちが今、危機に瀕している。 この状況を放っておけず、運送業の枠を超え、農業を本格的に開始しました。
■なぜ、節水型乾田直播栽培にするの? 乾田直播は、水を張らない状態で種を直接まく栽培方法です。 そこに、あまり水を使用しない節水型にすることで、従来の稲作に比べ、次のようなメリットがあります。 【大幅な水の使用量を削減できる】 → 水源が少ない地域でも安定した稲作が可能です。また、近年の環境変化による水不足にも対応することができます。 【初期投資や労力を削減できる】 →育苗の手間や費用がかからず、より少ない人数で効率的に作業を進められます。 【農地を維持・管理できる】 →大規模な圃場(ほじょう)でも、少人数で管理することができ、耕作放棄地の増加を防ぐことにもつながります。


3年間の活動イメージ
■協力隊3年間のイメージ 1年目:研修会・講習会等に参加しての乾田直播栽培技術習得。 耕作放棄地及び遊休農地の開墾等(目標2ha)。 必要資格習得(大型免許及び大型特殊免許、ドローン免許)
2年目:ドローンを活用した播種及び防除研修。 乾田直播栽培実装試験。開墾(目標1年目の2ha+3ha)。 栽培方法の確立、マニュアル化。めぐりん米6次産業化に向けて取り組む。
3年目:2年目の活動範囲を広げつつ、稲作栽培目標10ha。 マニュアル化した栽培方法を広める。 めぐりん米6次産業化、新たな地域の名物に。
※今回のミッションは、簡単なものではないかもしれません。 ですが、あなたは一人ではありません!受け入れ事業者となる有限会社山藤運輸さんには、すでに農業のプロである、頼れる先輩がいます。
■こんな方を求めています ・農業への情熱と探究心がある方 ・地域住民や生産者とのコミュニケーションを大切にできる方 ・自ら考え、行動できる方 ・新しいチャレンジにワクワクできる方 ・ビジョンに共感し、一緒に事業を成長させていきたいという熱意を持つ方
必要な知識や技術を惜しみなく教えてくれるので、共に学び 挑戦することで、あなた自身の成長にもつながるでしょう。 そして、あなたのその力が、この地域の未来を創る大きな力となるのです!
▼募集や活動内容に関して、ちょっとでも疑問があれば、なんでも聞いてください!


募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
■主な業務 南三陸町での液肥を活用した「めぐりん米」の栽培をブラッシュアップし、少人数で現存する農地を活用・維持管理していく。後継者問題や収益構造の改善、気候変動に対応した稲作を推進する。 ・めぐりん米栽培の省力・能率化、技術革新 ・持続可能な栽培方法の確立及び調査研究 ・6次産業化による地域生産物の販路拡大・交流人口増加・担い手育成
・普通自動車免許 ・パソコン操作(Word、Excel、PowerPoint)
・中型免許 ・フォークリフト免許 ・大型特殊免許 ・ドローン免許 ・農業経験があればなお可
【月給】250,000~260,000(手当含む)
【雇用形態】正社員(地域おこし協力隊として3年間) 【勤務時間】8時~17時(1日8時間) ※業務により、繰上げ繰下げることがある。 【休日】週休二日制(シフト制)、年間休日105日
住所
連絡先
【待遇・福利厚生】 社会保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険)
南三陸町移住・定住支援センター
このプロジェクトの地域

南三陸町
人口 1.03万人
南三陸町移住・定住支援センターが紹介する南三陸町ってこんなところ!
南三陸町は、宮城県の北東部に位置しており、人口が約1万2000人、面積が163.7㎢の小さな町。 森・里・海の距離が近く、自然の豊かさと美味しい食べ物。そして地域の人々の温かさや魅力がギュっと詰まったコンパクトな町です。
2011年3月の震災では大きなダメージを受けましたが、復興と共に持続可能なまちを目指し、未来に向けた様々な取り組みを行っています。 前に進む人々の力強さと新しいことにチャレンジする力はどの地域にも負けません!
そして地元の方も移住者も、みんなで町を良くするために何が出来るかを考えつつ、 楽しみながら生活しています。少しでもピンと来た方は、お気軽に「南三陸町移住・定住支援センター」までご連絡ください!
このプロジェクトの作成者
南三陸町移住・定住支援センターです。 南三陸町での暮らし・仕事・住まいなど、なんでもご相談ください! 本気で移住のご相談はもちろん、「どんな町か知りたい」「とりあえず話を聞いてみたい」という方もお気軽にご連絡ください♪ 沢山の方に南三陸を知っていただければと思います。


















