募集終了

みんなのカーボンニュートラル新聞をつくろう!小学生から脱炭素を広げる仕事

お仕事
公開:2025/09/12 ~ 終了:2025/10/19

最新情報

プロジェクトの募集が終了しました。

2025/10/19

経過レポートが追加されました!「説明動画ができました!」

2025/10/04

今回募集する地域おこし協力隊員は、未来をになう小学生たちと一緒に、地域の大人や事業者に「カーボンニュートラル」の大切さを伝える「壁新聞」をつくり、地域に根付く脱炭素の思考と行動を推進していくお仕事です。「壁新聞」というと小さいことと思うかもしれませんが、未来をになう子どもたちと「日本のローカルから世界規模の課題解決に貢献する」壮大なビジョンを描くことができる、面白い企画なのでは!?と思っています。協力隊員になってくださった方には、3年間かけて、地域の「カーボンニュートラル」をになうキーパーソンになってもらえたら嬉しいです。

暮らしを守るために、脱炭素を広めたい

佐賀県小城市は、広大な佐賀平野の西部に位置するまち。起伏が少なく、日当たりの良い立地に恵まれています。北部には県立自然公園である「天山」がそびえ、南部は日本一の干潟・有明海に面し、絶滅危惧種のムツゴロウやシオマネキの保護区があります。

そんな自然環境豊かな小城市は、令和4年に「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。国内の宣言自治体数は地方公共団体の約66%に達していますが(令和7年6月時点)、令和元年と3年に豪雨被害に見舞われ、危機を持って経験した小城市の本気度と行動力は、際立っています。

小城市はその後、全国で初めて、市役所の約300台もの駐車スペースにカーポート型太陽光パネルを導入。市役所の年間使用電力の94%をまかない、防災強化を実現した一大プロジェクトですが、「実は市民の反応は薄くて……」と肩を落としているのが、小城市役所環境課の職員たち。「駐車場に屋根がついて贅沢だねと言われるけれど、ソーラーパネルだと気づいてくれる人は少ない」。だからこそ、啓発活動により一層取り組み、「市民や事業者と、本気で2050年までに温室効果ガスの排出ゼロを目指したい」と意欲を燃やしています。

具体的な業務内容

活動の種まきは、地域の放課後児童クラブの小学生たちと「カーボンニュートラル」について、一緒に考えるところから。エコ発電に限らず、再生エネルギー、省エネ、ゴミ削減、植林、リサイクル……カーボンニュートラルにつながる具体的な取り組みは、実は小城市民の生活の中にあるのではないかと思っています。子どもたちと学びを深めながら、公共施設等に張り出す「壁新聞」を定期発行していく編集長のような、部活動の顧問の先生のような役割が、協力隊員のお仕事です。

小学生からスタートし、市民、そして小城市で経済活動を行う事業者に認知を広げることが、この活動の目的です。事業者には多くの従業員を抱える企業のほか、個人経営のお店もあり、内容の伝わりやすさと情報の届きやすさを検討した結果、壁新聞をつくることにしました。小学生でも理解ができる言葉を使ったり、写真やイラストを効果的に取りいれたり。壁新聞は、専門用語が並ぶ資料ではなく、知識がない方にもカーボンニュートラルが身近に感じられるような、やさしい記事をイメージしています。

経営者の中には、インターネットよりも紙媒体のほうが目につきやすい方も多く、壁新聞を各所に張り出すことで、日常的にカーボンニュートラルに触れる機会が生まれます。もちろん、InstagramなどのSNSでも発信し、地域の大人や事業者に未来志向の行動と脱炭素経営を呼びかけていきましょう。任期の3年間で関連する資格等も取得しながら、最新の知見と行動力を合わせ持つ「脱炭素アドバイザー」を目指してみませんか?

駐車場の「屋根」じゃなくてソーラーパネルなんです
駐車場の「屋根」じゃなくてソーラーパネルなんです
集中管理システムで常時モニタリングしています
集中管理システムで常時モニタリングしています

小学生と学びながら、脱炭素アドバイザーを目指しませんか?

全国に先駆けて脱炭素を力強く推進している小城市ですが、実は市役所や市内にアドバイザー役となる「専門家」は、まだいません。佐賀県全域を見渡しても専門的な知識を持っている市民がほとんどいない現状を考えると、将来の専門家枠としての未来も描けるのが、今回の仕事の魅力の一つかもしれません。

活動イメージ

<1日のイメージ> 8:30 出勤、朝礼、スケジュール確認 9:00~12:00 情報収集(地域に出る、リサーチする) 12:00~13:00 昼休憩 13:00~16:00 児童クラブ訪問、Instagram発信 16:00~16:45 事務作業、メールチェック、退勤

<1週間のイメージ> 月曜日:担当職員との週1ミーティング、情報収集 火曜日:講座やワークショップの企画づくり 水曜日:休み 木曜日:壁新聞作成 金曜日:スキルアップ 土曜日:休み 日曜日:休み ※イベント時など土日祝の出勤あり(振替対応)

<3年間のイメージ> ●1年目:小城市と脱炭素について知ろう(地域になじみ、情報を把握する) 前半:あいさつ回り、児童クラブ訪問、SNSの開設・運用、壁新聞発行開始、スキルアップ 後半:小学生と一緒に講座・ワークショップをする 【目標】着任半年後を目安に壁新聞を1回発行する。着任して市民や事業者に脱炭素に関わる人材として認知される

●2年目:子どもたちをサポートする脱炭素人材になろう 1年目の内容を踏襲しつつ、企画と実践(講座・ワークショップ)から発信(SNS・壁新聞)の流れを確立する。 【目標】事業者から相談を受けたとき、環境課など必要な機関へ適切につなぐことができるようになる。

●3年目:地域のみんなをサポートする脱炭素人材になろう 2年目の内容を踏襲しつつ、退任後を見据えて活動していく。小学生やその家庭と一緒に展開する隊員の活動に事業者を巻き込み、脱炭素への取り組みを促す。 【目標】事業者から相談を受けたときに、必要なアドバイスができるようになる。資格取得など。 ●退任後:小城市役所(正職員・会計年度任用職員)や、市内外の企業に就職して、できれば小城市に定住してほしいと考えています。または脱炭素の有資格者として独立し、以降もカーボンニュートラルに取り組む地域人材になってくれたら嬉しいです。

こんな人に向いています!

  • カーボンニュートラルや脱炭素に興味がある人
  • 脱炭素を学ぶ意欲がある人
  • 小学生以上の子どもと関わることを楽しめる人
  • 脱炭素の専門家を目指す向上心がある人
  • 壁新聞のような、ものづくりが好きな人
未経験歓迎!小学生と一緒に学んでいきましょう!
未経験歓迎!小学生と一緒に学んでいきましょう!
担当の古賀です!やりがいを感じられる仕事です。仲間になってください!
担当の古賀です!やりがいを感じられる仕事です。仲間になってください!

募集要項

※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。

就業場所
小城市役所
業務内容

小城市民や小城市内の事業者へカーボンニュートラルを普及啓発すること。最初は、小学生と連携した取り組みから始めていき、徐々に大人や事業者も巻き込んでいくイメージです。 ① カーボンニュートラルを学び、壁新聞をつくる 放課後児童クラブの小学生たちと一緒にカーボンニュートラルを学んで壁新聞をつくります。 協同する対象:小学生(市内に8校ある児童クラブと連携、そこからの発展も視野に) 方法:講座・ワークショップ・ボードゲームなど 内容:自然体験・実験、未来について考える時間など。小学生と学びながら、小学生にもわかる言葉で壁新聞にまとめ、情報発信していきます。 ② 情報発信 (1)壁新聞  掲示場所:学校・職場(企業)、公共施設  頻度:年4回(3ヶ月に1回) (2)Instagram  頻度:週2回程度 ③ スキルアップ 講座や研修を受講したり、本で学習したりしながら知識を得て、経験を積む。資格取得を目指してもOK。(例)脱炭素アドバイザー、カーボンニュートラル検定、炭素会計アドバイザーなど ④ 共通業務 定例ミーティング(週1回)、日報および月報の作成、活動報告会(年1回)など

必須経験やスキル

・子どもとも大人ともコミュニケーションをとり、楽しく人と対話ができる ・情報発信ができる程度の基礎的な文章力がある ・PC操作(オフィス、ホームページなど庁内のシステム操作) ・SNSを最低限使うことができる ・普通自動車運転免許

<募集対象> ①三大都市圏や政令指定都市の都市地域(過疎、山村、半島等の地域に該当しない市町村)から小城市内へ、採用までに住民票を移動できる方(特別交付税措置に係る地域要件確認表に準じた要件となります) ②地方公務員法第16条に規定する一般職員の欠格事項に該当しない方 ③心身がともに健康で、かつ、誠実に職務を遂行できる方 ④小城市地域おこし協力隊として委嘱の際に、生活の拠点を小城市に移し、小城市の住民基本台帳に記録されることができる方 ⑤普通自動車運転免許を取得している方 ⑥パソコン操作(ワード、エクセル、パワーポイントなど)ができる方 ⑦暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に規定する暴力団そのほか反社会的団体又はそれらの構成員に該当しない方

あれば歓迎する経験やスキル

・脱炭素の知識・経験・資格 ・広報の知識、技術 ・ボランティア経験 ・教員、学童指導などの経験

※真摯に取り組み、脱炭素人材を目指す方であれば未経験でも大歓迎です。こどもたちや環境課職員と一緒に学んでいきましょう!

給与

月額 250,000円 ※賞与なし ※通勤手当の支給あり ※税、社会保険料、雇用保険料等の本人負担分が、上記金額から差し引かれます。

雇用形態・勤務時間

雇用形態:会計年度任用職員 令和8年1月以降に委嘱予定(着任時期は相談できます。) ※隊員としての活動期間は最長3年(年度ごとの更新による) 勤務日数:週4日 勤務時間:8:30~16:45 または 9:00~17:15(7時間15分勤務) 社会保険:厚生年金、共済保険、雇用保険に加入 住居支援:家賃補助5万円まで(月額上限)、敷金礼金補助15万5千円まで(上限) 休日:水(平日1日、変更相談可)土日祝(振替あり)、時間外勤務手当あり 有給休暇:半年後に7日、翌年度8日、3年目は9日。繰越あり(最大15日) 副業:可(要相談) 貸出(リース):PC(庁内用)、タブレット(外出用)、車(業務外出用)

募集者 / 主催者
小城市環境課
募集者 / 主催者の
住所
佐賀県小城市三日月町長神田2312番地2
募集者 / 主催者の
連絡先
kankyou@city.ogi.lg.jp
その他

〔一次選考〕 書類選考の上、合否を文章で通知します。 〔二次選考〕 一次選考合格者を対象に、2泊3日のおためし地域おこし協力隊に参加いただき、現地(小城市内)で実施します。 〔おためし地域おこし協力隊〕 日 時:令和7年11月7日(金)~9日(日)(2泊3日) 場 所:小城市役所および小城市内 内 容:(予定)小城市の案内・地域交流会・面接 ※二次選考に要する交通費等は個人負担とします。 ※宿泊施設は市が手配し、代金の個人負担はありません。 〔応募〕 まずは「応募したい」ボタンをお願いいたします。 必要書類を下記よりダウンロードしてご提出ください。 〔募集詳細・応募申込書・提出先はこちら〕 ▷小城市ホームページ https://www.city.ogi.lg.jp/main/47688.html ▷佐賀県地域おこし協力隊ネットワーク https://saga-kyoryokutai.net/bosyu/2025ogi_hokenshi/   +++おわりに+++ 小城市地域おこし協力隊募集記事をご覧くださりありがとうございます。皆様とお会いできることを楽しみにしております!

小城市環境課

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

佐賀県

小城市

人口 4.18万人

小城市

佐賀県小城市が紹介する小城市ってこんなところ!

小城市は広大な佐賀平野の西側にあり、県庁所在地・佐賀市に隣接している地域です。 佐賀駅から市内の駅までは電車で10〜15分、車でも約20分の位置にあるため、佐賀市に通勤する市民も多い土地柄です。福岡や長崎へもアクセス良好。市内は、北部の山「天山」から南部の「有明海」まで、端から端まで車を使うと往復1時間以内で移動できます。

名水百選に選ばれた清水川や天山山系の伏流水など、おいしい水に恵まれた地域です。お米(棚田米)など農作物がおいしいのはもちろん、佐賀の代表的銘菓「小城羊羹」や人気ブランドの酒蔵、鯉料理など、地産地消の食文化も豊か。

小城市は地域交流の一環で、子どもから大人までスポーツ活動が盛んな地域です。出身者には、プロ野球選手や監督、サッカー選手、ソフトボール選手、国代表クラスの陸上選手なども。市役所内にも野球やサッカーの部活動があり、職員の交流の場になっています。

小城の暮らしあれこれ

\\ 日用品のお買い物は?// スーパー、ドラッグストア、コンビニと揃っているので、困ることはありません。

\\ 車は必要? // 鉄道やバスが走っていますが、本数は多くありません。自家用車があるほうが自由度が高く暮らせます。

\\ 移住者はいる? // たくさんいます。佐賀市も近く、4つの町が合併して生まれた市ということもあり、いろんな人が暮らしていますよ。

\\ 協力隊はいる? // 現在、2名が活躍しています。 ▷髙橋さん https://www.instagram.com/ogi_pottering/ ▷草間さん https://www.instagram.com/ogiphoto.saga/ 過去にも、棚田集落や空き家といった業務に携わり、退任後に定住されている方もいます。

\\ 協力隊募集イベントはある? // 9/20・21「ふるさと回帰フェア」(東京国際フォーラム) https://event.furusatokaiki.net/fair2025/ 10/9「オンライン質疑応答会&交流会」 https://forms.gle/v8tCScknrDWf5emVA

このプロジェクトの作成者

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佐賀県小城市です。

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